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ゼロアニメーションの最新作品

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プリンセス ロード~薔薇と髑髏の紋章~

プリンセスロード


<ストーリー>
戦乱の時代を経て、やっと平和な時代が訪れたラーン大陸。しかし、そんな時代の流れに逆行するように、どこからともなく竜騎兵、そして魔導師で編成された強兵集団が現れました。特にドラゴンのもつ火力と飛行能力は凄まじい武力を誇り、瞬く間に大陸北部は制圧されてしまいます。そして軍を率いる黒甲冑の男は畏怖を込めて魔竜王と呼ばれました。

そんな中、大陸東岸中部の小国アスロニアの第一王女ユーリエは、隣国ゴスタリアの国王在位30周年式典に招待されました。ユーリエとゴスタリアの王子は婚約者同士で、ゆくゆくは二つの国を統合することが約束されています。

旅の途中、ユーリエがのんびり花を摘み、姉妹同然に育った警護役のニンジャ・マヤの髪に飾ってあげたりしているとき、突然高空から魔竜王の竜騎兵団が飛来し…(ゼロアニメーションより)

<感想>
かなり面白いのですが、どうも変な作品という印象です。

この稿を書くに当たってちょっと調べてみたのですが、どうやらフランス書院のナポレオン文庫から刊行された小説が原作のようです。エロ系ファンタジー小説の草分け的存在らしいです。

まず、アクションが非常にへっぽこです。へたくそだとか手抜きではなく、へっぽこというのが的確な表現だと思います。真面目に作っているのですが、妙にずっこけている、という感じです。

また、演出が妙です。小説が原作ということでいろいろと端折っているのか、とも思いますが。例えば、敵に襲われて命からがら帰ってきた人に敵の情報を全然聞かないとか、さらわれた人のことをみんなで酷いことされているのでは、と心配しているとき、そのさらわれた人は敵に犯されて(それはまあいいのですが)すでに相手を様付けで微妙に愛を感じさせたりと、どこかしらおかしい展開が続きます。

ネタとして見るととても楽しい、というと貶しているように聞こえるかも知れませんが、真面目に鑑賞する作品というよりツッコミを入れながら見ると楽しめる、というところが魅力の作品だと思います。

なお、この作品を制作した会社はすでに倒産しており、本来前後編の前編にあたるこの作品だけで製作が止まってしまっているということで、残念ながら続きはありません。

少々グロ度が高いのと、修正の必要のない描写でエロ度がソフトなので、エロアニメとしてオススメできるかは微妙ながら、見る価値はあるとわたしは思います。



※THE BEST OF Kitty vol.4収録作品
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