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<ストーリー>
西暦2030年。人類の破滅はあっけないものでした。
核戦争により、地球上のほとんどの生命は死に絶え、あとには瓦礫と汚染された不毛の大地のみが残ったのです。しかし、人類が完全にいなくなるまでにはまだいくばくかの時間が残されていました。放射能を防ぐドームの中に、細々と文明の名残があったのです。そこは、ごく小規模な都市であるという点を除けば、栄華を誇った人類の街そのものでした。
それでも、人は死ぬまで生き続けなければなりません。人類は、荒れ果てた大地の上で生き延びるための最後の切り札ともいうべきプロジェクト「メガロアース計画」に着手しました。
しかし、どのような理由からか、ギミックと呼ばれる何者とも知れない存在が現れ、計画に対し暗殺やテロなどを含む様々な妨害を行うようになります。街にはそうしたテロ集団「ブラックウィドウ」を阻止するために結成された「スナイパー管理局」と呼ばれる団体の監視カメラで溢れ返り…(ゼロアニメーションより)
<感想>
なかなか見応えのあるSF作品です。
人類滅亡後、細々と生き残った人たち同士の争いというテーマは、使い古されているとはいえきちんと作ればいくらでも面白くできるという古典のようなもの。そして、この作品は食料事情や産業などの設定が描かれていないため、あまりハードな印象はありませんが、閉塞感などの雰囲気などがしっかりと作られています。
しかし、まだ前半で、伏線を張ったり重要キャラクターを出現させたり、あるいはそう見せかけてさっさと殺してしまったり、というようなことをしている最中で、先は気になるもののお話がどうというような段階ではありません。
この作品の最大の見所、と言っていいのかは分かりませんが、ものすごくボリュームのある悪夢のような拷問シーンがあります。とっつかまったブラックウィドウの女性メンバーが激烈な性的拷問を加えられることにより、必ずしも主人公が属するスナイパー側が正義と言い切れないことを表現しているわけですが、これはかなり凄まじい。わたしははっきり言って引いてしまいました。拷問属性の方にはかなりオススメですが、人により精神有害である可能性があるのでお気をつけください。
<ストーリー>
激しい頭痛により意識を失ってしまった主人公・エル。以前エルが助けて以来なぜか妙にないてしまったアイドル歌手・パセリの介抱を受けます。
一方、スナイパーによって新たに捕らえられたブラックウィドウの一員は、そこで恐ろしいものを見せ付けられていました。前回
[el] エル Vol.1で拷問を受けていた、同じくブラックウィドウの女が、そこにいたのです。しかし、彼女は完全に正気を失っており、あらぬ場所を見つめながら自身の潔白をぶつぶつとつぶやき、涎を垂らしてオナニーをするようになっていました。
「あの女もはじめは強情でなにも喋らなかったが、今では壁とまで話すようになっちまったよ」
拷問官は笑いながらそう言うと…(ゼロアニメーションより)
<感想>
うまくまとまった出来の良いSF作品です。
前回は拷問シーンにばかり気が向いてしまい、お話しのよさをあまり味わえませんでしたが、意外にもエロ要素抜きでも十分楽しめる面白い作品でした。ショートショート向きのネタが命という感じのお話なので、二回以上見たいと思えるかどうかは微妙ながら、初見なら見て損は決してありません。
また、今回は拷問もそれほど激しくなく、ややソフトなSM程度のもので、より万人向けだと思います。もっとも、乳首に針を刺してピアスをつけさせたり、というような痛いシーンがありますが。
エロ度に関しては、おっぱいを揉みしだくときの指が食い込んでいく感じなど、女体の柔らかさを上手に描いており、またレズシーンなどもあり、実用性はあると思います。ちょっと面白いのは、やたら恐怖におののいて失禁する女性キャラクターが出てくる点。おしっこ属性の方には相性がいいかもしれません。