上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
<ストーリー>
広大な敷地と近代的な設備を誇る聖モーゼス学園。そのモーゼス学園に、ある日「魔」が降臨しました。その名は美傀(みいじゃ)。この世に真・淫魔界を生み出すため、美傀は手始めに学園の学生らをその下僕としていきます。
一方、そんな美傀の存在を感知した者もいました。日本の地下に巨大な施設を作り上げた「財団」。その教祖ともいうべき「僧正」その人です。僧正は美傀の霊的バイブレーションを辿り、聖モーゼス学園に蓼科沙羅(たてしなさら)を送り込みます。
今日も一人、また一人と、美傀の靡・淫術により欲望の淵に落ち込む学生が増えるなか、沙羅は…(ゼロアニメーションより)
<感想>
始まってからしばらく、説明的なセリフやちょっとダサめの寸劇が続き、面白くないなあ、と思いながら見ていたのですが、三分の一程度過ぎたあたり、すなわち女学生が美傀にとっつかまり、淫術を施される段になってから俄然よくなります。
エロシーンとしての楽しさ、エロさもさることながら、声優さんが素晴らしい!長くて格調高いエロセリフを立て板に水を流すように滔々と、というのは実に心地よいです。こういうのを聞くとさすがにプロだと思ってしまいますね!
お話に関してはタイトルやキャラクター名のとんでもなく難しい漢字からもわかるとおり、ご大層な雰囲気を醸し出しているだけでたいした内容もないのですが、声優さんの気合の入った演技は聞く価値があると思います。
そして肝心のエロ度ですが、絵がちょっと古めではあるものの無修正で、先ほどから何度も申し上げているとおり声優さんが素晴らしく、意外な迫力があります。実用性は十分あるのでは、と思います。
<ストーリー>
美傀(みいじゃ)と戦いこれを倒す運命を持つラファエルの使徒。それは蓼科沙羅(たてしなさら)。しかし、当の沙羅は僧正にそのように言われても困るばかり。何しろ、具体的な方法は何一つ言わず、「魂で見極めるのです」などとわけのわからないことしか言わないのですから。
ともかく、美傀はこの世に真・淫魔界を構築するという悲願を達成するため、性に目覚めたばかりの若者を操る必要があります。つまり、若者がたくさんいる学校が手っ取り早いということで、さっそく沙羅は美傀が潜伏していると思われる明鷹学園に、例の如く代理教員として赴任しました。
果たして予想は的中。なんと明鷹学園は女子学生をレイプしてまわる不良グループが跋扈し、さらに生徒の大半は授業をサボって図書館あたりでセックスの自主学習をするなど、明らかに異常な状態でした。しかし、美傀の倒し方を何も教わっていない沙羅は、みんなが気持ちよさそうにセックスしているのを指を咥えて見ていることしかできず…(ゼロアニメーションより)
<感想>
スロースターターな作品です。絵もあまり上手くなく、つかみもあまりよくないので、出だしは「たいして面白くないなあ」と思ってしまうのですが、開始10分後あたり、すなわち美傀が本格的に活動を開始してからは別物のように面白くなります。
お話に関してはなかなか新鮮な展開があり、ちょっとびっくりしてしまいました。現実ではよくある事で驚くには当たらないのですが、エロアニメではこういうシチュエーションはかなりレアであるため、思考の裏を衝かれたのです。そして、その意外なシチュエーションから遠慮もなく怒涛のエロシーンが展開していきます。絵に関してはどちらかというと乱暴な作品なのですが、この迫力はなかなか実用性が高いと思います。
小難しいタイトルや壮大っぽい設定のわりにどことなくチープな感じがし、間違っても超傑作の類ではないのですが、見て損のない佳作だと思います。なお、大きなお話は終わっておらず、この作品のラストで「つづく」と出ますが、ググってみた限り、次回作などはないようです。いかにもな尻すぼみ方がこのシリーズらしいと思いました。