<ストーリー>
天上界。美しい神殿に暮らす神々の王・ゼウスは、実はどうしようもないエロ親父でした。
今日もゼウスは美しい天使の女の子を部屋に引っ張り込み、全知全能神たる自身のすごさをその体に教えようとしていたのですが、あえなく妻・ヘラに見つかり、厳しい折檻を受けてしまいます。
なんとか妻に見つからずに、若い娘としっぽりやれないものか。そう思い悩むゼウスでしたが、仕事の連絡に来た天使長の言葉に、不意によいことを考え付きました。
いまは、天使たちの進級試験の時期。試験の内容は、地上に降りて、人間たちの役に立つこと。これを利用し、地上でこっそり天使たちを食っちゃえば、さすがのヘラも気づくまい。この名案に気をよくしたゼウスは、地上に住まう寄城という若者に憑依すると…(ゼロアニメーションより)
<感想>
絵、そしてキャラクターの動きが極めて素晴らしい作品です。
お話に関しては、いまのところはどちらかと言えば他愛ない内容になります。人間の世界でいろいろなアルバイトなどをしながら人助けをする天使たちと、たまたまいろんな場所でアルバイトを掛け持ちしている寄城という若者が、バイト先でエッチをするというだけのもので、エロが優先されており、ストーリーのシリアスさもありません。
微妙に後の方でなんらかの伏線になりそうな展開があります。もっとも、お話が楽しみ、というよりも、それでエッチのバリエーションや組み合わせが増えることが期待される、というようなものでしょう。
ギャグに関してはキレがあるというより、のんびりほのぼのできる、というタイプになります。不愉快なキャラクターがいないわけでもありませんが、それほど深刻ではなく、あっという間にやっつけられて退場していくのでストレスにはなりません。
さて、肝心のエロ度ですが、これは実に素晴らしい!上記のとおり、とにかく絵が素晴らしいため何気なくおっぱいを揉んだり、ちんぽを扱いたりするだけでも十分な迫力があります。
ただし、ボリューム自体はそれほど多くなく、また二回あるエロシーンのうち一回目は手コキで終了、二回目はセックスの途中で邪魔が入ってしまいます。それにも関わらず十分なエロ度が確保されているのはすごいと思いますが、ちょっと惜しいと思うかもしれません。
とはいえ、とくに一回目のエロシーンは登場人物の性格の面白さもあり、なかなか見応えのあるものに仕上がっていると思います。また、二回目のエロシーンでは、ネタバレになるので詳しくはいえませんが、なかなか面白いものを見ることができるかと思います。
全体としては、普通に出来がよく、超オススメとしていいでしょう。見て損は決してありません。
なお、この作品には触手シーンが存在します。あまり触手メインという感じではないのでファンタジー系に分類しましたが、苦手な方はご注意ください。
※天使には本名と地上での名前の二種類があります。以下にそれを記しておきます。
・ヘスペリス(天宮ユウ):赤い髪のツインテール。元気娘。『禽獣戦隊ビキアニマ(ビキアンマ?)』という戦隊物のショーの着ぐるみアルバイトをしている。
・エウプロシュネ(優菜木美喜):青いロングヘア。おっとりとしたグラマーお姉さん。プールでスポーツインストラクターのアルバイトをしている。
・アウロラ(朝霧チャド子):栗色のショートヘア。マイペースなロリ娘。下宿先の花屋でアルバイトをしている。