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ゼロアニメーションの最新作品

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好きだよっ!後編

好きだよっ!後編・ゼロアニメーション


<ストーリー>
幼い頃、美奈と遊んだ記憶。それは、微かな甘い思い出ではなく、淳自身が想像していたよりも強い気持ちでした。淳は、自身の美奈への愛を確信し、告白します。

美奈は突然の淳の告白に動揺しますが、そのいつになく真剣なまなざしに心打たれ、淳の気持ちを受け入れることにしました。と、そのとき、偶然その場を妹の梨奈が目撃してしまいます。

密かに淳を愛していた梨奈は、美奈と淳が抱き合ってる姿を見て衝撃を受け、一人教室で途方に暮れてしまいます。そこに、いつも淳たちと一緒に遊んでいる友人、良太郎が現れたので、気安さもあって淳のことを相談します。

話しているうちに悲しみがこみ上げてきた梨奈は、良太郎に縋り付いて泣き出します。ずっと以前から梨奈を愛していた良太郎は、ついに梨奈への愛を告白し、梨奈は意外な告白に驚きつつも、淳への想いを断ち切るため、良太郎に身をまかせ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
全盲の姉、玲奈の存在意義がさっぱりわかりません。前作好きだよっ!前編で、「ずっと前から好きだった」などと告白し、処女を奪っておきながら、この淳という男は、と思わないでもありません。ゲームが原作のエロアニメなので、もしかしたらゲームの方では重要なキャラクターだったのかもしれませんが、ともかく、今作では玲奈との関係はもはや完全に終わったこととして、チョイ役と化しているのがひたすら不憫です。

しかしまあ、それは置いておくとして、どうも評価のしにくい作品という印象です。

ストーリーに関しては、よく考えてみるとかなり面白いはずです。きちんと伏線も生きてますし、設定もSFとしてはありがちながら、描きようによってはかなり美しい作品になったはず。しかし、残念ながらうまく描かれていません。必要な設定などの説明がすべてセリフだけで語られており、描写に深みがまったくありません。エロアニメなのでエロシーンを優先したのでしょうが、もう少し他にやり方はなかったのか、と思います。淳の美奈への気持ちを過去の設定と絡めて描いたあたりはわりとうまかったと思うので、なおさら残念です。

さて、肝心のエロシーンですが、これもあまりよくありません。ちょっと絵が手抜きです。バランスがおかしいシーンもいくつか見られますが、そのあたりは大したことはありません。問題は液体がほとんど出てこないところです。

例えばキスシーンなどで、唾液に濡れた舌が絡まるとか、挿入シーンなどでちんこが愛液に塗れておまんこがぐちょぐちょ、というように、エロシーンには液体が不可欠ですが、この作品にはそういう液体が一切描かれていません。汗の雫すら、数えるほどしか出てこないのです。股間から液が流れているシーンが一箇所ありますが、まるで上から貼り付けたように不自然で、とってつけたよう。これでは駄目です。

ちょっと酷評になってしまいましたが、つまらないとまで言うつもりはありません。それなりの面白さがあり、もう少し何とかすれば相当に面白いものに仕上がったのではないかと思える、かなり「惜しい」作品であるため、このような感想になりました。見る価値があるかないか微妙ながら、前編を見たなら見てもいいかな、という程度だと思います。
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好きだよっ!前編

好きだよっ!前編・ゼロアニメーション


<ストーリー>
高校生の淳は自他ともに認める有名な女たらし。弓道部のキャプテンで成績もエリートのセックスフレンド・聖をはじめ、これはと思った何人もの女と寝てきました。しかし、行為のあと、何かが足りないと感じ、虚しさを覚えています。

そんな中、淳が手を出せずにいたのが、幼馴染みの新橋姉妹です。可愛い末娘の新橋梨奈は妹のような存在で、友人は萌えているようですが、自分はそんな気になれません。そして、美しい姉の新橋玲奈は生まれつきの視覚障害者で、惹かれる気持ちはあるものの、本当に好きなのか、障害者への同情のような気もします。

しかし、幼い頃に離婚で父方に引き取られた新橋姉妹の真ん中の娘、小生意気な新橋美奈が、父親の死に伴い新橋家に戻ってくると、様相が一変しました。有名な女たらしである淳が玲奈に手出しできないように、邪魔をしてくるのです。淳は半ば意地になり、玲奈と男女の関係になります。

玲奈を抱いた後も虚しさはなくなりませんでした。そんな淳の心にあるのは、幼い頃、いつも一緒にケンカをし、遊んでいた美奈のこと。まさか、自分が本当に好きなのは、美奈なのだろうか?そう自問しながら、しかし淳にはひとつ気になることがありました。

幼い頃のある日、美奈は、全盲の玲奈をかばう形で交通事故にあい、ほとんど即死の状態で病院に…(ゼロアニメーションより)

<感想>
玲奈の生まれつき全盲というのは意味があるのかな、と思います。少なくとも、幼い頃美奈が交通事故にあう原因になったという以外に、全盲である必然性もなく、また交通事故ネタも、単におとなしくて動きが緩慢な娘、というぐらいであってもかまわないような気がするのです。この設定のせいで、主人公は形として「障害者を毒牙にかけた女たらし」ということになってしまっています。描写ではさらっと流していますが、いささか重いように感じます。

また、女たらし+三姉妹とくれば、後編ではきっと妹もやっちゃうんだろうな、と思うと、ちょっと気が滅入らないでもありません。わたし好みの設定ではないということで、こういうのこそが好きな方もおられることは否定しませんが。

それと、わりと普通の世界っぽく見える設定なのに、即死同然の事故にあった幼い美奈が成長して傷らしい傷がない、というのもちょっと不思議です。もしかすると、後編ではSFのような、超常的な展開になるのかもしれません。わたしはSFは好きなので、このあたりは楽しみです。

エロ度はかなり高めで、背景にある重たさはとりあえず深く考えなければ流すことは可能です。見る価値は十分だと思います。
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