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ゼロアニメーションの最新作品

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微熱症候群 第二話 ただいま診察中

微熱症候群 第二話 ただいま診察中

<ストーリー>
女子学生たちや先輩の美人教師・土屋先生らとカウンセリングという名のレズ行為を通して親睦を深めた主人公・水樹楠(みずきゆずりは)。本人はいたってノーマルな性癖ながら、それはそれで嫌ではなく、楽しく仕事をこなしていきます。

そんなある日、土屋先生やその元恋人でで仲のいい男性教師・遠藤とともに、遊びに行くことになりました。カラオケなどをして楽しんだあと、バーでお酒を飲んでいると、話が弾みすぎ、いつしか楠は酔いつぶれてしまいます。

前後不覚になった楠は、夢をみました。最近、ちょっと気になる男子生徒・霧島の夢。夢の中で、楠は霧島に優しい愛撫を加えられ、さらにその若く逞しい肉棒を突きこまれて悶絶し、幸福感の中で絶頂してしまいます。

ホテルの一室で目を覚ました楠は、衝撃的なことに気付きました。なんと、一緒に酒を飲んでいたはずの土屋先生と、遠藤先生が横に寝ています。それだけならまだしも、全員全裸でした。

もしかして、あれはただの夢ではなく、酔った勢いで遠藤先生とセックスをしてしまったのでは?だとしたら、はじめてだったのになんてことを。遠藤先生は別に嫌いではないけれど、どうしよう。翌日、学校の保健室で楠が悩んでいると、そこに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
前回微熱症候群 第一話 保健室にようこそに比べ、格段に絵が美しくなっています。ちんぽなどもちゃんとちんぽの形をしており、また、女の子の顔も可愛らしいです。演出や表現もそこまで古いという感じはせず、かなり見やすい作品になりました。

お話に関しては可もなく不可もなく、といったところです。エロ度を高めるため、登場人物が少々一貫性のない行動をとっているところが気になりますが、とりあえず不愉快というほどではありません。性的に自由な世界観なので、教師が学生に淫行のようなことをしていても、そこまで文句をつけるようなものでもないのでしょう。

一部、土屋先生のキャラクターが前回(とくに前半)と違いすぎ、微妙にあれ?と思わないでもありませんが、悪い変更ではありません。レズな姉御キャラというか、ざっくばらんな感じが好ましく、なかなかいいキャラクターに仕上がっていると思います。

エロ度に関しては、上記の通り絵が格段によくなったおかげで、実用性が跳ね上がっています。基本的に昔っぽい絵柄ではありますが、それでも抜き目的の鑑賞には耐えうると思います。

全体として、見る価値のある佳作でしょう。第二話ですが、それほど面白いくない前作を見なくても話は十分に通じると思います。
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微熱症候群 第一話 保健室にようこそ

微熱症候群 第一話 保健室にようこそ

<ストーリー>
主人公・水樹楠(みずきゆずりは)は社会人一年生の保険医。最近、とある高校に赴任し、悩める学生たちのカウンセリングを主な業務としています。

そんな楠の最初の仕事は、なんとオナニーの手ほどき!実は、セックスの経験が薄い少女が、周りの友達に話を合わせているうちに巨大なバイブレーターをプレゼントされてしまったのです。その子は、興味はあるもののやり方がよくわからず、先生に教えてもらいにきたのでした。

外見はわりと派手なほうの楠でしたが、実際は未だ処女でセックス経験も薄い生娘。しかし、可愛い学生たちのためならと一肌脱ぎ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
1998年の作品ということで古さは否めません。キャラクターデザインもそれほど目を引くようなものでもなく、劇や演出も普通で、わたしは夕方にやっている時代劇の再放送を見ているような気分になりました。

ギャグでのキャラクターの崩し方はわりと面白いですが、やはりいかんせんセンスが古すぎます。また、セリフなどもかしましいだけで面白味は薄いです。

絵に関しては、アニメとして少々乱暴である他、ちんぽは描かれているもののカリのくびれすら表現されていないのっぺりしたもので、太さも相まってフランスパンに見えてしまいました。絵がよくないため、エロ度もあまり高くありません。

一部、メタファーを駆使した表現がなされており、それは面白いと思いましたが、見所はそのぐらいでしょう。暇つぶしレベルの作品だと思います。



※高校…作中、高校と明言されているにもかかわらず、なぜか『中等部』という単語が存在しています。もしかしたら、中高一貫式の学園なのかもしれません。
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淫獣VS女スパイ Spy of Darkness

淫獣VS女スパイ

<ストーリー>
アンヌ・レイラ・シオンの三人は日本の諜報機関・Q(キュー)セクションに所属する凄腕の女スパイ。磨かれた肉体と知能を武器に、世界を股にかけた活躍をしています。

そんな女スパイたちに、国家機密コードレベル4という衝撃的な仕事が舞い込んできました。

実は、日本の某機関が、生きた人間を改造して兵器化するという恐るべき研究を行っていたのですが、試作品でもある『龍』という名の男性を何者かに誘拐されてしまったというのです。龍は残念ながら失敗作で、性欲と破壊衝動しか持たない、いわば淫獣とでもいうべき悲惨かつ危険な状態に陥っていました。

当然、そのような非人道的な研究を行っていたことが明るみに出れば、日本の国際的な信用は著しく失墜します。また、淫獣自体の危険性もあり、一刻も早く龍と誘拐した何者かの抹殺を行わなければなりません。

一方、龍を誘拐したテロリスト、バネッサ・ハマーは…(ゼロアニメーションより)

<感想>
実に丁寧に作られた作品です。

絵はきわめて美しく、女性キャラクターのデザインもなかなか魅力的。また、キャラクターのアクションも、体重というか、存在感を感じられる表現になっており、迫力があります。淫獣が力任せに女の下着を引きちぎるようなシーンでは、しっかり布が体に食い込むというようなところまで描写されています。

お話に関しては、教科書どおりに作られたスパイ活劇という感じです。冒頭の、主人公たちの紹介シーンなど、いかにもな感じでニヤリとさせられます。また、主人公たちがピンチに陥る展開も教科書どおりで、先が読める、というと貶しているようですが、実際はお約束感がかなり心地よいです。

描写自体はメリハリが効いており、先が読めたとしても十分に緊迫感を味わえるでしょう。

エロ度に関しては、前戯なしに太いものをおまんこにぶち込んでも平気で女がよがる、というような即物的な描写であるため、実用性はそこそこ程度かもしれません。触手はなかなか迫力があるのですが、濃さというか、ねちっこさが足りないと思います。もっとも、上記の通り女性キャラクターが魅力的であるため、その意味では目の保養になるでしょう。

一部、微妙にグロさがあり、万人向けではありませんが、触手好きな方にはかなりオススメできる一本だと思います。



※グロさ…かつて北斗の拳において、南斗水鳥拳のレイが秘孔『新血愁』を突かれて死亡した際、死の様子は直接描かれませんでした。ただし、その死に方は全身から血を噴き出すというもので、相当に凄惨なことになっているのが仄めかされています。この作品でのグロさは、それとおなじように、『はっきり描かれていないがキャラクターが大変なことになっているのがわかる』というグロさであり、考えようによっては普通に描写するより衝撃的だと思いました。
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刻音色 ~二の刻~

刻音色 ~二の刻~

<ストーリー>
狂気の乱痴気騒ぎから明けて一夜。激しく性器を酷使したメイドたちでしたが、なんとか怪我などはしないで済んだようです。そればかりか、薬物の副作用で記憶がなく、なぜ自分がすっぽんぽんで転がっていたのか理解できないというような状況でした。

ともあれ、メイドの勤めは館の管理と主人の世話。メイドたちは、いつものように仕事を開始します。

しばらくして、メイドのひとり、藤乃カスミがいなくなっていることがわかりました。館に伝わる言い伝え、時計が13回目の鐘を鳴らすとき、人がひとり消える。そのとおりのことが起こったのです。

これは、神隠し?しかし、本当にそんなことが?疑問が噴出するなか、しかしメイドたちは再び正気を失いはじめ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
前回刻音色 ~一の刻~において、大変なことになったメイドたちでしたが、今回は出だしで正気を取り戻します。詩条葵の顔面の靴跡が消えていないなど、細かい笑いの要素を盛り込んであり、実に微妙でとぼけた味わいのある描写に仕上がっています。

そして、前回はじけた分、今回はストーリーを重視していくのか、と思いきや中盤からやはりメイドたちが発狂します。それも、前回を上回る桁外れのエグさとド迫力!これは凄すぎて、表現がキツすぎ、精神有害としかいいようがありません。

エロシーンにおいては、藤乃カスミ・詩条葵・琴崎美季が関わる場面と、夢叶さやか・綾瀬梨花が関わる場面と、二組に分かれて交互に描かれる、ということになるのですが、とくに凄まじいのはさやかと梨花のペアです。台所で発狂したふたりはそこらにある食べ物や調味料を体に塗りたくり、さらにオーブンの中の骨付き肉の丸焼きから肉の塊を剥ぎ取っておまんこに食べさせてしまいます。

詩条葵の方にしても、おまんこを縫う(!)というあまりにもあまりなシーンが存在するなど、これははっきり言ってグロの領域です。

ネタバレになるので全てを詳しくは書きませんが、それ以外にも、実写で見たらわたしは確実に吐くと思えるほどの凄まじい描写がてんこ盛り!アニメでなかったらこれはさすがに見れないでしょう。

ストーリーに関しては、完全に意味不明です。ただ、どうやら原作のゲームを知っている人間向けに作られたと思われ、作中に原作との繋がりを仄めかす描写があります。また、絵に関しては総合的に見て十分に美しいものの、動きに微妙になめらかさがないかもしれません。それと、愛液が黒、もしくは虹色で表現されているのもどうかと思わないでもありません。

しかし、そういったことよりもなによりも、グロさすら感じる遠慮のない表現は特筆ものです!万人向けでない以上、超オススメというわけにはいきませんが、人生経験という意味で、これは見ても損がないかと思います!



※おまんこを縫う…(!)というより、(*)という感じでした。



※吐くと思えるほどの凄まじい描写…これだけ丁寧な絵を描くためには、スタッフの方たちはきっと参考資料としてこの種の三次元グロ画像をじっくり見たりしたのだろうなあと思うと、正直頭が下がります。また、声優さんたちの気合の入った演技も、感動的ですらあります。一視聴者としては面白いつまらないで済ませてしまうだけですが、そういう部分に思いを馳せるというのもたまにはいいかもしれませんね。
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刻音色 ~一の刻~

刻音色 ~一の刻~

<ストーリー>
山奥にある旧家、詩条家の館には時計がありません。時計が13回目の鐘を鳴らすとき、人がひとり消えるという奇妙な言い伝えがあり、そのためたった一つ、壊れて鎖でつながれた柱時計を除いては全ての時計が撤去されているのです。

雪深い冬の日、詩条家に使えるメイドたちが風呂に入り、仕事の疲れを癒しているときのこと。仲良くじゃれあったり、軽口を叩き合ったりしている彼女たちがあずかり知らぬところで、恐るべき事態が進行していました。

当主・詩条刹弥が、何者かによって殴り倒され、監禁されてしまったのです。そして、その何者かは空調や水道に細工をすると…(ゼロアニメーションより)

<感想>
いきなり女の子たちの入浴シーンというサービスカットからはじまり、怒涛のエロ展開を見せる作品です。実用性大爆発であり、見応えがあり、超オススメ!しかし、微妙にひとを選ぶ表現があります。

登場人物の描き分け方がなかなか面白いです。実はこの作品、開始早々に登場人物がほぼ全員薬物を盛られて発狂してしまうのですが、それはつまり正常な状況の描写がほとんどないということです。それにも関わらず、特徴的なシーンとセリフ、回想などを駆使して登場人物たちの個性をきっちり説明してくれています。

そして、女の子たちの狂い方が素晴らしい!涎をたらすのはデフォルトで、目つきや表情もイカれたものになり、さらには鼻水まで垂らすようなだらしない表情になります。そして、声優さんたちの演技も素晴らしい!演技自体も素晴らしいうえに、狂ったセリフも素晴らしく、壊れた女の子が好きな方にはたまらないものだといえるでしょう!

わたしがとくに素晴らしいと思ったのは、メイドのひとり、夢叶さやかが発狂するシーンです。さやかはビリヤード場を掃除している間に薬物の影響が出てしまうのですが、錯乱し、おまんこや肛門に大量のビリヤード球を詰め込みます。そして、『入った…。また入っった…。このままじゃ、ランアウトしちゃう』などとわけのわからない言葉を口走りながら涙と涎、さらに鼻水を垂らします。

BGMもいい味を出しており、わたしは見ながら開いた口が塞がりませんでした。呆気にとられるとはまさにこういう作品に使うべき言葉なのでしょう。

ただ、当然ながら人間が発狂するシーンは場合によって精神有害です。また、この作品には一部、女の子を激しく罵倒し、殴り倒し、顔面を足蹴にするような暴力的シーンがあり、さらにフィストファックや上記のビリヤードのシーンをはじめとする異物挿入などのえぐい描写もあります。そういうのが好みでない方はご注意くださいませ。

ところで、この作品には珍しく、剃刀で陰毛を処理したり、生理の女の子がタンポンを挿入するような生活感溢れるシーンが存在します。それが目当てで見るようなものではありませんが、一応特筆しておくべきだと思いました。



※ランアウト…最後のボールまでとりきること。ビリヤードのルールはよく知りませんが、つまり台の上のボールが全部おまんこ穴に入った状態になってしまう、ということが言いたかったのでしょう。作中のセリフでは、激しい喘ぎに呂律が回らず、ラーアウドになっちゃう、というようにしか聞こえませんでした。
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集団痴漢電車 後編

集団痴漢電車 後編

<ストーリー>
痴漢被害業、すなわち依頼によって男を痴漢に仕立て上げるという恐るべき仕事を生業とする女たちによって裁判にかけられ、実刑を受けてしまった主人公・坂井勇次。痴漢の神様こと杉本一男の手ほどきを受け、復讐の牙を研ぎます。

そして、ついに勇次を陥れた実行犯、女子校生にして痴漢被害業特攻隊長の駿河里佳子を堕とすときがきました。勇次は電車の中で里佳子の背後に忍び寄ると、おもむろに連日の痴漢行為で鍛え上げられた自らの輝ける右手をスカートの中にもぐりこませてしまいます。

勇次の的確な指遣いに思わず我を忘れ快楽に酔いしれる里佳子。そして、その様子を影から見守り、勝利を確信していた杉本。しかし、いきなり勇次の腕が…(ゼロアニメーションより)

<感想>
実にへっぽこな作品です。絵が非常に下手で、またお話も滅茶苦茶なのですが、ネタになるという意味でかなり面白いと思います。

とにかく、ノリが本当に少年漫画、それもスポコン漫画や料理で対決するような漫画と同じなのです。対決の日時を設定し、それに対して登場人物が腕を磨くために特訓する、という展開で、痴漢行為でそんなことをするギャップがたまりません。

なんというか、レベルが低いわりに楽しませる努力はしている、という感じで、DVDが欲しいというような作品ではありませんが、大量にダウンロードできるなら見ても損はなく、時間内は笑って楽しめると思います。

なお、肝心のエロ度に関しては、女の子キャラクターの造形はかわいいし、時間的なボリュームもあるのですが、描写に濃さやいやらしさというものがありません。目の保養レベルのものであり、実用性は低いでしょう。

ところで、この作品には男性責め、すなわち男性の勃起したちんぽに特殊な器具を装着し、不能になるまでイカせ続けるという拷問シーンが存在します。男が血走った目をして悲鳴をあげる、というような描写があり、微妙に精神有害に感じるかもしれません。時間も短く、それほど激しい描写ではありませんが…。
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集団痴漢電車 前編

集団痴漢電車 前編

<ストーリー>
東京都迷惑防止条例違反により、懲役6ヶ月の刑に処されてしまった32歳の青年・坂井勇次。しかし、それは全くの冤罪でした。

もともと、坂井が通勤に利用していた電車は痴漢が横行する治安の悪い場所だったのですが、妻も子供もいる勇次はそういったことには一度も関わらず、見ているだけだったのです。ところが、ある日、いきなり女子校生に腕をつかまれ、痴漢として警察に突き出されてしまったのでした。

裁判や服役の間に会社は首になり、妻子も離れてしまった勇次。ようやく刑期を追え、出所したわけですが、もはや夢も希望もありません。

そんな勇次のところに、派手な車に乗ったロンゲのイケメンが現れ、自分は痴漢の神様だと…(ゼロアニメーションより)

<感想>
へっぽこな絵と少年漫画風のノリが妙に可笑しい作品です。最高とは言えないまでも、作品のレベルが低いわりにはかなり面白いと思いました。

ストーリー紹介の部分からすると、なにか非常に不愉快で陰鬱な展開になるのではと思うかもしれませんが、実はそんなことはないです。ナレーションを駆使して非常にテンポよく、というより超スピードで話が進んでいき、あれよあれよという間に『痴漢戦争』などというわけのわからない状況になってしまいます。このあたり、超展開すぎて笑うしかありません。

そして、この作品の最大の魅力は、セリフ回しです。『おれの辞書に不感症という文字はない』『おまえはすでに感じている』というような名言(?)をはじめ、味わい深いセリフが多く、ただセリフだけのために見る価値があるのではと思います。

なお、声優さんの演技は素晴らしいものの、エロ度・実用性に関してはあまり高くありません。絵がへっぽこなのと、上記の通り超スピードの展開になるため、時間的ボリュームのわりに各シーンの描写が薄いように思います。なかなか笑える作品なので、そちらを目当てにみるのがいいのでは、と思います。

なお、この作品は登場人物がガチな痴漢行為(つまり犯罪)を行っています。人によっては不愉快に感じる場合があろうかと思いますので、ご注意ください。
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アンバランス MENU.3

アンバランス MENU.3

<ストーリー>
客は多く、そこそこ繁盛しているファミレス・ハングリーベア。しかし、アメリカの大学でMBA(経営学修士)をとったという美人社長・岬祐美子は触れ込みのわりに無能な経営者でした。すでにハングリーベアは資金繰りが困難に陥っています。

追い詰められた祐美子は、ハングリーベアのアルバイト従業員・藤宮律子に目をつけます。気が強いものの有能なアルバイトである律子は、実はハングリーベアに融資を断った銀行の頭取の娘だったのです。

この女をレイプして恥ずかしい写真を撮り、それをネタに頭取を脅せ。すでに冷静な判断を失っている祐美子は気の弱い店長を通して街のちんぴらにそれを実行させるという杜撰きわまる計画に着手します。

一方、ハングリーベアを傘下に組み込むことを目論んで従業員として潜入している主人公・大久保純にとっては、祐美子の暴挙は渡りに船でした。盗聴器で計画の全貌を把握した純は、律子に接触すると…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ストーリーに関しては、頭取の娘レイプ計画とかいろいろ進行していますが、あまりたいした意味はありません。問題の解決もかなり乱暴ですし、お話の面白さはないでしょう。ツッコミを入れて楽しむ分にはいいかもしれません。

今作の一番の魅力は、気が強く潔癖な女である藤宮律子が、出だしのツンツンした態度とは裏腹にどんどんデレデレになるという、いわゆるツンデレっぽいところでしょう。

実は律子はとある事情から家族に秘密でファミレスでのバイトに勤しんでいるわけですが、そのあたりの流れと律子の性格付けはうまく行っており、説得力がありました。この設定がエロシーンにも効いており、実に迫力があったと思います。

さて、そのエロシーンですが、これが素晴らしい。律子の反応ははじめの方こそ大人しいものでしたが、途中でタガがはずれたようになり、かなり激しく乱れます。シリーズ通しての卑語連呼は今作でも健在で、乱れ始めてからはそれこそ堰を切ったようにおまんこを叫び続けます。このあたり、声優さんの素晴らしい演技も相まって、実用性大爆発です。

ただ、そのシーンでは律子は薬物を盛られている、という描かれ方をしているので、人によっては微妙に萎えるかもしれません。迫力自体は素晴らしいのですが、やはり薬を使われると、純粋にセックスで気持ちいいというより、薬が気持ちがいいのでは、と思ってしまうところがあります。

ラストはかなり異様な状況になりますが、それにもかかわらずごく普通に終わってしまいます。このあたり、後味が悪くないのはいいのですが、ちょっと竜頭蛇尾というやつかもしれません。

なお、少々絵というか映像表現に癖のあるシリーズですが、今回はわりと見やすい方だと思います。しかし、最初のセックスは主人公の部屋で行われるのですが、その部屋は主人公の亡き妻の写真が所狭しと飾られている異様な(異常な?)部屋として描かれています。登場人物は気にしていないようですが、やはりちょっと薄気味悪いような気がしますし、そこでセックスするような気分になるのかなと少し思いました。
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こわれもの 1・2・3

こわれもの 1・2・3

<ストーリー>
第一話は亜紀が新しいご主人さまのもとに派遣され、そこで楽しく生活する話。

第二話はおそらくは亜紀タイプ試作品のエピソード。

第三話は亜紀が様々なコスプレに挑戦した挙句、肉体を改造されてしまう話。

全部で一時間半近くあり、しかも区切りごとに主題歌が入ります。おそらくは普通に30分弱程度の作品三本をまとめたのでしょう。(ゼロアニメーションより)

<感想>
第一話はいかにもなオムニバスストーリーです。一応、量産型のアンドメイド・亜紀が『人間で言えば16歳』であり、また普通に生活している女子校生たちを羨み、人間の性奴隷として生み出された自分の境遇を儚んで涙を流すような情操を持っている、という設定が明かされています。

もっとも、実際にはご主人様との生活にそれなりの楽しみを見出したりしている描写がなされているので、あまり気分の悪い展開にはなりません。ラスト近く、微妙に痛みを感じないでもありませんが、概ね幸せな亜紀の物語だと思います。

第二話はしっかりとしたショートストーリーになります。亜紀が上流階級の子息である健一という少年のもとに、素性を隠して派遣されてきます。亜紀の役割は環境破壊によって男性の女性化が進行する社会において、優秀な精子を確保するための性奴隷になること。そして、作中の描写から、おそらくこの亜紀は試作タイプだと思われます。

お話に関しては、見ている側が亜紀の素性を知ってしまっているため、あまり緊迫感がありません。このタイプのお話は、亜紀が何者なのかわからないほうが面白いのではないか、と思います。もっとも、声優さん、とくに健一役の演技が素晴らしく、また無茶な展開とはいえ、それなりに少年の心の動きには納得できる面もあり、なかなか見応えのある佳作だと思います。

ラスト、極めて精神有害な展開になります。面白いのですが、その点はご留意ください。

第三話は第一話と同じくオムニバスストーリーになります。亜紀が、ウェディングドレスをまとったり、明らかに小さすぎるスクール水着を着せられて肉がはみ出したり、というようなことをやっています。

それだけなら普通ですが、オプションパーツとして男性の陰茎を接着され、さながらふたなりのような姿に改造され、巨乳改造された同タイプのアンドメイドに犯される、というようなシーンもあります。

ふたなり亜紀も巨乳亜紀もどちらも同じ亜紀なのですが、巨乳亜紀は化粧や目つきなどがキツくなっています。顔自体は同じなのに、描き分けができるものだと感心しました。

なお、三話通して、絵に関しては並です。とくに動きに関して、少々乱暴に思えるシーンも多いですが、亜紀が可愛いので許せてしまいます。

そして肝心のエロ度ですが、フェラチオの嵐になります。こだわりを感じるといえば聞こえがいいのですが、さすがにここまでフェラチオ偏重だと、少々飽きるかもしれません。第一話と第三話はほぼ全編エロシーンでボリュームは十分なので、実用性はあります。

なにぶん三話もあり、一度にレビューするのは乱暴では、と思ったのですが、このブログはゼロアニメーションの動画をレビューするという建前になっていますので、とりあえずあわせました。ご自分で分割できる方は、三回分にわけてもいいかもしれません。



※男性の女性化…作中にはほとんど描写がありません。環境ホルモンで精子が減少したりすることが現実にあるらしいですが、そのことなのかもしれません。

※フェラチオ…元米大統領のビル・クリントン氏によると、フェラチオはセックスではないのだとか。それが本当なら、この作品はエロアニメでありながら『セックス』がほとんどない作品、ということになりそうです。



関連シリーズ
こわれもの 2
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