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回春 REJUVENATION 前編 曼陀羅の試薬

回春 REJUVENATION 前編 曼陀羅の試薬


<ストーリー>
数十名にも及ぶ全裸の尼僧が経を唱える中、ひときわ高い台の上で一組の男女がまぐわっていました。股間から溢れ出す男女の秘液は台に彫り込まれた溝を伝い、係りの尼僧がそれを壷でとります。

邪教の儀式。しかしそれを取り仕切るのは若く美しい男女でした。

同じ頃、何者かが女を強姦し、殺すという事件が多発していました。ただの強姦ではありません。世界同時多発強姦と名付けたくなるほどの件数だったのです。しかも、ただ女が犯されるだけでなく、その手口や現場の有様も同様であったため、国際刑事警察機構(ICPO)が動かざるを得なくなりました。

日本ではICPO電脳捜査部鑑識課の日比野篤子、ネット犯罪課の成瀬恵、宮田純らの地道な捜査により、いくつかの真相が明らかになってきました。しかし、それはますます謎を深める事でしかありませんでした。

なんと、女を犯し、被害者を殺害したあと蒸発したかのようにいなくなってしまう強姦魔は、どうやらそれぞれの被害者の恋人、もしくはそれに相応する関係の人間であり、さらに…(X-Galleryより)

<感想>
人間の体液、中でも精液や愛液は、古来より霊的なパワーがあるとされています。東洋では金丹・銀丹などといわれて薬品扱いされる場合がありますし、西洋においても魔術とか錬金術の類に用いられたりする例があるんだとか。

そういった一般常識(?)を踏まえ、タイトル『回春』、さらに作中の描写などから、どうやらこの作品は若返りの秘薬にまつわる物語であることが仄めかされています。

描写は断片的なシーン、回想、小出しにされる情報など、視聴者が想像力を働かせるタイプになりますが、なかなか見せ方は上手いと思います。インパクトのあるシーンを優先しておきながら、最後まで見るときちんと続柄・登場人物の目的などが理解できているという感じで、しかも途中で細かいミスリードとどんでん返しなどもあり、飽きさせません。

また、登場人物がなかなか魅力的です。特に、わたしはICPOの日比野篤子が気に入りました。腕っ節に自信のある筋肉女という感じで、男っぽいさばさばしたしゃべり方、低い声なのですが、レズです。

成瀬恵とは恋人として付き合っていて、恵とのセックスシーンでも男っぽく表現されているのですが、その後篤子は自分よりもっと強い女(そんなに逞しい見た目ではない)に敗れ、犯されてしまいます。このシーンが実に素晴らしかったです。男っぽい女で、喘ぎ方も低い声、抵抗の言葉も男らしいのに、奥底に女の部分が垣間見えるという感じで、ギャップが非常にそそりました!

その他、触手などを絡めた細かいエロシーンも多く、実用性は高いと思います。サムネイルはネタとして絵があまりにも面白かったので選びましたが、実際にはもっと色っぽいシーンはたくさんあります。

絵も極めて美しく、お話も見応えがあり、エロ度も高いという、非常に面白い娯楽作品と言えるでしょう。超オススメです!ぜひ見てみてください!



※REJUVENATION…若返らせる、元気付けるというような意味。このタイトルがないと、作中の老人とセックス教団の関係がわかりにくいかもしれません。上で『一般常識(?)』としましたが、こんなことが本当に一般常識であろうはずもありませんし、わかりにくくなるよりはタイトルでネタを割るのも仕方ないのかもしれません。
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回春 REJUVENATION 後編 彌靱

回春 REJUVENATION 後編 彌靱


<ストーリー>
世界同時多発強姦事件を調査中のICPOネット犯罪課職員・成瀬恵。捜査の途中、焼殺された男性の遺体を調べていた時の事。現場に、カイザー製薬という製薬会社のロゴが入ったカプセルが落ちていました。

カイザー製薬といえば、世界的に有名な大手の製薬会社ですが、恵には馴染みがある会社でもありました。兄で病気療養中の長距離ランナー・建次が籍を置いていたのです。

まさか、兄に何らかの関係があるのでは。そう直感した恵は、建次のマンションに駆けつけました。と、部屋は婚約者の裕子ともどももぬけの殻、部屋は荒らされ、窓には穴が開くなど、悲惨な状態にありました。

実は建次と裕子はその直前、謎の尼僧軍団によって暴行を受け、拉致されており…(X-Galleryより)

<感想>
一応謎めいた雰囲気が濃く、スキンヘッドの尼さんがずらりと並ぶようなコマがあるにしては笑いというよりシリアスな感じだった前作回春 REJUVENATION 前編 曼陀羅の試薬に比べると、かなりB級な雰囲気が漂う愉快な作品です。

何しろ、途中からこれ何のアニメ、といいたくなるほど雰囲気が変わりすぎ。手から気功波を出したり、全身からオーラを発する登場人物がいたり、わたしはこういうのが大好きです!

また、登場人物のうち、日比野篤子と宮田純が素晴らしい!前回意外なギャップがエロかった篤子は、今回はギャグ担当という感じで、セリフの一つ一つが妙におかしかったです。何かはっきりとしたギャグをやっているわけではないのですが、存在がなんともずっこけているというか、ツボに入りました。

そして、宮田純はエロ度に貢献しています。ハッキング担当、カッコイイ男がそばにいると湯気を発してしまうというような眼鏡娘キャラクターで、わたしは当初あまり関心がなかったのですが、この娘が犯される際、予想外の色っぽさを発揮します。

特に素晴らしいのは、顔にかけられた精液を自ら舐めるシーンで、このワンカットのシーンだけで見た甲斐があったと思えるほど気に入りました!

お話に関しては、かなり無茶苦茶の一言に尽きます。一応人間関係やキャラクターの目的など、最低限の描写で提示されており、理解できないというほどではありませんが、あらすじレベルです。お話としては評価しようもありません。今まですかしていたキャラクターが急にヘタレて醜態をさらしたり、というような点では笑えます。

全体としては、大作を無理に縮めたような作品です。好きなだけじっくり作りこめる、などということはないにしても、二話完結ではなく、せめて三話、できれば四話ぐらいのシリーズにして登場人物たちの過去などをじっくり描写すれば、シリアスな傑作になりえたかもしれない、という意味で惜しいと思います。ただし、こうした無理に縮めたような作品の中では間違いなく面白い方なので、見て損はないでしょう。

なお、悪役の滅び方は、描写がかなりしっかりしていて衝撃力があります。直前のシーンがいろいろと爆笑モノなので、見ているときはグロいとは思いませんでしたが、冷静に考えるとかなりキツイので、一応注意としておきましょう。




※彌靱…弥勒(みろく)の旧字体。わたしは読めませんでした。最初、彌靭だと勘違いして検索をかけ、全然出てこなくて困ってしまいました。
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