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鬼点睛 第一話「鬼(のぞみ)」

鬼点睛 第一話「鬼(のぞみ)」


<ストーリー>
夜の飲食店。その天井から垂れてきた雫は、雨水ではなく人の血でした。

極道の事務所である階上の部屋は、13人分の構成員の破片が散らばる屠殺場と化していました。組同士の抗争か、あるいはシャブ中毒の組員が暴れたのかはわかりませんが、普通ではありえない惨状です。

惨たらしい場面には慣れているはずの刑事たちも思わず吐き気をこらえる地獄絵図の中で、一人の少女が保護されました。手脚には痛々しいまでの拘束の痕。そして、背中には鬼の彫り物。担当刑事の一人、呉麗子にはこの少女が暴力団に囚われ、長期にわたって監禁され、酷い虐待を受けていたことが一目でわかりました。

ともあれ、被害者であり目撃者でもあるこの少女・のぞみを落ち着かせ、あわよくばこの大量殺人についての情報を得ようと考えた麗子でしたが、のぞみは極度の恐怖体験のためか錯乱して暴れ、麗子や看護婦などに襲い掛かり、あまつさえ辺りに人がいるのにオナニーするなどの異常行動を…(ゼロアニメーションより)

<感想>
冒頭から可愛らしい少女が拘束され、刺青を入れられる場面があり、さらに一転してヤクザの事務所が殺戮されて死体が転がっている場面になるなど、グロくてショッキングなシーンがてんこ盛りの作品です。

特に出だしの刺青のシーンは、手脚を完全に縛り上げられたのぞみが咥え棒を噛まされ、いかにも古風な職人という感じのおじさんに針が何本もついた見るからに痛そうな器具で墨を入れられ、血まみれになりながら脂汗と涙と鼻水を垂らし、さらに小便まで漏らすという、本当に痛そうな描写です。時間が短いですが、かなり衝撃的でした。

お話に関しては展開が早く、少々ついていくのが大変で面食らってしまうところがありますが、緊張感があり、概ね好ましいです。一応ホラー・猟奇系に分類しましたが、走行している自動車の屋根にへばりついて窓ガラスをぶち割ってくる人物が登場するなど、アクションの要素が強く、スリラーと言った方が適切かもしれません。

絵に関してはキャラクターの顔がちょっと濃い目ですが十分に美しく、また体つきも色っぽいためエロ度に貢献しています。ただ、エロシーンについてはストーリーの都合で邪魔が入ることが多いため、少々不完全燃焼の感が否めません。また、尺もあまり長くないので、実用性に関しては残念ながら微妙といえるでしょう。なお、わたし自身が一番エロく感じたのは冒頭の刺青シーンだったりします。このあたりは人によるでしょうが…。
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鬼点睛 第二話「天使(はくま)」

鬼点睛 第二話「天使(はくま)」


<ストーリー>
會間のぞみ(えまのぞみ)の背中の鬼。刺青でありながら命をもち、時にはのぞみの背から抜け出て暴れまわる魔性の存在。のぞみの眼差しに自らに似た所を感じとった刑事・呉麗子は、のぞみを謎の男から守る際、暴走したその鬼によって犯されてしまいます。

麗子は気丈にも威儀を正し、知り合いの医師に診察を受けます。分娩台の上で血に染まりゆくガーゼと、麗子を気遣う医師。しかし膣内に多少の裂傷は受けたものの、幸いにも大怪我を免れた麗子は、すぐさま職場に復帰しました。

自分とのぞみを襲った謎の男、そしてのぞみの背中の鬼を彫った彫り師を探すため、捜査を続ける麗子でしたが、のぞみは預けられた教会から逃亡してしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
洋画配給会社のアルバトロスが出しているサイコホラーにありそうな内容の作品です。もちろん、刺青の鬼というモチーフは日本的ですし、鬼の出現条件が「のぞみが性的に興奮すること」である点がいかにもエロアニメで、必ずしもそのままではありませんが、作中の雰囲気がよく似た作品をいくつか見た覚えがあります。

一応それなりに実用性の高いエロシーンも多いのですが、とにかく血塗れの残酷なシーンや精神的にキツイ設定が多く、かなり人を選ぶ作品だと思います。監禁のシーンなども、食器の横に注射器があったりしてかなり「うわぁ…」という感じです。作品の内容自体は面白く、興味深くもあったのですが、少々引いてしまいました。

絵に関しては十分に美しいのですが、女の人の顔が微妙に乱暴に思えるシーンがあり、少々エロ度を損ねています。エロアニメなのに男の顔の方が丁寧なのは一体どういうことなのでしょう(苦笑)。ただ、この作品の場合ははっきりいって抜き目的というよりホラーが好きな人が見るべきだとおもいますので、あんまり問題がないとも思います。

ともかく、ホラー目当ての方にはオススメ、それ以外の方は精神有害注意ということしておきたいと思います。



※會間のぞみ…會は会の旧字体です。
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鬼点睛 第三話「辯戈天(じゅん)」

鬼点睛 第三話「辯戈天(じゅん)」


<ストーリー>
のぞみと麗子を監禁した挙句に鬼に襲われ、片腕を失いながら逃亡した連続猟奇殺人犯・白馬。しかし、意外なことに、白馬はあっさりと身柄を確保されました。なんと白馬は、ゴミ処理場で、壊れた人形の背中に刺青を彫ろうとしていたのです。焦点の合わない目とのべつ恍惚とした笑みを浮かべた表情は、すでに白馬が正気を失っていることを雄弁に語っていました。

診察の結果、白馬は何者かに襲われ、残された右腕も使い物にならないようにされたことがわかりました。

ちょうど時を同じくして、彫り鬼を追う麗子の上司も何者かに襲われ、植物状態にされるという事件が起こり…(ゼロアニメーションより)

<感想>
前作鬼点睛 第二話「天使(はくま)」で猟奇殺人犯としての狂気をあますことなくみせつけた白馬が、いきなり何者かによって集団暴行を受け、廃人に追い込まれるなど、衝撃的な展開を見せています。新たな展開で、先がかなり気になる作品です。

今回、何の脈絡もなく乱交シーンがあったり、主人公がレズの気を告白したりと、エロ度が無駄に高く、実用性も極めて高いのですが、反面グロ度も凄まじく高く、見る人を選びます。何しろ相手が妊婦であると知りながら面白がって流産させるために犯しまくるなど、鬼畜で非道としかいいようがない言語道断な鬱展開があります!作品のレベルは高いですが、精神有害な面があるので、視聴にはご注意ください。

お話に関しては、「背中から刺青で彫られた存在が現世に出てくる」という設定を上手く利用し、スタンドバトルのような展開に持ってきたのはなかなか意外でした。これは普通に面白いアイディアと言ってよく、過剰なエロとグロがなくても使えるネタなのでは、と思います。もっとバトルメインの、万人向けの作品にしてもよかったのでは、と少々惜しくなりました。



※辯戈天…七福神の一人、弁天様です。そう書くと親しみがわいてきますが、作中ではかなり迫力のある描かれ方をしており、十分な怖さがありました。
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鬼点睛 第四話「麗子」

鬼点睛 第四話「麗子」


<ストーリー>
警察署が何者かによって襲撃され、夜勤の警官20名以上が殺戮され、生き残った二人―呉麗子と會間のぞみ―も大怪我を負ってしまうという衝撃の事件に、警察もその威信にかけた捜査に乗り出します。しかし、麗子は暗澹たる気持ちに沈んでいました。

その理由の一つ。警察を襲撃したのはヤクザ等の組織などではなく、安藤準ただ一人であるという事実です。誰が弱冠14歳の少女一人によって20名以上の警官が皆殺しにされたなどという非常識な話を信じるでしょう。生き延びた麗子の証言など、ショックによる妄想で片付けられるのがオチ。真犯人である準を法的に捕らえることなど不可能なのです。

そしてもう一つの理由。のぞみが、壊れてしまいました。背中の鬼を準の針によって封じられたのぞみは、ペニスパンツを装着した準によって処女を奪われ、いいように嬲り犯されてしまったのです。いまやのぞみは呼びかけても反応がなく、濁った目をしたまま預けられた教会の敷地をふらつき、どこか虚ろな笑みを浮かべては自身の体に生傷をつけたりしていました。

自らのお腹の赤ちゃんを奪い、さらにのぞみをこんな風にした準に復讐するため、麗子は刑事の職を辞すると…(ゼロアニメーションより)

<感想>
鬼点睛シリーズの最終回になります。ずいぶんとストーリー要約しにくい作品です。何しろ、「少女の背中に彫られた鬼の刺青が女刑事のお腹の子の父」だとか「14歳の少女が一人で警察署を襲撃して夜勤の警官皆殺し」とか、はじめから見ていないと理解できない設定・状況がてんこ盛りだからです。ストーリーものの作品を途中から鑑賞することはもともとオススメできませんが、この作品は特に最初から見ることをオススメしたいと思います。

今回は最終回ということでかなり緊張感のある展開、インパクトのあるシーンが目白押しで、面白いか面白くないかでいえば間違いなく面白かったのですが、残念な点があります。ストーリーが主人公の失敗から展開していくため、見ながらどうにも「何やってんだこの人…」とツッコミを入れずにいられなかった所です。主人公が完璧超人であればいいとは思いませんが、実際問題として暗殺に行ってぼやぼやしている間にとっつかまり、所持品から仲間の居場所まで割られてしまうのはいくらなんでもあんまりだと思います。

また、今回刺青に描かれた存在が現世で暴れまわる現象の理由が語られています。これもあんまり説得力がなく、よろしくありません。一応、後のほうでそれを生かした演出がなされており、全く意味がないとはいいませんが、とってつけた感が拭えないのも事実です。

少々悪いところばかり指摘してしまいましたが、エロ度は極めて高く、シーンごとの演出も素晴らしいので、十分な面白さはありました。作品の性質上グロ度がかなり高いため万人向けとは言えませんが、グロが平気な方は楽しめる質の高い作品だと思います。
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