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ゼロアニメーションの最新作品

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螢子(蛍子) 第一夜 凌(いやしめ)

蛍子 第一夜 凌(いやしめ)


<ストーリー>
たくさんの奇妙な形をした人形が無造作に転がる部屋。中央の座には仮面を被った男性らしきなにものかが腰掛け、アルビノでオッドアイの少女―螢子(ほたるこ)が、背中からそれをしっかりと抱きすくめています。

ふいに、部屋の重い扉が開き、明らかに正気を失ったように見える女性が入ってきました。女性は弥津奴(みづぬ)さま、弥津奴(みづぬ)さまと意味不明な呼びかけを口走りながら、なにかを求めるように手を伸ばします。

その手が、手首ごと静かに床に落ちました。

転がっていたはずの人形が突然躍り上がり、女性に襲い掛かったのです。ちぎれた女性の腕から鮮血が噴出しますが、女性は痛みを感じていないかのように、笑みさえ浮かべてなおも螢子と、螢子が抱きしめる男性に近寄ろうとします。

不意に女性の乳房が歪み、さらに血が噴出しました。続いて女性に衝撃が走り、両足が吹き飛びます。やがて扉が閉じると、部屋中の人形がいっせいに立ち上がり、肉食獣が獲物に群がるように…(ゼロアニメーションより)

<感想>
凄まじいグロシーンからはじまり、ちょっとビビってしまいましたが、本編もなかなかディープです。展開がスピーディでテンポよく、演出も幻想的な雰囲気を醸し出していていいのですが、その分ちょっとわかりにくい点もあるので、整理してみることにします。

物語は涼という少女が、母の生まれた島に里帰りをしてきた、というところから始まります。島には古くからの因習のようなものがあり、絶大な力を持った杵築(きづき)と葦原(あしはら)という二つの家系があります。主人公の涼が属しているのは杵築家になります。島の住人にとってこの両家の命令は絶対らしく、杵築家に使える少女たちは主をひどく恐れています。杵築家の当主は弥津奴といい、体が弱いらしく、妹の螢子と、葦原家の当主で島の社の宮司である浩司としか会うことはありません。姿を見たことがある人間自体が少ない謎の人物のようです。

後に向けて、今はいろいろと伏線を張りまくっている状態で、お話については判断のしようがありませんが、初回のインパクトは十分で、先がとても気にかかります。

さて、肝心のエロ度ですが、これがまたグロシーンに負けないほど激しく、濃いです。主人公の涼も、清純そうな顔とは裏腹に、太ももまで切り裂いたジーンズと臍出しルックというかなり大胆な格好をしています。また、葦原家の娘、香澄は杵築家のメイドを昼間から手篭めにしてレズ行為を行い、さらに婚約者とも激しいセックスをするなど、この作品のエロ度に非常に貢献しています。グロは強烈ですが、耐性のある方であればむしろ超オススメの作品だと思います。
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螢子(蛍子) 第二夜 辱(はずかしめ)

蛍子 第二夜 辱(はずかしめ)


<ストーリー>
島に来てから、しきりと不吉でおぞましい夢をみるようになった涼。しかし、それは夢なのか?現実に、夢で見た惨たらしい儀式が行われているのではないか?涼は、夢で見た場所に赴いてみます。そこには、夢で見た花が咲いていました。

赤い花の匂い。涼は母を思い出します。自らを恥じながら、狂ったように男を求めずにはいられなかった母。男がいないときには、涼を犯そうとさえしました。母がそんな風になったとき、そこにあった赤い花。それは島に自生している美しい花でした。母は、島に行ってはいけない、螢子(ほたるこ)に会ってはいけないと言い残しました。

島の神社で、何事かの儀式がとり行われていました。涼は、家に仕えているお気に入りの少女・流花(るか)に親しげに声をかけます。呼ばれて振り向いた流花でしたが、隣にいた純子に足を引っ掛けられ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
面白い作品ですが、よく考えながら見ないとストーリーがつかみにくいところがあります。主人公涼の母親は、島から涼を呼び返す手紙を受け取り、同時に独特の香りを持つ花を送られ、そのせいでおかしくなったのだと思われます。その後、母親が行方不明になり、ことの真相を確かめるため、涼は島に行くことにした、ということのようです。その後の展開から考えて、おそらく花の香りには幻覚作用、あるいは催淫作用と習慣性もあるのでしょう。

そして、今作では蛍子の腹部にある奇妙な傷や日光に当たると体調が悪くなることの秘密についてのことも仄めかされています。これもまた謎めいていていろいろ想像させますが、ともかく流し見をするのはちょっと不可能なほどの深みと複雑さのある作品ですので、気合を入れてみることをオススメします。説明不足になるギリギリのところで研ぎ澄まされた見事な表現だと思います。

肝心のエロ度ですが、非常に高いです。作品全体的に奇妙な淫靡さが醸し出されているうえに、直接的なエロシーンも豊富です。また、レズシーンの濃厚さは格別で、レズが好きな人には超オススメ!グロ度が高いため、見る人を選ぶというところはありますが、普通に面白いので、耐性のあるひとはぜひ見てみてください!
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螢子(蛍子) 第三夜 淫(おとしめ)

蛍子 第三夜 淫(おとしめ)

<ストーリー>
赤い花の匂いによって正気を失い、流花とともに島を出る絶好の機会を失ってしまった涼。そればかりか、最近では昼も夜も異常な幻覚に苛まれ、夢と現実の境界があいまいになっていました。

そんな涼に対してどうすることも出来ない流花は、同じく婚約者を失い無力さを噛みしめていた香澄にある武器を託されます。

一方、涼への異常な愛情と執着を隠さない蛍子は、赤い花畑の中で涼を嬲り、ついに魂の奥底まで犯し抜いてしまいました。

目くるめく狂気の快楽と白昼夢の中で、涼は自身の出生に疑問を抱き始め…(ゼロアニメーションより)

<感想>
幻想的な表現に強烈なエロシーンてんこ盛りの実に面白い作品です!超オススメ!

表現手法は、断片的な描写で真相を炙りだすというタイプです。見せ方が幻想的、フラッシュバックの多様ということで、かなりストーリーが把握しにくくなっています。このタイプはかなり好みが分かれますが、この作品に関してはかなり設定が練られていて、見応えがあるとわたしは思いました。

エロ度については、レズシーンのボリューム・インパクトが満点です。一応男と女のセックスシーンもあるにはあるのですが、主要なキャラクターが女同士の組み合わせになるため、レズ好きの方には特にオススメでしょう。

シリーズ通してグロ度が強烈だった作品ですが、今回は視覚的グロさはあまりありません。ただし、描写から読み取れる設定は精神有害、おぞましい以外の何者でもありませんのでご注意ください。

ともあれ、お話自体がわかりにくいので、以下で考察してみようかと思います。完全なネタバレになりますので、作品を未見の方はご注意ください。



<ネタバレ考察>



舞台となる、赤い花が咲く島で、杵築斎(いつき)という女性が双子を生む。一人は蛍子、一人は弥津奴。蛍子は白髪でオッドアイ、弥津奴は生まれつき手脚がなかった。

蛍子が、幼少にも関わらず子供を出産(腹部にある縫い目はその跡と思われる)。父親は不明(描写はないが、おそらく弥津奴)。涼と名づける。つまり、斎は涼の母ではなく祖母。

斎、涼を連れて島を出奔。理由は不明。蛍子あるいは弥津奴が、幻覚作用のある赤い花を使い、母親である斎を犯したのかもしれない。また、葦原浩司が家で代々伝わる秘術を用い、生きた女の肉を使って弥津奴の手脚を生成する。

斎が赤い花の禁断症状によって島に戻ってしまい、葦原家の技術で作られた肉人形に食い殺される。そして、蛍子は自らの娘である涼を呼び戻して犯す。

蛍子と弥津奴は、ある種現世に転生してきた神のような存在であると思われます。特に弥津奴の『手脚がない』という先天的な身体異常が神性の象徴ということになっているようです(蛍子 第二夜 辱(はずかしめ)での蛭子神についての発言)。島の社の宮司である葦原家に、人体を用いて手脚や人形を生成する技術が伝わっているのは、歴史上何度か同じように手脚のない神が転生してきたためでしょう。

しかし、おぞましい話ですね。



※蛭子…ひるこ。日本の神話における、イザナギ・イザナミが最初に生み出した奇形の神。多神教の神話では、最初に生まれてくる神が奇形であることはよくあることらしいです。

※葦原…あしはら。原作ゲームでは、菱原(ひしはら)になっているようです。
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