<ストーリー>
両親の事故死をきっかけに、実家に戻ってきた主人公・加納秀一を出迎えたのは、母親の違う妹・ノエルでした。
なぜか両親と確執があり、実家に寄り付かなかった秀一でしたが、ノエルにとっては大好きなお兄ちゃん。親がいなくなってしまったのは悲しいことだけれど、これからは義兄妹手を携えて仲良くやっていこう。そう提案するノエルを、しかし秀一は突然押し倒してしまいます。
お前はおれの保護者だ。おれの言うことにしたがえ。そう怒鳴りつけ、秀一はやにわにノエルの喪服を剥ぎ取ると、そのまま前戯もなしに貫いてしまいました。
両親の遺影が見守るなか、義理の妹を激しく貪る兄。しかし、やがてノエルはレイプの衝撃と兄に対するかねてからの恋慕、そしてなすすべなく犯される被虐的な快感に我を忘れはじめ…(ゼロアニメーションより)
<感想>
同名のゲームが原作の作品です。
出だし、いきなりの妹レイプシーンに始まり、上手にストーリーを展開させつつエロシーンのボリュームを確保するという、なかなか構成のうまい作品です。絵についても極めて美しく、適度なデフォルメが効いていて十分に見応えがあり、エロ度・実用性に貢献しています。
一応、処女やそれに近い状態の女が犯されてすぐに自ら腰を動かし、よだれをたらして性奴隷になることを誓うという、実に即物的な描写なので、ひとによっては微妙に萎えるかもしれません。わたしはこういういかにもなエロが大好きなので、大喜びで見てしまいましたが、エロさはひとそれぞれです。
さて、ストーリーについては、主人公が新たな赴任先となった鷹峰学園に妹を編入させ、そこでなんらかの陰謀を目論み女たちを犯しまくるという内容になっています。主人公の目標がなんなのか、仄めかされているだけでよくわからないため、現状ではストーリーがどうとは評価しきれないところがあります。しかし、各場面の演出が素晴らしいため、かなり引きこまれてしまいました。とりわけ、登場人物の娘たちが全員なにがしか魅力的な部分を持っていて、インパクトがあります。
一部、トラウマの表現や、冷静に考えれば陰湿・陰惨な設定も存在するのですが、上手に流しています。痛みを感じるというよりは、意外な設定に驚きながら登場人物の人格を理解できるという感じで、うまいと思います。
全体として、普通に超オススメできる面白い作品です!ぜひ見てみてください!
※ノエル…クリスマスやそこで歌われるキャロルを意味するフランス語。男性・女性ともに使える名前。日本語でいうと『みゆき』とか『かおる』とかそんな感じかもしれません。
※登場人物…意外に人数が多いので、登場人物をまとめておきます。
男キャラ
・加納秀一…主人公。マザコン?なにか家庭に関してトラウマがある模様。主人公ながら、現状ではなにを目的に行動しているのか不明。とくにすごいセックステクニックを持っているというわけでもなさそうだが、犯すとなぜか女が狂う。
・学園長…政治家を目指しているらしい。選挙の準備をしているため、学園を空けたりする。
女キャラ
・加納ノエル…主人公の義理の妹。ブラコンで、兄に対して従順。フランス語の名前ですがべつにハーフではないみたいです。
・御坂春子…鷹峰学園での主人公の同僚女教師。ロリ巨乳天然ボケ。
・鷹峰恵玲奈…学園長の娘。三年生ながら学園長の補佐をこなす才媛。
・鷹峰白音…学園長の遠縁にあたる娘らしい。ノエルのルームメイト。スレンダー長髪無口素直クール。今回一番美味しいキャラかもしれません。
・柳原青葉・双葉・三葉…一卵性の三つ子。かしましい。