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ゼロアニメーションの最新作品

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新リヨン伝説-漆黒の魔神-

新リヨン伝説-漆黒の魔神-


<ストーリー>
城壁に囲まれた都市国家・クロスランドの平和は脅かされていました。邪神官フレアに志操された邪法集団「ブラスティカ」が、禁断の闇の魔力を用いてクロスランドの制覇を目論んでいたのです。

しかし、ブラスティカの陰謀に、敢然と立ち向かう一人の男がいました。彼の名はバロン(男爵)ジーク。類希な剣技と漆黒の魔神と呼ばれる巨人を操り、日々ブラスティカと戦いを繰り広げていました。

そんなある日、ジークの元に手紙が届きました。差出人はデスリーン伯爵。クロスランドでは名の知られた名家ですが、同時に彼こそブラスティカの大物の一人ではないかと睨んでいる男でした。

内容は、神聖大武術会の招待。ジークをはじめとした武術の達人の他に、見物人としてクロスランド評議会のお偉方も呼ばれています。つまり、暗殺等に最適な催し物ということです。

一体デスリーン伯爵は何を狙っているのか。しかしジークは、半ば楽しむような気持ちで…(ゼロアニメーションより)

<感想>
これは非常に面白い作品です。超オススメ!

30分強の作品ですが、2時間レベルの作品に匹敵する内容の濃さ。武術大会の裏で陰謀がめぐらされており、主人公たちがその陰謀を阻止しつつ剣豪と戦うという、剣豪モノとしてはオーソドックスな内容。それを、ファンタジー風にしつつも真っ直ぐに表現しており、教科書に載りそうな作品です。

通常、達人同士の戦いはえてしてチャンバラのようにバチバチとは打ち合わず、一撃で勝負がつくものであり、アクションシーンとしては派手さがなくなってしまうものですが、この作品では場面転換を効果的に利用することで十分な迫力を演出しています。また、主人公の剣士としての強さは尋常なものではなく、最強の主人公は見ていて気持ちよくすらあります。修羅の門でいう陸奥九十九のようなもので、本当にありえない強さです。

時間が短い作品を大作に仕上げているため、無意味な人名が多いとか、最初の方に説明的なセリフが多いのがちょっと気になりますが、それらの問題を加味しても十分に傑作であることは疑いようがありません。

エロ度に関しては、修正の必要がない描写であり、またお話が優先であるため尺も短いのですが、それにしてはわりと高い方です。実用に到れるかどうかは微妙ながら、十分目の保養にはなると思います。



※THE BEST OF Kitty vol.2収録作品
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