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ゼロアニメーションの最新作品

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個人授業 LESSON.1 「YURI」

個人授業 LESSON.1 「YURI」


<ストーリー>
青少年特別対策委員会別室二課所属・飯島沙羅。問題行動を起こす青少年に対してカウンセリングを行い、最新の心理治療技術であるサイコフィード療法でその悩みを解きほぐしてやることを生業とする、豊満で美人なサイコセラピストです。

今回の対象は聖桜ヶ丘学園の女子学生・斎藤有里。真面目で清純そうな有理は、しかし外見とは裏腹に、毎日デートクラブに通っては売春を繰り返しているらしいと通報されたのです。助手の田峰とともに調査を開始した沙羅は、早速有理が女性下着売り場で、なぜか巨乳の人用ブラジャーを切り刻むという異常行動を起こしている現場に遭遇します。

さらに、ヘリコプターを用いての尾行の最中に、有理はハゲたデブ親父とホテルにしけこみ、お金のためとも思えないのに嬉々としてフェラチオをはじめ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
遊人氏原作のコミックをアニメ化した作品です。

絵に関しては、遊人氏の絵の面影はまるでありません。似ていないというだけでなく、残念ながらあまり美しい絵ではありません。一応背景、特にヘリコプターなどはかなりいい感じの絵なのですが、それでもどこかしら今風に感じられません。

どうも、絵柄や演出を含めた表現そのものが古い感じです。再放送でちょっと古めのテレビアニメを見たような気分になりました。雰囲気自体はそんなに悪くないものの、製作年代がそう古い作品ではないはずなのですが…。

内容に関しては、笑いあり、衝撃あり、感動あり、といったわかりやすいエンターテインメント作品です。サイコフィード療法、サイコセラピーなど、精神医療っぽい用語が飛び出していますが、やっていることは「大きなおっぱいをぐるぐる回して相手を催眠状態にし、セックスをしながら相手の精神世界に入り込んで暗示などで悩みを取り除いてやる」というものです。

ストーリー自体は短いなりに丁寧に作られており、登場人物の設定などもしっかりしています。また伏線もわかりやすく張り、きちんと回収しており、教科書どおりに作ったという感じの展開になっています。心理治療やトラウマなどを絡めたお話にしてはそれほど緊張感もなく、どちらかといえばまったりとギャグを楽しむ作品の類でしょう。

エロ度に関してはサービスカット及び下ネタレベルです。エロにも笑い用のエロさと興奮用のエロさというのがあろうかと思いますが、この作品はもともと前者の成分が強い上に絵があまり美しくないため、実用性はかなり低いと言わざるを得ません。

ともあれ、こういう馬鹿馬鹿しい作品は結構好きなものですから、わたし的にはゲラゲラ笑えてかなり楽しめました。なお、精神世界のシーンに関してはかなりカオスな感じになっています。これもツッコミを入れながら見る分には楽しいと思うのですが、こういう抽象的な描写は人によって嫌がる方もおられるようですのでご注意ください。
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個人授業 LESSON.2 「ERIKA」

個人授業 LESSON.2 「ERIKA」


<ストーリー>
主人公・飯島沙羅のスタンフォード大学時代の友人・島田エリカ。生真面目な努力家であり、沙羅とお互いに尊敬しあう良きライバルであったエリカが、すでに超一流の心理カウンセラーとして名声を築いていたニューヨークを去り、日本の高校に専属カウンセラーとして赴任したという情報が沙羅の元に入ってきました。

友人なので、それなりに気楽に会いにいけるのは嬉しい限りではあるものの、どうも腑に落ちないものを感じた沙羅は、職権を利用し、面会かたがた、エリカの仕事について調査を試みます。

表面上沙羅を丁重に出迎え、友人として暖かく接するエリカでしたが、エリカの補習と称して行われるカウンセリングの模様を隠しカメラで盗み見た沙羅は、あまりのことに衝撃を受けてしまいます。

沙羅とエリカが大学で、デビッド・チャン教授に指導を受けたサイコフィード療法とは、悩める相手と信頼関係を作り上げた上で催眠を行い、悩みを取り除くというもの。それに対し、エリカが行っていたのは、カウンセリングとは名ばかりの強制的な催眠による洗脳で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
学生時代からお互いに尊敬しあい、切磋琢磨してきたライバルが、ある理由から道を踏み外し、主人公と対決するという内容の作品です。キャラクターの設定が上手に作られているうえに、真相の明かし方が見事で、ストーリーが素晴らしい作品です!

特に、今回は敵役の島田エリカの行動原理が十分に納得のいくもので、なかなか魅力的なキャラクターに仕上がっています。さらに、下ネタギャグ担当とばかり思っていた助手・田峰が実にいい活躍を見せています。

しかし、残念なことに絵、とくに人物がまるでダメです。顔が原作者である遊人氏にまるで似ていないのはまあいいですし、妙に顔が濃い目なのも好みの範疇ですが、絵柄が安定しなさ過ぎです。また、エロ度に関しても下ネタギャグ程度のレベルでしかなく、実用性は皆無としか言いようがありません。

さらに、このシリーズは相手を催眠術にかけ、精神世界に入り込んで事件を解決するという内容であるため、作中のかなりの部分を精神世界での抽象的な描写に費やされています。これも、人によっては嫌がる方もおられるかと思え、手放しでオススメはできません。

ただ、ストーリー自体は本当によく出来ていて、短いにしてはとても感動的な仕上がりです。よほど上記人を選ぶ表現が嫌な人でもない限りは、見て損がない佳作だと思います。
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