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<ストーリー>
燦々と降り注ぐ日差しと、小鳥たちが歌う穏やかな風の中、武蔵はまどろんでいました。村に流れる時間は優しく、武蔵は帰省してから関係を持った二人の幼馴染みの娘のことを思い出し、幸せな気分に浸っています。
と、草を踏み分ける足音。目を開けると、そこに日傘を差したおとなしそうな娘がたたずんでいました。まゆきです。那水、あんず、朱雀、まゆきの四人は、武蔵の幼馴染み。もっとも、武蔵は、村の大木や雨が降ると泥だらけになる道、季節ごとに変わる草花は覚えているのに、いつも一緒に遊んでいた幼馴染みの娘たちを覚えていませんでした。
和やかに思い出話に花を咲かせるなか、まゆきは武蔵に、ずっとここにいて欲しいといいます。普段都会で暮らしている武蔵も、生まれ育ったこの村が嫌いではないので、年をとって引退したら帰ってきたい、といいました。まゆきはその言葉を聞いてはっとした表情を浮かべ…(ゼロアニメーションより)
<感想>
絵は相変わらず素晴らしいです。鳥の鳴き声、日差しなどの表現も素晴らしく、ぼんやり見ているだけでもなんともいえない暖かい気分になってきます。全体に懐かしいような、どこか切ない雰囲気が漂っており、とても好ましい作品です。
ストーリーに関しては、かなり無茶な部分があり、また一部説明が忙しすぎるところもありますが、十分に面白いです。作品自体はあまり似ていませんが、アイディアとしては昔のうる星やつらの劇場版にこれと似たようなものがありました。どちらかというとコメディ向きの展開で、真剣に変なことをやっている感があります。
エロ度も、非常に高いです。体の動きやセリフなどの描写も丁寧で、特に、男勝りな性格の朱雀が、武蔵とのセックスをリードしようとして、しかし経験不足からまったくうまくいかないのが悔しくて涙を浮かべるところなど、実に味わい深いものがありました。
ラスト、うまくまとめるにはこれしかないとは言いながら、ちゃんと伏線が生かされており、感動しました。心に残るものがある超オススメの良作だと思います!
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