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<ストーリー>
12年前、学園のオカルト好きな少女たちが寄り集まって、黒魔術の真似事をして遊んでいました。しかし、少女たちの行為は次第にエスカレートし、動物を殺し、悪魔に魂を捧げるまでになります。そして、ワルプルギスの夜。血なまぐさい惨劇は起こりました。
現在。普段から黒魔術を笑い飛ばしている美術部学生・水無瀬多喜が休憩時間中、なぜか突然クラスメートの少女・村井亜由美に恋の魔術をかけてやると言い出しました。指に針を刺して血を出させ、それを紙で作った人型に垂らし、血で想い人のイニシャルを書かせます。
その後、亜由美が偶然、恋人と一緒に歩いている想い人の近くを通りかかると、想い人はいきなり少女に告白し、人目もはばからずその場でセックスし始めてしまいました。想い人の恋人は泣き崩れ、人だかりができ、大変な騒ぎに…(ゼロアニメーションより)
<感想>
名作・バイブルブラックシリーズの第一話です。黒魔術をテーマにしており、最初に少女が生贄に捧げられるというショッキングなシーンがあります。あまり残酷度は高くありませんが、シリアスなので笑いの要素はありません。
長編シリーズの第一作で、この話だけでストーリーの面白さを云々できませんが、時系列に沿わない話の構成はうまいと思います。先が気になり、続きを見たいと思わせます。
絵に関しては、光と影の使い方が独特です。肉体の描き方や背景なども美しいですが、リアリティある表現のために、口元のしわが描きこまれたりするので、人によっては好みが分かれるかもしれません。
エロ度に関しては相当高いです。特に、オカルト好き少女・佐伯香織が水無瀬から魔術の秘密を聞き出すためにフェラチオで奉仕するシーンは、そういうシチュエーションがものすごく好みなのでかなりよかったです。
全体として、長編シリーズのはじめとしてつかみもよく、絵も美しいため、普通に超オススメできます。
※ワルプルギスの夜…聖女ワルプルギスの記念日である5月1日に対抗し、その前日である4月30日に黒魔術の祝祭を開く。
関連シリーズ新・バイブルブラックバイブルブラック オンリー版