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<ストーリー>
城壁に囲まれた城砦都市、というのには少々小さな街。由緒正しきスハイル家が統治するその街で、冒険者ハイドは少女のお守りをしていました。少女の名前はミアートリクス・ヴィル・スハイル。領主の一人娘で、長すぎる名前を略してミアといいます。ハイドが洞窟で呪われ、街で行き倒れていたとき、たまたま通りすがったミアがハイドを助けさせたのでした。
もっとも、さすがに胡散臭い冒険者ということで、ミアに仕えているメイドのプリオルはハイドをあまり信用していません。プリオルはハイドに、「ミア様がいなかったら、あなたを助けたりはしなかった」と面と向かって言い放ちます。
しかし、軽薄でいい加減そうな外見とは裏腹に、ハイドは義理堅い男。自分を助けてくれたミアになんとか恩返しをしたい、という意思は持っていました。プリオルは、もしもミアに感謝の気持ちを表したいなら、体の弱いミアを救うための薬を何か持ってきてくれ、と言い…(ゼロアニメーションより)
<感想>
RPG風のストーリーの作品です。RPGにありがちなお使いストーリーをうまく処理しており、なかなか面白いです。まだ第二話ということで、新キャラクターが登場したり伏線を張ったりの段階なため、大きなストーリーについての評価はできませんが、先が楽しみになります。
絵に関しては、背景は美しいのですが、人物に少々難があります。全体的に微妙に手抜きをしている、もしくは画力が足りない感じがして、所々眉をひそめたくなりました。我慢できないほどひどくはありませんが、特に難しい構図での絵のまずさが目立ちます。もっとも、全体のレベルが高い故の贅沢な失点、ともいえますが。
エロ度に関しては、かなり高いです。特に声優さんの演技が素晴らしい!快楽で口が回らない、というような感じのセリフや、良すぎて思わず口走っちゃった感のあるセリフなど、なかなか迫力があります。ただし、今回かなり愛を語るバカップルっぽい組み合わせでのセックスシーンがあるため、人によっては恥ずかしいこと(w)を思い出したりして却って使えないかもしれません。
なお、今回少々予想外な展開になります。ありがちなパターンだとこの展開はラスト近くになるものですが、かなり珍しいです。ただ、この予想外があとあと効いてくるとも思えません。いわば本来ラストまで引っ張れるはずの伏線の一つをいきなり解消してしまったという形で、別に悪くはありませんが、一つの物語を考える上ではもったいないかも、と思いました。
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