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ゼロアニメーションの最新作品

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クライミライ scene1 淫惨なる過去

クライミライ scene1 淫惨なる過去


<ストーリー>
主人公・英田柾は薊学園の新聞部部長。周囲の人間には秘密にしていますが、幼馴染みの閑谷紫苑と同棲し、朝っぱらから制服エプロンの紫苑を押し倒してヤリまくるなど、優雅な生活を送っています。

そんな柾の関心事は学園を襲う恐怖の幽霊騒動。今日も同じ新聞部で自分の足で駆けずり回って記事をものにする神目楓や、パソコンを駆使して情報を集める八束桧らとともに、幽霊の謎を追っていました。

一方、学園に不穏な空気が流れつつありました。それは「心療クラブ」の存在です。柾の同級生で学園理事長の御曹司でもある茶屋町と、その先輩・成羽菫が率いる心療クラブは、実は心療とは名ばかりのレイプ部で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ストーリーに関しては、幽霊騒動を取材する新聞部と心療クラブのお話が交互に進んでいく形態になっています。もっとも、現状幽霊騒動についてはなんらの進展もなく、主に心療クラブの活動と偶然それに巻き込まれた主人公たちの動きが描かれるのみです。

おそらく、幽霊騒動もなんらかの伏線であろうとは思うのですが、この作品はストーリー展開が笑えるほど強引なので、あまりそちらの方面の期待はしていません。なにしろ、お話の7~8割がエロシーンであるため、ストーリーなどあって無きが如し、というのが率直な感想です。

そこで肝心のエロ度に関してですが、これは極めて高いです!同棲中の幼馴染みとのラブラブなセックスから始まり、お姉さんのフェラチオ、女一人に男二人の3P、男同士のシックスナイン(!)、ビデオに撮影しながらレイプ、などなど、ずらずらと並べていくと実に壮観なほどボリュームあるエロシーンの数々。絵はそこそこレベルですが、声優さんの演技も男女問わずまことに素晴らしいです!

さらに、挿入された瞬間に絶頂して潮を吹く女の子や、おまんこを至近距離で見ただけで射精する男の子など、なんとも即物的な描写で、笑えるうえに迫力があります。また、レイプや脅迫など、どちらかといえば鬱な感じであるはずの内容なのに、表現が軽いためかどこか可笑しく、あまり気分が悪くなりません。

傑作の類ではありませんが、とにかくエロ度が高くて笑える面白い作品なので、抜き目的の方にはオススメだと思います。
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クライミライ scene2 生け贄たちの…現在。

クライミライ scene2 生け贄たちの…現在。


<ストーリー>
幽霊の情報を求め、深夜の学園を調査する神目楓。辺りは暗く、静まりかえり、いかにも何か出そうな雰囲気が漂っています。楓もさすがに怯えが入ってしまい、ちょっとした物音から何者かが足首を掴んでいるかのような錯覚まで覚えてしまう始末。それでもなんとか勇気を振り絞って探索を続けます。

と、そこに女のすすり泣く声。誰?まさか、幽霊!?新聞部魂が恐怖に打ち勝ち、そばに駆け寄った楓でしたが、そこにはある意味幽霊などよりももっと恐ろしく、悲しいものが存在しました。

御津撫子。楓も良く知るこの後輩1年生女子は、幽霊などではなく生きた人間です。しかし、全裸で目の焦点も合わず、体中痣だらけ。しかも震えながらおしっこを漏らしていました。

彼女が口に出すのもはばかられるような酷いことをされたことは明白でした。楓はあまりのことに冷や汗を流しながら、とにかく撫子を落ち着かせようと優しく声をかけますが、錯乱した撫子は悲鳴を…(ゼロアニメーションより)

<感想>
暗く緊迫感に満ちた雰囲気、ボロボロになるまでレイプされた少女、そして口元に恐怖皺が刻み込まれた表情で絶叫、というホラーっぽい始まり方をし、さらにその後もひたすら鬼畜陵辱の嵐という感じの作品です。

今回、前作クライミライ scene1 淫惨なる過去では主人公っぽく描かれていた英田柾が全く登場しないなど、いささか変則的な構成になっています。疑問に思って調べたところ、どうやら原作のゲームでも英田柾という人物は行方不明になっているのだとか。クライミライというゲームの前作にアカルイミライというのがあり、その主人公が柾で、その意味では重要キャラクターですが、クライミライ自体ではたいした役割を担っているキャラクターではないようです。

それはともかく、この作品はお話をどうとかいうのにはあまりにも展開や描写が無茶すぎ、怖かったり鬱が入ったりというよりは笑えてしまうところがあります。陵辱される女の子も、犯されているところを写真に撮られてインターネット配信すると脅されたり、太い注射器3本分も浣腸されたうえにおなかを踏みつけられて強制排泄させられたり、中は嫌なのに膣出しされたりと、相当ものすごく酷い目にあっているのに、正直あまり鬱な感じがしません。むしろ、こういうのが嗜虐心をそそられるというのでしょう。このあたり、13日の金曜日でジェイソンが何人切り裂いても全然怖くないのと似たところがあるかもしれません。

声優さんたちの演技は男女問わず非常に素晴らしい!特に犯されているキャラクターの声は大変いいです!怯えて許しを請うたり、薬物の影響と恐怖から逃れるため快楽に溺れ、錯乱していく際の声は、震え、呂律が回らず、といった感じでとても迫力があり、エロ度に貢献しています。

絵に関しては、前作がそこそこだったのに比べると格段に良くなっており、特にレイプ目がいい感じです。女の子の表情が、壊れた感じを上手く表現しており、そういうのが好きな方にはたまらないものがあるかと思います。内容が鬼畜陵辱であるため好みも人によると思いますが、抜きにはかなり使えるエロ度の高い作品だと思います。



恐怖皺…楳図かずおさんのホラー漫画に特徴的な、口元のしわ。楳図さんのホラー漫画は子供のころトラウマになるぐらいに怖かったですが、恐怖皺そのものはパロディに使われるとかなり笑えるのが不思議なところです。
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