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ゼロアニメーションの最新作品

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贖罪の教室 前編

贖罪の教室 前編


<ストーリー>
最近父親が殺人事件の容疑で逮捕されてしまった平松七瀬。彼女自身や友人の結城まどかは無実を信じていますが、真相解明は司法に委ねられます。しかし、ある日の放課後、七瀬は男子生徒数人に呼び出され、人殺しの娘、と罵倒され、これは贖罪だ、などと言われて輪姦されてしまいます。

その後、贖罪新聞と称した七瀬の父の犯罪や七瀬が犯された時の状況の詳細を記した怪文書が学校中に出回り、さらに家で、通学電車で、贖罪と称して度重なる性的いじめを受けた七瀬は錯乱し、いつしか自分は犯されて当たり前の変態淫乱だと思いこむようになります。

さらに学生たちの七瀬への性的いじめはエスカレートし、何の関係もない家庭教師や友人も…(ゼロアニメーションより)

<感想>
絵に関しては、悪くありません。いささか癖のある絵柄で、美しい、という感想はもてませんが、手抜きをしているようにも思いませんし、キャラクターの感情を上手く表現できていると思います。最初にレイプされたとき、制服をビリビリに破かれたのに直後のシーンで普通に服を着ている、というようなところはありましたが、これは演出でしょう。

しかし、犯されているのになぜか濡れててローションも使わずに挿入できちゃう、というのはこういう作品のお約束ですが、主人公はだんだん犯されるのが嬉しくなってきたらしく、「気持ちいいけど感じちゃだめだ、いい思いをしてしまったら贖罪にならない」などと気が狂ったとしか思えないようなわけのわからないことを考えるようになります。

犯されているのに意思に反して感じてしまう女、というのは本来実用性の高いシチュエーションですが、主人公が度重なる輪姦や怪文書などでのいじめ、父に対する不安などのストレスで錯乱し、少しずつ狂っていく、というような状況は妙にリアルで、いささか重いです。

はじめは主人公を輪姦する男子学生どものあまりの無茶苦茶ぶりが逆に爽快で、笑いながら見ていたのですが、だんだん鬱が入ってきて楽しめませんでした。無修正でエロ度もかなり高く、属性により、ものすごくこういうのが好きな人もおられるかと思いますが、見る人により精神有害、閲覧注意としておきたいと思います。



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BAD END 贖罪の教室
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贖罪の教室 後編

贖罪の教室 後編


<ストーリー>
親友の結城まどかを目の前で犯されてしまった平井七瀬。しかし、七瀬は完全に洗脳されており、何の関係もないまどかが犯されているのも全て自分のせいだと思い込んでしまいます。

七瀬はまどかの隣で一緒に犯されながら、心の傷が肉の悦びで少しでも小さくすむようにと、心を開放し、素直に感じれば楽になれると説きます。

まどかは七瀬の言葉を真に受け、積極的に快楽を貪り、男たちに「もっと突いて」とねだります。しかし、男は一度出してしまうと回復に時間がかかるため、その間、七瀬とまどかにレズショーをさせることに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
セックスの快感は実際には体ではなく脳が感じるものであり、そのため頭のいい優等生の女の子は感じやすい、という俗説があります。本当かどうかは分かりませんが、この作品の見所の一つが、前半3分の1程度を占める優等生結城まどかの陵辱&レズシーンであることは間違いありません。

どうもこの結城まどかというキャラクターにはもとから淫乱かつレズっ気があったらしく、男たちに輪姦されているのに感じまくり、続いてのレズシーンでは完全に二人の世界に入り込むなど、ありえない展開が続きます。本編の内容自体は非常に重いのですが、このあたりは無茶すぎて笑えます。

続いて後半は人物相関や七瀬の父が犯したとされる殺人事件の真相について語られるのですが、一箇所致命的な設定ミスがあります。ネタバレになるのでどことは言えませんが、作中でも報道等がなされるているわけで、主人公がこのことを知らないというのは普通ありえないのではないか、と思います。この設定ミスが大きすぎて、ミステリーとしては評価のしようがありません。

肝心のエロ度ですが、かなり高いです。主人公は犯されるのは自分のせいで、それが当たり前のことだと思っているため、素直に感じます。むしろ気持ちよくなってしまったら贖罪にならないし、どうしよう、などと気のふれたような悩みを抱える始末です。絵も美麗ではないものの無修正で、主人公が快感に酔う表情は、下品で実用性があります。

全体としては、精神にくる衝撃展開がてんこ盛りで、ラストも非常にキツイものがあります。面白いか面白くないかで言えば面白いのですが、一応精神有害、閲覧注意としておきたいと思います。



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