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ゼロアニメーションの最新作品

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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第4巻 Cave4"legacy"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 4・ゼロアニメーション


<ストーリー>
憎き敵、スレインを狙い続けていたテレス。しかし、彼女の望みは儚く潰え、無様にもスレインに人質として利用されてしまう始末。何年もの間、誰にも心を許さず、パーティを組んでも心の中ではたった一人で戦い続けてきたテレスは、己の不甲斐なさに傷つき、自分を助けてくれたハイドに縋りつきます。

ともかくハイドはテレスを慰め、アーヴィルの街に戻ってきたのですが、その日から奇妙な地震が頻発するようになりました。もしや、スレインが「旧世界」の遺跡を用いて何かよからぬことを企んでいるのでは、と一同が懸念する中、ユウラが感謝と別離の言葉を綴った置手紙を残して…(ゼロアニメーションより)

<感想>
女が縋り付いてきたとき、男に出来ることは一つだけ、と、かの有名なゴルゴ13が言っておりますが、のっけから傷ついたテレスとハイドの濃厚なセックスシーンがあります。何しろ、前作DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 3で、テレスは怪我をしていたため、さすがにやらないのかな、と思っていたのですが、予想は見事に裏切られました。嬉しいことに、ちゃんと傷はいいのか、とハイドが問いかけて、テレスがもう平気と答えています。こういうさりげないながらきちんとした描写があることによってリアリティが増すのです。

また、セックスシーン自体の描写も素晴らしい!ノーマルなセックスの描写としては最高レベルで、ボリュームもあり実用性十分です!ディヴァイン ラブシリーズは全体的にセックスシーンが素晴らしく、エロアニメの鑑のような作品で、超オススメです!

しかし、ストーリー部分に関してはかなり忙しいです。特に場面場面がぶつ切りになっていて、状況を把握するのが難しいのは問題です。上記ストーリー紹介で、ハイドたちは一旦アーヴィルに戻ってきたあと地震が頻発して、というように書きましたが、このあたりの描写は全部すっ飛ばされており、一通り見終わったあと、いくつかのシーンを見直してようやく把握できました。回想シーンなどもいきなり始まり、はじめ見たときはてっきり動画結合の順序を間違えたか、と思ったぐらいで、描かれている場面はいいのに、つながりが悪い、という感じです。

また、シヅキの診療所で看護士をしている麻里亜という女の子は、地震が起こって診療所が揺れると「ごめんなさいごめんなさい」とおろおろあわてて謝りまくるのですが、これも原作を知らないと理解不能のギャグです。わたしは原作のゲームは未プレイで、レビューを書くにあたり公式サイトのキャラクター紹介を読んで知ったのですが、麻里亜という娘はいわゆるドジっ娘で、いつも失敗して、備品などを壊してはシヅキに怒られているキャラクターのようです。シリーズ中に一箇所確かにそういうシーンがありましたが、やはりどうにも分かりにくいです。

もしあと一回分増やして、「3」と「4」を三回に分けることによってストーリー部分を全体的に補強すれば、超傑作にもなれたと思い、惜しいと感じました。もちろんそれは贅沢な失点で、今の段階でも十分に面白い超オススメの良作だと思います。
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アスガルド~歪曲のテスタメント~ 2nd Action「蹂躙のインタールード」

F force 2 「蹂躙のインタールード」・ゼロアニメーション


<ストーリー>
ともかく魔神四天王の一人・ブリガンを倒し、アリシアを救い出したアッシュたち一党。しかし、同じ頃、魔神四天王の一人、アモンがティリンクの街を襲っていました。

炎の魔神であるアモンの戦闘力は凄まじく、銃弾を撃ち込んでも炎で溶かされ、刀で斬撃を加えても素手で受け止められた挙句にへし折られてしまうなど、手の施しようがありません。

ちょうどそんなときにアッシュたちが戻ってきたのですが、なす術もなく蹴散らされ、せっかく救い出したアリシアを奪われてしまいました。

アモンが立ち去ったあと、アッシュたちはあまりの敵の強さに意気消沈しますが、ともかくアリシアをさらわれたままにしておくわけにはいかないので、より強い武器の調達とアリシア救出のため、二手に分かれることに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
かなり困った作品です。はっきりいってつまりません。

アイディアには、ところどころ光る部分もあります。また、絵に関しても非常に美しく、キャラクターデザインも、少々統一感がなさ過ぎる点を除けば見るものがあります。しかし、作品としての総合点は最低に近い出来です。

まず、お話の作りが甘すぎます。娘が攫われたのに平然としている父親とか、伏線もなくいきなり通りすぎていく重要なキャラとか、細かいところが全然なっていません。

さらに、動きのあるシーンが最悪です。コマ落ちなどの手抜きではありませんが、違う意味で手抜きをしているような感じがします。とにかく、人間の動きを描こうという姿勢が全く感じられません。

エロ度に関しては、無修正で絵も美しく、触手の表現としては悪くないのですが、動きのあるシーンの作りが駄目なため、実用性がかなり落ちています。

シリーズ2作目でこれでは、見る価値あんまりなしとしか言いようがありません。女の子の絵は十分に可愛いのに、惜しいです。
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KOJI~快楽殺人調査官~ File.2 超能胎動

KOJI~快楽殺人調査官~ File.2 超能胎動


<ストーリー>
ついに猟奇殺人事件の犯人(というか怪物)を発見した耕司たち。しかし、残念ながら取り逃がしてしまいました。手がかりはまるでなく、死者が最後に見た映像を見ることができる能力者・通称ゾンビ女の深見沢純に頼るしかありません。

一方、警視庁の長官である神崎はなぜか耕司や純を監視していました。しかし、監視役として潜入させたメンバーの真子は、たいして役に立つような情報を手に入れていません。腹を立てた神崎は、真子に性的お仕置きを…(ゼロアニメーションより)

<感想>
独特のリズム感を持った作品です。シリアスな絵柄で、前作KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼では違和感を覚え、どうも変な演出だと思ったのですが、今回は非常に面白く感じました。

登場人物は皆一癖あります。とりわけ、モデルにしたのかどうか知りませんが佐野史郎にすごく似た警視庁長官神崎とその部下はクールな表情でものすごく変な行動をとり、かなり笑えます。さすがに前田俊夫原作というだけあって、微妙なところを衝いてくる奇妙な笑いです。

さらに、純粋なストーリーも謎あり、意外性あり、アクションにも迫力があって飽きさせません。これは実に面白い!

エロ度に関しても、純はセックスでエクスタシーに達しないと能力が発動できないという設定があり、そのほかにも濃密なエロシーンが山盛り!実用性十分です。

なお、純のゾンビ女という異名は単に冷たい女ということだけではなく、どうやら純は生物学的に言うとすでに死んでいるようです。この純が過去に殺された(?)シーンやその他、前田俊夫原作らしいグロシーンも満載ですので、グロ耐性がない方はご注意ください。
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贖罪の教室 後編

贖罪の教室 後編


<ストーリー>
親友の結城まどかを目の前で犯されてしまった平井七瀬。しかし、七瀬は完全に洗脳されており、何の関係もないまどかが犯されているのも全て自分のせいだと思い込んでしまいます。

七瀬はまどかの隣で一緒に犯されながら、心の傷が肉の悦びで少しでも小さくすむようにと、心を開放し、素直に感じれば楽になれると説きます。

まどかは七瀬の言葉を真に受け、積極的に快楽を貪り、男たちに「もっと突いて」とねだります。しかし、男は一度出してしまうと回復に時間がかかるため、その間、七瀬とまどかにレズショーをさせることに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
セックスの快感は実際には体ではなく脳が感じるものであり、そのため頭のいい優等生の女の子は感じやすい、という俗説があります。本当かどうかは分かりませんが、この作品の見所の一つが、前半3分の1程度を占める優等生結城まどかの陵辱&レズシーンであることは間違いありません。

どうもこの結城まどかというキャラクターにはもとから淫乱かつレズっ気があったらしく、男たちに輪姦されているのに感じまくり、続いてのレズシーンでは完全に二人の世界に入り込むなど、ありえない展開が続きます。本編の内容自体は非常に重いのですが、このあたりは無茶すぎて笑えます。

続いて後半は人物相関や七瀬の父が犯したとされる殺人事件の真相について語られるのですが、一箇所致命的な設定ミスがあります。ネタバレになるのでどことは言えませんが、作中でも報道等がなされるているわけで、主人公がこのことを知らないというのは普通ありえないのではないか、と思います。この設定ミスが大きすぎて、ミステリーとしては評価のしようがありません。

肝心のエロ度ですが、かなり高いです。主人公は犯されるのは自分のせいで、それが当たり前のことだと思っているため、素直に感じます。むしろ気持ちよくなってしまったら贖罪にならないし、どうしよう、などと気のふれたような悩みを抱える始末です。絵も美麗ではないものの無修正で、主人公が快感に酔う表情は、下品で実用性があります。

全体としては、精神にくる衝撃展開がてんこ盛りで、ラストも非常にキツイものがあります。面白いか面白くないかで言えば面白いのですが、一応精神有害、閲覧注意としておきたいと思います。



関連シリーズ
BAD END 贖罪の教室
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淫獣~ねらわれたアイドル~ Idol of Darkness

淫獣~ねらわれたアイドル~


<ストーリー>
歌にドラマにグラビアにと、人気絶頂のトップアイドル・村瀬郁美。しかし、仕事の順調さとは裏腹に、悩みを抱えていました。郁美には高校入学の頃から愛していた恋人がいるのですが、スキャンダルを嫌うプロダクション側に、交際を反対されていたのです。

一方、郁美と同じドラマに共演しているリエは、郁美を激しく憎悪していました。リエもかつては人気を誇ったアイドルでしたが、今では仕事もほとんどなく、郁美の前でかすむ脇役でしかありません。人気絶頂の頃が忘れられず、完全に性格が歪んでしまったリエは、今トップにいる郁美さえいなければ、と考えるほど追い詰められていました。

ある古びた神社での撮影の最中、ひっそりと忘れられた社にいた「なにか」と感応したリエは、従順でリエの下僕のようになっているマネージャーに手伝わせ、怪しげな儀式を…(ゼロアニメーションより)

<感想>
アイドルの恋を題材にした純愛ドラマと、それとは全く関係ない淫獣触手を同時進行させているというあまり例のない構成になっています。いわば、二つのドラマを同時に見ている、という形で、なぜこんな風にしたのか意味不明です。

ちょっと驚きなのはどちらの内容も水準以上の出来であるということ。普通、二兎を追うものは一兎をも得ず、という諺のようになりがちなのですが、珍しいですね。これを「二つの面白い作品を同時に見れてお得」ととるか、「片方だけに絞ればもっと面白かったのにもったいない」ととるかは人によるでしょう。わたしは前者のように感じました。

絵に関しては非常に美しいです。女の子の可愛らしさや色っぽさも格別で、アクションシーンなどにも迫力があります。少々気になったのは、主人公の郁美だけ、瞳の大きさが他のキャラクターの倍ぐらいあること。郁美のほかに数人出てくる女性キャラクターと比べても明らかに異質です。可愛いことは可愛いのですが、ちょっと他の絵柄とあっていないのでは、とも思います。

エロ度に関しては、落ち目のアイドル・リエがかなりがんばっています。気が弱くて従順なマネージャーを性欲処理の道具にしていて、このマネージャーとのセックスシーンはなかなか迫力がありました。また、淫獣を呼び出す淫らな儀式や触手での陵辱なども、実用性は十分。それに加えて、純愛モノとしての愛のあるセックスもあります。

いくつか重要な設定についての説明がされていませんが、全体の出来がいいので、そこまで気になりません。見た人にいろいろ想像させる、という風に解釈してあげたくなります。ちょっと変わった構成ながら、十分に見る価値のあるオススメの作品だと思います。
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未来超獣フォビア 1 ~勇者覚醒篇~

未来超獣フォビア ~勇者覚醒篇~・ゼロアニメーション


<ストーリー>
激しい雷鳴が、江ノ島学園を照らします。すでに夜ですが、更衣室には灯りが燈っていました。まだ学生が残っているのです。

更衣室にいたのは二人の少女、早乙女麻衣子と鈴木恵子。ちょうど着替えの最中で、下着姿です。さすがに、停電ぐらいで怯えるほど子供ではありませんでしたが、そのときは少し違っていました。

ガタンと音を立て、出し抜けにロッカーが開いたのです。何か、いる。二人は思わず更衣室の角に逃げ込むと、抱き合って震えてしまいます。

雷鳴が再び更衣室を照らしたとき、二人はありえないものを目にしました。そこに居たのは、粘液を滴らせた触手の化け物で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
遊人原作の漫画をアニメ化した作品です。1995年製作と古さは否めませんが、B級の香りがする、かなり面白い作品です!

展開に独特の間合い、というかリズム感があり、緊迫感を見事に演出しています。普通、先の展開が読めてしまうと興が醒めるものですが、この作品ではそうではなく、「なんかこうなりそうな…ああ、やっぱりそうだ。来るぞ…来るぞ…来るぞ…キター!!!!」というような、「溜め」の効果を発揮しています。

アクションシーンについては、スピード感は全くありませんが、逆にそれがいい味わいになっています。戦隊モノのアクションをそのままアニメにした、というような印象があり、なんだか化け物のデザインもあわせて仮面ライダーとかそういうものを思い出してしまいしました。

ギャグは単体では切れ味があるとは思えませんが、緊迫感のあるシーンをほぐすように挿入されているため、よいアクセントとなっています。超傑作とはいえないまでも、見る価値のあるとても出来のいい作品だと思います。

なお、エロ度に関しては残念ながらサービスカットレベルで、それを期待しても仕方ない程度です。また、怪物は吸血生物であり、直接的なグロは少ないまでも設定や絵柄から考えるとかなり衝撃的なシーンもありますので、ご注意ください。
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ファイブカード 1

ファイブカード 1・ゼロアニメーション


<ストーリー>
リベラルでおおらかな校風の私立黒曜帝学園。主人公成行大那はそこで英語を教える教師です。

C調で世間の常識に囚われず、成り行き任せのノリで生きる大那は、お気に入りの女子生徒たち4人をゲットすることを目論見ます。

そんな学園に新しく赴任してきた禊真由は大那の大学の後輩で、かつて友人と三角関係に陥りかけた女性。といっても、面倒ごとを嫌い、恋人がいる真由にはすでに興味がない大那は、きちんとその旨断ってから、新任の祝いと称して二人で街に繰り出します。

二人が思い出話や近況について語り合っている頃、大那がゲットしようと目論んでいた少女の一人、不良娘の北条風見子が、今では使っていない古い校舎の中で教務主任の鬼熊に犯されていました。鬼熊は…(ゼロアニメーションより)

<感想>
とても不愉快な作品です。わたしは見ている間、額に縦皺が出来っぱなしでした。

絵に関しては及第レベルです。背景など、止め絵を多用しすぎて手抜きに感じられなくもありませんが、絵そのものはそれなりに美しいので、文句をつけるようなところではありません。人物に関しても、それほど上手いとは思いませんが、そこそこといった感じです。

とても不愉快に感じたことと直接繋がるのですが、セリフが酷すぎです。声優さんの演技のせいではなく、作った人の責任だと思います。言葉に味わいもなく、面白みもない、セリフとして最低というだけでなく、内容も最悪です。

人間は誰しも聖人君子ではありませんし、悪いことをしてしまうこともあるでしょう。しかし、悪いことを少しも悪いと思っていないというのは問題ではないでしょうか。教え子4人と肉体関係を持つことを目論む教師が、C調だかなんだか知りませんが、へらへら笑って語られる設定でいいとは、わたしには思えないのですが…。

普通、そのようなことを目論む教師は主役であっても悪役であるはずですが、この教師は普通に(作中では)魅力的な人間として描かれているのが頭が痛いところです。これを作った人たちに、本当にそんな人が魅力的だと思っているのですか、と服の襟をつかんで質問したい気分です。

ただし、今回はシリーズの第一回で、この教師は作中、まだ実地にそのような行動を起こしていないため、実際には口だけで、最後までヒーローとしての行動を貫くのかもしれません。もしそうならいいのですが…。ともかく、この作品は現状わたしは受け付けません。一応レビューのために最後まで見るつもりではいますが、多分かなり低い評価になるかと思います。

なお、エロ度に関しては無修正ではありますが、どうも描写がこなれていません。使えるような代物ではないと思います。
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フラッシュバックゲーム 1

フラッシュバックゲーム 1


<ストーリー>
勝気な瑞穂、おとなしい紀子、年齢の割りに幼い印象の百合は仲良し三人娘。無料懸賞に当選した三人は、景品であるエステツアーに参加します。

案内を務めるのは爽やかな感じの好青年。また、運転手の男も、なかなかいい男とあって、百合ははしゃぎっぱなし。男嫌いの瑞穂はそんな百合を見て、尻軽と毒づきます。もっともこの3人にとってはこのような言い合いもいつものことで、別段雰囲気が悪くなったりもしませんでした。

案内されたホテルはなかなかいいところ。案内役の青年は3人にエステは3時からで、それまでは自由時間と告げます。ともかく3人はエステまでの時間、露天風呂で湯を浴びることに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
アイソレーション・タンクという心理療法がありますが、どうやらそれをモチーフにした作品のようです。主人公はちょっと変わった女の子たちなのですが、その原因が過去の辛い体験によるものだった、という設定になっており、エステと称してその辛い過去に救いを与える、という内容です。

お話を作るという観点から考えて、変わった性格の人物に辛い過去がある、というのはいささか安直なパターンながら、嫌悪感を催す描写もしっかりと描かれていて、説得力は十分です。

どうやら一話につき一人ずつに重点を置いて「治療」が施されるという構成のようで、今回は男嫌いでやたらと勝気、いつも怒ったような顔をしている瑞穂について描かれます。瑞穂の過去は直接的に痛い描写が生々しくされており、ガチレイプや血が苦手な方は閲覧注意です。

絵に関しては十分に美しく、声優さんの演技も分かりやすくていいです。セリフもきちんと計算されているように感じ、過去体験の描写の痛々しさにも関わらず、見終わった後は面白かったと思えました。見ごたえのある良作だと思います。

なお、エロ度に関しては、ショッキングな場面の連続だったため、見ている最中はそんな気分になれませんでしたが、エロシーン単体で考えればわりと実用性が高いと思います。



※アイソレーション・タンク…外部から隔絶したタンクに人体が浮かぶように調整された人肌の液体を入れ、光・音・温度・重力などの感覚を遮断することによってリラックスなどの効果を得られる、らしい。もっともこの作品のタンクはそれを素材に創作された別物だと思います。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第3巻 Cave3"storm-bringer"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 3・ゼロアニメーション


<ストーリー>
容態が急変してしまったミア。ついにハイドが持ってきた秘薬、エリクサーを服用しました。すると、あれほど重かった病気が治り、ミアは健康な体を手に入れたのでした。

しかし、よく効く薬は毒にもなるもの。エリクサーには淫乱になってしまうという恐るべき副作用があったのです。ミアは夜な夜な、頬を上気させながら淫蜜をしたたらせ、激しくオナニーすることをやめられなくなってしまいました。

オナニーのしすぎで疲れ果て、ぐったりとしながら「助けて…」とつぶやくミアの姿に、メイドのプリオルはある決心をします。エリクサーの副作用を解く方法はただ一つ。セックスを体験すること。プリオルはハイドを呼び出すと…(ゼロアニメーションより)

<感想>
前半がエロパートで、後半がストーリーパートというような構成になっているのですが、どう考えても後半が忙しすぎます。これは構成のミスかもしれません。今回は大きなストーリーの分岐点にあたる重大な回なので、お話を優先するために前半は省略するのが正解だと思います。はっきり言って、後半のストーリーパートは筋を追いかけているだけで、評価に値しません。

しかし、この作品はエロアニメです。たとえストーリー部分の構築に失敗しようと、エロければ許されます。そして前半のエロ部分の素晴らしさは群を抜きます。

特に、ミアが本当に可愛らしい!エリクサーの副作用を抑えるため、プリオルに大好きなハイドを呼んでもらうのですが、それはつまりミアがセックスを体験するためで、当然お互いこれからセックスをすることが分かっているので、顔をあわせるとひたすら恥ずかしがります。

このとき、ミアが頬を真っ赤に染めて顔を両手で押さえ、身をよじりながら恥ずかしがっているところがなんとも初々しくていいです。また、どんな処女もしょっぱなから濡れまくりの感じまくり、というような作品が多い中、ハイドは薬の副作用で淫乱になったミアをきちんと経験の薄い女の子として扱っていて、とても好感が持てます。後半部分は失敗していますが、このミアのセックス初体験は見る価値があると思います。
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アスガルド~歪曲のテスタメント~ 1st Action 「暗黒のプレリュード」

F force 1 「暗黒のプレリュード」・ゼロアニメーション


<ストーリー>
主人公アッシュは冒険者。冒険者といっても宝探しではなく、シド大陸に最近突然現れた魔物を狩ったりして生計を立てている魔物ハンターの類です。仲間たちとチームを組んでわりと大きな仕事もこなしています。

今回の仕事は大陸の端、ティリンクの街の長からの依頼。しかし、ティリンクに向かう途中の森で、女の子が、妙にいやらしい風貌の出っ歯の男が率いる魔物の一団に襲われているところに遭遇します。

もとよりそのような状況を見てみぬふりなど出来ないアッシュは、果敢にも一人で魔物の群れに戦いを挑みました。さすがに売り出し中の冒険者、魔物ハンターというだけあって、圧倒的な戦力で魔物どもを取っては投げちぎっては投げ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ファンタジーRPG風の作品です。少々ギャグテイストが強いです。

絵は美しく、背景などもエフェクトも含めて素晴らしいのですが、いささか動きのあるシーンに難があります。コマ落ちなどの手抜きという意味ではなく、動かし方にセンスが感じられないというか…。変な言い方ですが、これだけクォリティの高い絵なのに、なんで動かすとこんななの、と悲しくなってしまうような感じです。ギャグ向けだから、というわけでもないと思うのですが…。

また、キャラクター造形も少々違和感があります。女の子キャラの可愛らしさを含め、人物の描きようは決して下手ではありません。また、魔物の姿も迫力があります。しかし、キャラクターのファッションや、敵ボスの姿など、普通にすればいいのに、と思ってしまいます。特に、主要キャラクターの衣装には統一感がまったくありません。さまざまな世界観をミックスした、と言えば聞こえはいいのですが、なんだかファッションに歴史が感じられないので、妙に浮いている感じがします。

どうも全体的に、ポップで奇抜な感じの演出にしようとして失敗した感じを受けます。つまらないとまでは言いませんが、普通に作れば3倍ぐらい面白かったかも、と考えると、かなり惜しいと思います。

エロ度に関しては、魔物どもによる尺の長い触手責めシーンが一箇所あります。動きのあるシーンが全体的によくないので、最高とまではいえませんが、触手系エロシーンとしては声優さんの演技を含め水準に達していますし、実用性は十分あると思います。また、先ほど申し上げたとおり、絵のクォリティ自体は素晴らしく、例えばパンティを履いたお尻の質感、ぷりぷりさなどは目の保養になるかと思います。

なお、血は赤で表現され、特に魔物どもは遠慮も会釈もなくぐちゃぐちゃに損壊させられます。何度も申し上げている通り、アクションシーン全般に難があるため、迫力が全くありませんが、グロ度は高めと言えます。グロ耐性がない方はご注意ください。
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KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼

KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼


<ストーリー>
あらゆる欲望が渦巻く猥雑な夜の街。緑がかった奇妙な肌色をした貧相な中年が、屋台で酒を飲んでいます。隣には、ナメクジを醜悪に進化させたような異様な怪物。男はその怪物と、何事か語り合っています。しかし、屋台に別の客が現れた瞬間、怪物は消え失せました。

翌朝。高層ビルの頂上付近、設備のない人間には行き着くことさえ不可能な場所に、人の死体がありました。手足の骨を砕かれ、串刺しにされ、あたかもオブジェのように形を整えて安置されています。

明らかに人間業ではないその殺人に、警視庁は特殊能力を持った調査官たちを派遣しました。その一人、山田耕司は…(ゼロアニメーションより)

<感想>
どうも評価の難しい作品です。

絵に関しては美しいです。人物は少々安定しないというか、微妙にバランスがおかしいように感じないわけでもありませんが、これは個性の範疇にはいると思います。雰囲気の描き方が見事で、怪物などのキャラクター造形も見るべきものがあります。

また、人物の設定も深みがあり、いまだ明かされていない部分にいろいろなことがあったのでは、と想像させるものがあります。

ストーリーについても、怪物が人体を使ってオブジェを作り、それを追いかける超能力を持った捜査官という、とても面白みのあるモチーフだと思います。

アイディアもよく、技術的にも優れているとなれば、傑作であるはずなのですが、なぜかあんまり面白くありません。面白いか面白くないかで言えば、6:4ぐらいで面白くない、という感じです。どこがどうと説明しにくいのですが、どうも何か演出の方向性や構成の仕方が間違っているような気がします。一応、ジョジョの奇妙な冒険、もしくはハンターハンターみたいな方向性の作品なのですが、ものすごく切れ味が悪いです。

エロ度に関しては、無修正で色っぽいシーンもありますが、基本的にストーリー重視の作りでサービスカット以上のものではないと思います。血は赤で表現され、かなりのグロシーンもありますが、それほど衝撃的というほどでもありません。わりと普通の世界観なのに、緑の肌のおっさんが普通に生活しているのが衝撃といえば衝撃でした。
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贖罪の教室 前編

贖罪の教室 前編


<ストーリー>
最近父親が殺人事件の容疑で逮捕されてしまった平松七瀬。彼女自身や友人の結城まどかは無実を信じていますが、真相解明は司法に委ねられます。しかし、ある日の放課後、七瀬は男子生徒数人に呼び出され、人殺しの娘、と罵倒され、これは贖罪だ、などと言われて輪姦されてしまいます。

その後、贖罪新聞と称した七瀬の父の犯罪や七瀬が犯された時の状況の詳細を記した怪文書が学校中に出回り、さらに家で、通学電車で、贖罪と称して度重なる性的いじめを受けた七瀬は錯乱し、いつしか自分は犯されて当たり前の変態淫乱だと思いこむようになります。

さらに学生たちの七瀬への性的いじめはエスカレートし、何の関係もない家庭教師や友人も…(ゼロアニメーションより)

<感想>
絵に関しては、悪くありません。いささか癖のある絵柄で、美しい、という感想はもてませんが、手抜きをしているようにも思いませんし、キャラクターの感情を上手く表現できていると思います。最初にレイプされたとき、制服をビリビリに破かれたのに直後のシーンで普通に服を着ている、というようなところはありましたが、これは演出でしょう。

しかし、犯されているのになぜか濡れててローションも使わずに挿入できちゃう、というのはこういう作品のお約束ですが、主人公はだんだん犯されるのが嬉しくなってきたらしく、「気持ちいいけど感じちゃだめだ、いい思いをしてしまったら贖罪にならない」などと気が狂ったとしか思えないようなわけのわからないことを考えるようになります。

犯されているのに意思に反して感じてしまう女、というのは本来実用性の高いシチュエーションですが、主人公が度重なる輪姦や怪文書などでのいじめ、父に対する不安などのストレスで錯乱し、少しずつ狂っていく、というような状況は妙にリアルで、いささか重いです。

はじめは主人公を輪姦する男子学生どものあまりの無茶苦茶ぶりが逆に爽快で、笑いながら見ていたのですが、だんだん鬱が入ってきて楽しめませんでした。無修正でエロ度もかなり高く、属性により、ものすごくこういうのが好きな人もおられるかと思いますが、見る人により精神有害、閲覧注意としておきたいと思います。



関連シリーズ
BAD END 贖罪の教室
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妖獣教室外伝2 後編 聖母のエクスタシー

妖獣教室 外伝3 聖母のエクスタシー


<ストーリー>
北海道。マイナス20度の雪と氷の山中を、宗徒は惑星監査機構のキャプテンO(オー)のマシンに乗せられて疾駆しています。囚われた加代のことは気になりますが、ともかく準備を整えなければなりません。

しかし宗徒は薬物と女体で篭絡されていたところをつれてこられたため、全裸でした。さすがに素っ裸で寒風に晒されるのは厳しすぎるので、キャプテンOは自らのスーツの中に宗徒を入れてやります。美しい外見とは裏腹に性を感じさせないしゃべり方で堅い印象のキャプテンOでしたが、肌が触れ合うのに照れたのか、変な気を起こすな、と軽口を叩きました。宗徒もそれにあわせ、思い出したようにキャプテンのような綺麗な女なら、と言いかけた瞬間、薬物のフラッシュバックが襲い、高速でマシンを疾駆させているキャプテンOに挑みかかります。

一方加代はセックス教団員の見守る中、美雪に嬲られていました。おまんこにビー球ほどの大きさのあるソーマの実という催淫効果のある果実を16個も入れられ、快楽のあまり悶絶してしまいます。美雪がさらに、加代ちゃんのここなら50個はかたいと思うな、などと言いながらソーマの実を詰め込もうとすると、加代はもう我慢できない、出ちゃうと叫び、おまんこからソーマの実をぽんぴゅっぴゅっと噴出して…(ゼロアニメーションより)

<感想>
妖獣教室 外伝2の続きで、美雪教祖編とでも名づけたいシリーズの完結編になります。妖獣教室シリーズの完結編にもあたり、ついに妖獣の本当の正体が明かされます。

美雪といえば宗徒とは1000年の因縁を持つとされたキャラクターですが、今作ではさらに宗徒との12000年の因縁が明らかにされます。なんだか作中ムー大陸とか壮大な設定がいきなり登場してくるという凄まじい展開。無茶展開とかトンデモ設定とかは普通マイナス要素でしかありませんが、ここまでくればもはや逆に爽快で面白いです。

絵は前作からの続きということで非常に好ましく、また無修正のエロ描写も濃厚です。ただ、シリーズの完結編ということで、ストーリー部分が重視されているため、エロシーンの尺自体は短いかもしれません。しかし、ともかく面白い面白いと思って見て、見終わってからそういえば抜きどころがなかったね、と気付くような感じですし、印象に残るエロシーンもあるので、見て損は決してありません!大傑作です!

ちょっと切ないのは、妖獣教室 外伝1・前編妖獣教室 外伝1・後編で活躍したベベやディーたちが、全く登場しなかったということです。前作外伝2を見た方はこれが何を意味するかお分かりだと思いますが…。このシリーズはおバカな設定やセリフ・展開などの愉快さとともに、さりげない悲しさがうまく隠されているように感じます。ラストシーンも、シリーズの最後にふさわしい非常に印象的なものでした。



関連シリーズ
妖獣教室
妖獣教室外伝 劇場版
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WAKE UP! アリア 魔女っ娘バージン危機一髪

WAKE UP! アリア 魔女っ娘バージン危機一髪

<ストーリー>
ヨーロッパの小国・オルガムの王立エレガンス学院に入学してきた若き音楽家の卵・亜理亜。わざわざ日本から追いかけてきたストーカー、というにはいささかノリの軽いギタリスト少年・イソグなど、悩みの種はあるものの、ルームメイトのチャイニーズ・ヤンとともに楽しく音楽を学んでいました。

しかしそんなある日、学院長カーマとその妹というシンビの個人レッスンを受けたという金髪のお嬢様・華恋が急に凡ミスを連発し始めます。さらに、同じく個人レッスンを受けたインド人姉妹・ルナとモニカも信じられないほど演奏が下手になってしまったことを受け、さすがの亜理亜も不審に感じはじめ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
実にへたくそな作品です。これはひどい!しかし、ネタにして楽しめるアホらしさがあります。

どうやら1998年製作の作品らしいですが、ノリや絵柄が70~80年代ぐらいのアニメと言われても納得できるほど。視聴しながら、なぜかわたしは大昔のウルトラマンとかタイムボカンシリーズを思い出してしまいました。

お話に関しては、一応の伏線は張ってあるものの超展開に超展開を重ねたようなもので、ストーリーがどうとかいうようなものではありません。アホらしくて面白いことはたしかなのですが、それではどこに魅力があるのか説明しろと言われるとかなり困ってしまいます。

なにぶん絵がへたすぎるのでエロ度は皆無。エロシーンの時間的ボリューム自体はわりとあるのですが、実用性はないでしょう。ただ、後半になるにしたがい絵が少しずつよくなっていきます。あくまで少しですが、いくらかは感心できるかもしれません。

なお、この作品は完全な英語字幕が入っています。作中、亜理亜がヤンに「わたしの父はニンジャ」というような話をし、ヤンが「ナンジャ?」みたいな駄洒落を言うのですが、その字幕が「What's that?」となっていました。英語圏の人間、絶対この作品のとぼけたセリフの面白さがわからないと思いますw



※THE Best of Kitty vol.2収録作品
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幻夢館~愛欲と凌辱の淫罪~ 下巻

幻夢館~愛欲と凌辱の淫罪~ 下巻・ゼロアニメーション


<ストーリー>
どうもこの屋敷はおかしい。そう思った探偵木戸悟は、秘密裏に助手の芽衣を呼び寄せ、屋敷の調査を手伝わせます。

あてがわれた部屋で見つけた隠し通路を芽衣と二人で探索していると、異様な喘ぎ声が聞こえてきました。見ると、壁に穴があいており、部屋の中を覗くことができます。そこは屋敷の主、病弱な少女、綾乃の部屋でした。

綾乃はメイドの望、そして家庭教師の薫に嬲られていました。全身を舐め回され、おまんことアナルを同時にバイブで責められて悶絶し、注ぎ込まれる快楽に溺れきっています。

しかし、行為が終わると綾乃は泣きはじめました。綾乃はいい子にしているのに、なぜお父様は遊んでくれないの、とわけの分からないことを口走り、泣きじゃくります。どうやら、探偵木戸と死んだ父親を同一視しているらしく…(ゼロアニメーションより)

<感想>
下巻ということで、幻夢館の完結編になります。どうも、少々ストーリー展開が速すぎるように感じます。エロゲー原作ということで、おそらくは原作の情報量が多すぎるのでしょう。なにしろ、最低限のストーリー説明だけでギリギリであるため、助手の名前すら出てきません(汗)。こういうのは紹介にかなり困ります。エロアニメも、テレビの洋画劇場みたいに登場人物の名前を字幕で表示するようにしてくれないものでしょうか。

それはともかく、タイトルに幻とか夢という単語が含まれているわりに、幻想的な感じは登場人物の現実的な設定で薄められてしまっています。個人的にはもう少し幻想的な感じを強化して欲しいところはありました。特に、ラストが微妙に超自然的な展開になるため、この館はおかしい、と登場人物に言わせるだけでは説得力に欠けます。普通、現実的で丁寧な設定作りは説得力を増すものですが、この作品に関しては逆になってしまっています。難しいものですね。

しかし、ラストは惜しいもののエロ度も非常に高く、謎めいた設定の盛り上げや緊張感も十分で、面白いか面白くないかで言えば十分に面白かったです。また、描写も素晴らしく丁寧で、例えば女の人がベッドにどっさりと腰を下ろすようなシーンでおっぱいがぷるんと揺れる、というようなところもしっかり描きこまれていました。見る価値のある超オススメの良作だと思います。
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幻夢館~愛欲と凌辱の淫罪~ 上巻

幻夢館~愛欲と凌辱の淫罪~ 上巻・ゼロアニメーション


<ストーリー>
探偵木戸悟は身なりや外見こそきちんとしていますが、実態は事務所の借賃や光熱費などを滞納しっぱなしの貧乏所帯。助手の女の子にも、ボーナスを体で払うとうそぶいてセックスに勤しむ始末。しかし、そんな木戸悟のもとに、金持ちらしき人物から仕事の依頼と交通費と称した小切手が舞い込みます。

場所は醜い使用人が操る小船ぐらいしか交通の手段がない絶海の孤島。そしてそのような不便な場所には似つかわしくない壮麗で広大な屋敷でした。

屋敷の中で、木戸悟は依頼人と面談します。依頼人は屋敷の主ではなく、老いた召使でした。屋敷の主は病弱な美少女で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
世間から隔絶された屋敷の中で、探偵が淫靡な世界に巻き込まれる、というお話です。まだ導入部で、ストーリーをどうこういうような段階ではありませんが、非常に面白いです!

まず、最初、探偵が依頼の手紙を読む、という形でさりげなく状況説明をしているわけですが、そのシーンですでに探偵は助手の女の子にちんぽを吸われています。女の子がちゅぱちゅぱ音をたて、ちんちんの先っぽをちろちろぬるりと舐め上げている最中に探偵が渋い声でちょっと回りくどい小難しい文章を読んでいるので、全く頭に入りません(笑)。この探偵、どちらかといえば整った美しい顔立ちをしているのですが、どうもとぼけたところがあり、なかなかいいキャラクターです。

エロ度に関しては、登場する女の子は全員とても可愛らしい上にかなりエロい体つきをしており、おまけに無修正。さらに媚薬ありのバイブありの3Pありの、ということで実用性は十分です。主人公はこういう作品にしては珍しく自制心を持ち合わせていて、少なくとも手当たり次第にやりまくったりはしていないのですが、それを差し引いても抜き目的で十分に鑑賞に値します。

また、液体や音、セリフなどの表現がとても丁寧です。例えば、後ろから肉棒をおまんこに入れるとき、お尻の割れ目からなぞるように下にずらしていく、というシーンがあるのですが、いかにも柔らかい尻肉に押し付けている、という感じでちんちんが少し反るところまで描かれていて、感心しました。

ちょっと残念なのは、館の主である少女役の声優さんが、ちょっと表現力がなさそうに感じたところ。はじめはわざと芝居がかったしゃべり方をしているのか、とも思ったのですが、後の方のシーンでもあまり抑揚がありませんでした。しかし、それによって減点するほどのことでもありません。超オススメの作品だと思います。
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エンドレスセレナーデ

エンドレスセレナーデ・ゼロアニメーション


<ストーリー>
コンビニエンスストアさつき。観音皐(さつき)が婚約者御影亮一と二人で始めるはずだったコンビニです。しかし、交通事故が皐から亮一を奪いました。

そして一年が経ちました。皐は二人の夢であった計画を白紙にすることはせず、店をなんとか立ち上げ、順調に営業させていました。といっても、皐には残念ながら実務能力がないので、実質的な店長の役割は亮一の弟、大学生の御影悠二の力を借りています。

悠二は、この一年、皐を見つめていました。婚約者である自分の兄を失い、それでもめげず、健気に懸命に働いてきた皐。兄の婚約者への憧れの気持ちは、やがて愛へと変わり…(ゼロアニメーションより)

<感想>
素晴らしい作品です!非常に面白く、感動しました!超オススメです!

まず、絵が素晴らしいです。丁寧で自己主張をしない背景。そして、微妙な気持ちが十分に伝わる人物。例えば、このシーンを切り取っておいておきたいというような美麗さはありませんが、ストーリーを楽しむ上で一切負担にならないさりげない美しさが光ります。

また、ストーリーに関してもとても美しいです。30分ほどの短編として申し分ない、短いながらも味のあるラブストーリーで、しかも伏線の解消もうまくいっており、説得力も十分です!

いくつか、よく考えると不自然なシーンや、なぜかちんちんの色が真っ赤(まるで鬱血したみたい・汗)に塗られているなど、これはどうかというところもないではありませんが、レビューを書くために目を皿のようにして見ているのでもなければ気にならないでしょう。30分の間にちゃんとサービスカットも入れてこれなら、見終わったあとの満足感も十分です。ショートストーリーのお手本にしたいぐらいのよく出来た作品です。

なお、エロ度に関しては、セックスシーンをきちんと描いたラブストーリー、ぐらいのものです。芸術的な映画でヌードやセックスのシーンが出てきても、あまりそれで抜こうと考えたりしないのと同じで、実用性があるかどうかは微妙なところだと思います。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第2巻 Cave2"elixer"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 2・ゼロアニメーション


<ストーリー>
城壁に囲まれた城砦都市、というのには少々小さな街。由緒正しきスハイル家が統治するその街で、冒険者ハイドは少女のお守りをしていました。少女の名前はミアートリクス・ヴィル・スハイル。領主の一人娘で、長すぎる名前を略してミアといいます。ハイドが洞窟で呪われ、街で行き倒れていたとき、たまたま通りすがったミアがハイドを助けさせたのでした。

もっとも、さすがに胡散臭い冒険者ということで、ミアに仕えているメイドのプリオルはハイドをあまり信用していません。プリオルはハイドに、「ミア様がいなかったら、あなたを助けたりはしなかった」と面と向かって言い放ちます。

しかし、軽薄でいい加減そうな外見とは裏腹に、ハイドは義理堅い男。自分を助けてくれたミアになんとか恩返しをしたい、という意思は持っていました。プリオルは、もしもミアに感謝の気持ちを表したいなら、体の弱いミアを救うための薬を何か持ってきてくれ、と言い…(ゼロアニメーションより)

<感想>
RPG風のストーリーの作品です。RPGにありがちなお使いストーリーをうまく処理しており、なかなか面白いです。まだ第二話ということで、新キャラクターが登場したり伏線を張ったりの段階なため、大きなストーリーについての評価はできませんが、先が楽しみになります。

絵に関しては、背景は美しいのですが、人物に少々難があります。全体的に微妙に手抜きをしている、もしくは画力が足りない感じがして、所々眉をひそめたくなりました。我慢できないほどひどくはありませんが、特に難しい構図での絵のまずさが目立ちます。もっとも、全体のレベルが高い故の贅沢な失点、ともいえますが。

エロ度に関しては、かなり高いです。特に声優さんの演技が素晴らしい!快楽で口が回らない、というような感じのセリフや、良すぎて思わず口走っちゃった感のあるセリフなど、なかなか迫力があります。ただし、今回かなり愛を語るバカップルっぽい組み合わせでのセックスシーンがあるため、人によっては恥ずかしいこと(w)を思い出したりして却って使えないかもしれません。

なお、今回少々予想外な展開になります。ありがちなパターンだとこの展開はラスト近くになるものですが、かなり珍しいです。ただ、この予想外があとあと効いてくるとも思えません。いわば本来ラストまで引っ張れるはずの伏線の一つをいきなり解消してしまったという形で、別に悪くはありませんが、一つの物語を考える上ではもったいないかも、と思いました。
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ドラゴンピンク 第3話

ドラゴンピンク 3・ゼロアニメーション


<ストーリー>
深い森に迷い込んだ勇者サンタとその一行。太陽すら見えない状況で、しかも腹は減る、ということで途方に暮れています。しかし、「おなかがすいた」と泣き喚く猫奴隷のピンクに、「ネズミでも獲ってろ」と毒づいた次の瞬間、サンタの冒険者としての勘が妖しい気配を察知しました。

少し進むと、案の定若い女性の喘ぎ声が聞こえます。急いで現場に急行すると、レイプウィングという骸骨のような魔物が、半獣の少女・シノを2本の触手状をした肉棒と長く伸びるぬらぬらとした舌で嬲り犯していたのでした。

あまりの迫力に自分たちのレベルではちょっと勝ち目がなさそう、とサンタたちは逃げる用意をしますが、そのときピンクが足元の枯れ枝を踏み、音を出してしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ドラゴンピンクシリーズの最終話になります。といっても、終わった、という感じではなく、まだ続けられる、という感じの終わり方です。どちらかというと、これで終わり?という風にも思えますが、別に打ち切られるような作品とも思えないので、これは狙ってそうしたのでしょう。

絵に関しては、素晴らしいシーンが散見される一方でとても乱暴なシーンもあります。しかし勢いがあり、よくない絵のシーンも許せてしまうところがあります。また、モンスターの造形や雰囲気の作り方も見る価値があると思います。

エロ度にしてもかなり高く、無修正である上に実用性の高いシーンもあり、見ごたえは十分あります。

しかし、面白かったかといわれると、首をかしげたくなります。つまらないということは全くないのですが、どうも釈然としないというか…。まず、勇者サンタの猫奴隷ピンクへの扱いはひどいとしかいいようがありません。また、主人公たち一行の行動は、仕方ないといえますし、功績から考えると非難されるようなものでもないのですが、それにしても…という感じがします。どうも、重たいシーンをさっと流してしまったために却って引っかかってしまった気がします。出来としては見て損のない良作なのですが、どうも心にもやもやしたものが残りました。
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