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ゼロアニメーションの最新作品

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エルフの若奥様

エルフの若奥様・ゼロアニメーション


<ストーリー>
人間族とエルフ族、その他魔物が共存する世界。人間族もエルフ族もお互いに偏見を抱き合っていました。ところが、人間族の主人公はエルフ族のミルファと愛し合い、結婚することになります。

エルフ族のミルファは、初夜の晩に三つ指をついて挨拶するような真面目で健気な女の子。しかしエルフ族と人間族の体の違いから、うまく初夜を迎えることができません。

主人公は愛するミルファと結ばれるため、ハーピーの雫とよばれるレアアイテムを手に入れるべく、旅に出ます。厳しい苦難の旅の末、ようやくハーピーと出会った主人公は、最高の潤滑剤となるハーピーの雫、すなわちハーピーの愛液を採取しようとします。と、そこに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
主人公はとても爽快で気分のいい男ですし、物語もカラリと陽気なものなので、見たあと朗らかないい気分になります。修正する必要がない作品なので、エロ度はあまり高くありませんが、楽しくなりたい方にはいいと思います。

個人的には、エルフのミルファの感情が、その長い耳で表現されていて、芸が細かくて丁寧だと思いました。若夫婦の細やかな情愛がセリフや絵からも感じ取れる好作品だと思います。

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エルフの若奥様 2

エルフの若奥様 2・ゼロアニメーション


<ストーリー>
空にはドラゴンが舞い、庭には双頭のヒドラがヒドラ小屋でのんびり休む、のどかな日。ケンジとミルファの若夫婦は、朝のおはようのキスからラブラブムード一杯です。

とはいえ、幼な妻のミルファはまだ体の成熟が十分でなく、夫と満足なセックスができません。そこで、新しくできた多種族診療の産婦人科医院に相談しに行くことになります。

ところが、ミルファが出かけた後、仕事から早退してきたケンジは、産婦人科医の名を聞いて愕然とします。なんと、ペリオという名のその産婦人科医はケンジの古い知り合いで、人妻狩りを趣味とするすけべなダンピール(吸血鬼と人間のハーフ。特殊な能力をもっている)だったのです。

ミルファが待合室で同じような異種族婚をした奥様たちと親交を深める中、診察室ではペリオが貞淑な奥様を快楽の虜に…(ゼロアニメーションより)

<感想>
コメディタッチの楽しい一本です。とにかく、嫌なシーンや腹の立つキャラクターが出てこないので、くつろぎたい時に見るのに最適でしょう。個人的には、産婦人科の待合室での姦しい雰囲気がなんともほのぼのとしていて好ましかったです。

前作のエルフの若奥様はあまりエロ度が高くありませんでしたが、今回は、修正する必要がない作品にしては、なかなかエロくていい感じです。途中、特に中盤、産婦人科医のペリオがミルファを触診しようとするところなど、この内容でどう収まりをつけるつもりなのかと心配してしまうほどのエロさでした。25分程度の短い作品ですが、短いながら十分楽しめる佳作だと思います。
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熱砂の惑星 女公安官ケイト BONDAGE QUEEN KATE 1

BONDAGE QUEEN KATE 1 (熱砂の惑星 女公安官ケイト)・ゼロアニメーション


<ストーリー>
銀河連邦宇宙軍公安部の新米少尉ケイト・カーティスは、私服刑事の研修中、上司の命令で、辺境の砂漠惑星での連続女性失踪事件の調査をすることになります。

上司のあからさまなセクハラ発言にもめげず、観光地となっているくだんの砂漠の惑星に行くと、そこは旅客機の備え付け観光PRビデオすらアダルトビデオのようになっていて、観光客がチェックインするホテルが当たり前のようにラブホテルという非常に風紀の乱れた星でした。

表面上セクシーさをアピールしてはいますが、実際はいまだ処女でドジっ娘のケイトは、ともかく怪しいと目される案内人と接触し…(ゼロアニメーションより)

<感想>
大変面白い作品です。超オススメ!

まず、19歳の新米少尉ケイト・カーティスがとてもいいキャラクターです。設定上仕官学校で優秀な成績を収めたということですが、間違えておとり捜査を潰してしまったり、薬物入りの飲料をそうと知りながらうっかり全部飲み干してしまったり、ドジっ娘属性が光ります。

また何かムッとすることがあると、図のようにぷくっとほっぺたを膨らませるというような細かいしぐさも可愛いです。さらに作中、ちょっといい男の敵に処女を奪われると、怒りと屈辱に震えつつも、微妙に敵に惚れちゃってるような雰囲気が漂うなど、見ていてとても好感のもてる女の子です。ケイト・カーティスの存在だけでも見る価値があると思います。

お話に関しては長編の途中ということで、次回に続く謎があったり、後半への複線と見られる展開があったりと、長編の前半としては申し分ありません。また、上司のセクハラ攻撃など、随所に笑いの要素もあり、気分よく見れます。

さらにすばらしいのは、想像以上にエロ度が高いこと。銀河連邦の少尉とか私服刑事とかということで、アクションコメディを想像していたのですが、いい方に予想を裏切られました。なにしろ、「処女を媚薬で性感を高め初体験なのに感じまくりのイキまくり」というありがちながら最強の展開があるのですから。

この稿を書くにあたって、邦題がないかと思ってぐぐって見ると、アマゾンのDVD販売8000円というのが引っかかりました。ゼロアニメーションなら44ドル、つまり5000円ぐらいで400本以上の作品が見られるのにねえ。
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肉体転移 第一章

肉体転移 第一章


<ストーリー>
夏休み、学園の考古学部に運ばれてきた謎の祭器が突然光を放ちます。光を浴びた主人公・青島健一は、夢のような不思議な世界の中で、幼馴染みで軽音部員の秋山美帆とセックスをしました。

目が覚めると、健一の体は美帆と同じ軽音部員のよしねえこと倉橋淑美と入れ替わっていました。他人の体と入れ替わっていることに衝撃を受けつつも、尿意を覚え、とりあえずおしっこをすることにします。

女の体でおしっこをするという意外な快感に感動しつつ、トイレットペーパーでおまんこを拭いていると、誤ってクリトリスを刺激してしまいました。そして、電気が走るようなその凄まじい快感に、他人の体ということで罪悪感を覚えつつも思わず激しくオナニーしてしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
主人公たちが不思議空間に閉じ込められるというお話ですが、その状況説明はナレーションでさらっと流し、エロシーンを優先するという、エロアニメの鑑のような作品です。わたしが知らないだけで、前章のようなものがあるのかも知れませんが。ゲームが原作の作品なので、あくまで世界観を知っている人向けということではしょったのかもしれません。もしそうなら英断だと思います。

わたしは後作に当たる肉体転移 第二章を先に見たのですが、どうやら同じ時間軸の中で起きたことを別々の視点から描いたらしく、どちらを先に見ても同じように楽しめます。第二章ははじめのナレーションがないため、はじめ状況がわかりにくいですが、どのみち最後まで見ればわかるので、問題ありません。

エロ度に関しては、わたしの好みでいうと第二章の方に軍配を上げたいですが、このレベルになるとたいして違いないでしょう。特にレズシーンのエロさは格別で、レズものが好きな方には超おすすめです。また、キスシーン、フェラチオシーン、女同士でのクンニシーンなど、口や舌の表現が素晴らしいです。

全体として、抜き目的に耐えつつも実用性爆発の超オススメの作品です!
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熱砂の惑星2 性の牝犬ケイト BONDAGE QUEEN KATE 2

BONDAGE QUEEN KATE 2 (熱砂の惑星2 性の牝犬ケイト)・ゼロアニメーション



<ストーリー>
辺境の砂漠惑星での連続女性失踪事件を調査していた銀河連邦宇宙軍公安部の新米少尉ケイト・カーティスは、ウォルハンという、女性を誘拐してはマゾ奴隷やペットにして売りさばく非道な組織にとっつかまり、調教されることになりました。

とはいえ、ケイトは自分を捕まえた初体験の相手でわりといい男でもあるブリックを好きになってしまい、ブリックのペットになることを決心します。

ブリックに抱きかかえられて調教部屋に行こうとすると、ボスの前でブリックに恥をかかされた自尊心だけが強い男が現れ、難癖をつけ始めます。はじめは軽くいなしていたブリックでしたが、男がナイフで襲い掛かってきたので、逆にボコボコに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
非常に内容が盛りだくさんで面白かったです。あまりエロ度が高くなかったのは残念でしたが、物語にかなり深みを感じました。例えるなら、長いシリーズ物の、番外編で、キャラクターたちの過去のストーリーを見ているような感じです。一人一人のキャラクターにしっかりした個性が確立されているからこそのことで、このキャラクターたちに会うためだけでも見る価値があると思います。

ただし、単品としてみるとちょっと話が大きくなりすぎていて、まとまりがありません。3回ぐらいに分けてもいいお話を一つにまとめた感じがして、忙しいのは事実です。つまらなくはありませんが、もう少し何とかならなかったのかな、とは思います。

このシリーズはとにかくキャラクターが魅力的です。主人公のケイト・カーティスなど、エリート捜査官が敵に捕まってマゾ奴隷にされるという内容なのに、悪漢であるはずのブルックに惚れまくっているので、どちらかというと純愛ものを見ている感じがして、とても可愛いです。悪の組織も妙にアットホームで、ラストあたりには何年も一緒にやってきたような絆を感じさせるという、不思議な展開でした。
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肉体転移 第二章

肉体転移 第二章


<ストーリー>
運ばれてきた謎の遺物。突如奇妙な光し、学園を、精神と肉体が入れ替わる不思議な空間に閉じ込めてしまいました。

そんな状況で、考古学部員の坂条ひかるは愛する青島健一に処女を捧げたのですが、実は健一の友達以上恋人未満の関係の少女・秋山美帆と肉体が入れ替わっていただけでした。悲しみにくれつつも、先ほどまでの健一の愛撫と肉棒の堅さを思い出し、図書室でオナニーしてしまいます。

一方、図書室の入り口では、健一がひかるのオナニーを覗きながら肉棒をしごいていました。なんと、この健一は実は精神が美帆と入れ替わっており、男の体でオナニーすることに罪悪感を覚えつつも、目の前で行われているひかるの痴態による興奮と未知の性感のためにやめることができず…(ゼロアニメーションより)

<感想>
超オススメ作品です!わたしがかつて見たエロアニメのなかでも、トップクラスのエロさです。

残念ながら第二章ということで、第一章を見ていないと、はじめの状況がよくわかりません。しかし、はっきりいってそんなことはどうでもいいです。ストーリーや状況は、最後まで見れば理解できますし、エロアニメはエロさが大事であるということを再確認させられました。

絵は、肉体の描き方が美しいです。男の筋肉のつき方やちんちんの血管もいい感じですが、突かれている女の子のおっぱいがぷるんぷるん揺れるさまも素晴らしいですし、口の表現がよく、キスシーンやフェラチオなどのエロさはたまらないものがあります。涎を垂らしながら快楽に喘ぐシーンなどエロすぎて唖然としてしまいました。

今回ピックアップされているひかるは欲望のままに、健一の肉体に入れ替わった美帆とセックスをし、その後美帆の体に入れ替わると、まだ陰毛も生えそろっていない美帆の妹・このみを犯し、さらに体が入れ替ったあと、学園の瘴気に当てられてオナニーがやめられなくなった美穂を健一に見せつけるなど、暴走っぷりを発揮します。

30分程度の作品中に5箇所ぐらいも使いどころがあるというものすごくエロ度の濃い作品だと思います。
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ドラゴンピンク 第1話

ドラゴンピンク 1・ゼロアニメーション


<ストーリー>
勇者のサンタ、戦士のボボ、魔法使いのピアス、そして猫奴隷のピンクは冒険をして高価なアイテムを手に入れては売りさばくことで生計を立てる冒険者たち。危険な毎日ではありましたが、それなりに楽しくやっています。

そんなある日、立ち寄った街で、サンタは仲間であり恋人でもあるピンクのため、服を買ってやろうとします。しかし、猫耳と尻尾の生えた褐色の肌の少女であるピンクは、仲間には普通に接してもらえるものの、世間からは蔑まれる存在でした。服屋の主は、猫奴隷に売る服はないと冷たく言い放ちます。

このような差別は今始まったことでもなく、憤慨しても仕方ないことですが、なんとかピンクの心を慰めてやりたいと思ったサンタはモンスターの毛皮を狩ってそれで洋服を作ることを思い立ち…(ゼロアニメーションより)

<感想>
のっけからRPGのスタート画面風のコマが登場したり、「マジックパワー」などという単語が出てくるなど、RPGを意識して作られた作品です。意識して、というより、単にRPGをそのままエロアニメにしたという感じです。セリフやストーリー展開の仕方、事件の起き方などに無理があり、少々工夫が足りない印象です。

また、アクションやストーリーの面白さ、キャラクターの好感度や掛け合いの面白さなど、どれをとっても売りといえるほどのものがなく、かなり微妙な作品と言えるでしょう。

エロ度に関しても、修正する必要がない描写で、しかも尺の長いエロシーンで流れている音楽があんまり合っていません。描写自体は悪くありませんが、音楽のせいで使えなくなっていると思います。

絵は美しいし、キャラクターの衣装やモンスターの造形など、デザインには見るものがあると思いますが、DVDを買って見るほどの作品ではないでしょう。ダウンロード販売で済ませるのが賢い鑑賞法ではないでしょうか。

シリーズということで、まだ先はあります。シリーズものは後作で大化けすることもありますので、先に期待しましょう。
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ドラゴンピンク 第2話

ドラゴンピンク 2・ゼロアニメーション


<ストーリー>
初期設定のミス。それはいかんともしがたい問題です。ごく普通のパーティでプレイされるはずだったそのゲームは、プレイヤーの気の迷いのため、メンバーの一人が呪われた猫奴隷ということになってしまったのでした。

というわけで、パーティのリーダー、勇者サンタは恋人である猫奴隷ピンクに鞭打って車を引かせ、モンスターのお宝を強奪するために逆さ吊りにして囮にするなど、ひどい扱いをしています。

ともかく、高価な宝石を手に入れた一行は、街に繰り出し、豪勢なランチを注文します。しかし、猫奴隷であるピンクの食事は猫まんまで…(ゼロアニメーションより)

<感想>
なぜピンクが猫奴隷になってしまったかの理由が語られています。といっても、作品世界がゲームの中という設定で、プレイヤーがコスチュームで決めたらたまたま猫奴隷だったという、あまりにもくだらない話。まあ、ギャグ漫画みたいな作品ですから、ちょうどいいのかもしれません。

しかし、作中で主人公が最低であると指摘されているのですが、シャレでもなんでもなく、本当に最低で不愉快なキャラクターであるというところが頭の痛いところ。もっとも、野蛮な冒険者のリーダーなんて、本来こういうものなのかもしれませんが。それにしても、前作ドラゴンピンク 1では猫奴隷のピンクのために服を作ってやったりといいところを見せていたのに、わけがわかりません。

さて、主人公はむかつきますが、作品自体はかなり面白いです。事件の起こし方に問題があるし、展開も乱暴ではありますが、勢いがあります。絵も十分に美しく、描写などもこなれていて、安心して見ることが出来ます。また、修正作品ながらエロ度も相当高く、見る価値があるでしょう。

かなり意外な展開もあり、ちょっと衝撃的なシーンもあります。グロというほどエグい描写でもありませんが、それまでの内容から考えるとかなり強烈だったので、びっくりしてしまいました。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第1巻 Cave1"amulet"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 1・ゼロアニメーション


<ストーリー>
かつて、世界に精霊と呼ばれる超常の存在がいた頃。人々は精霊に授かった「魔法」と呼ばれる技術を用いて巨大な文明を築いていました。

しかし、それも今は昔。もはや精霊は影も形もなく、文明は「旧世界」と呼ばれ、現実かどうかも定かでない古い話になり、洞窟などを徘徊するモンスターがその痕跡を残すばかりです。

そんななか、旧世界のお宝を探索することで生計を立てている冒険者ハイドは、幼馴染みのサクラととも、世界中を旅して回っています。財宝などが見つかったためしはありませんが、ハイドは自由な生活を楽しんでいました。

そして今。辺境の街アーヴィルの古い洞窟を探索していたハイドは骸骨剣士の群れに襲われている女剣士と遭遇しました。加勢してなんとか骸骨どもを倒したハイドでしたが、女剣士は礼も言わず、早く洞窟から出るようにと言い残して奥深くに歩き去りました。

ちょっとムッとしたハイドでしたが、腕に異様な感覚を覚え、それどころではなくなります。なんと、ハイドが装備していた盾は呪われており、腕には呪われたおぞましい何かが…(ゼロアニメーションより)

<感想>
美少女アクションRPGをアニメ化した作品です。原作は分かりませんが、この作品は素晴らしい出来で、とても面白いです。超オススメ!

細かい設定はあまり語られておりませんが、世界の壮大さは十分伝わります。絵も美しく、ギャグシーンでの崩し方などもこなれていて見ごたえがあります。戦闘シーンなども丁寧で、倒れた骸骨剣士が消滅するようなシーンもさりげなくしっかりと描かれています。

主人公は一見ちょっと軽薄で悪いやつっぽい顔をしていますが、行動を見てみると実は意外にいいやつで好感が持てます。また、冒険者らしく生活を楽しんでおり、見ていて気持ちがいいです。

そして肝心のエロ度ですが、実に素晴らしい。もって行き方が強引に思えるところもないではないですが、主人公のセックスのやり方が実にいいです。言葉で責めながら指や唇を駆使して相手の女の子をうまく反応させており、楽しそうで見ていて照れてしまいまいます。

ストーリーもしっかり伏線が張られ、謎があり、長編シリーズの初回として最高の出来です。後作品を見るのが楽しみになってきました!
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ドラゴンピンク 第3話

ドラゴンピンク 3・ゼロアニメーション


<ストーリー>
深い森に迷い込んだ勇者サンタとその一行。太陽すら見えない状況で、しかも腹は減る、ということで途方に暮れています。しかし、「おなかがすいた」と泣き喚く猫奴隷のピンクに、「ネズミでも獲ってろ」と毒づいた次の瞬間、サンタの冒険者としての勘が妖しい気配を察知しました。

少し進むと、案の定若い女性の喘ぎ声が聞こえます。急いで現場に急行すると、レイプウィングという骸骨のような魔物が、半獣の少女・シノを2本の触手状をした肉棒と長く伸びるぬらぬらとした舌で嬲り犯していたのでした。

あまりの迫力に自分たちのレベルではちょっと勝ち目がなさそう、とサンタたちは逃げる用意をしますが、そのときピンクが足元の枯れ枝を踏み、音を出してしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ドラゴンピンクシリーズの最終話になります。といっても、終わった、という感じではなく、まだ続けられる、という感じの終わり方です。どちらかというと、これで終わり?という風にも思えますが、別に打ち切られるような作品とも思えないので、これは狙ってそうしたのでしょう。

絵に関しては、素晴らしいシーンが散見される一方でとても乱暴なシーンもあります。しかし勢いがあり、よくない絵のシーンも許せてしまうところがあります。また、モンスターの造形や雰囲気の作り方も見る価値があると思います。

エロ度にしてもかなり高く、無修正である上に実用性の高いシーンもあり、見ごたえは十分あります。

しかし、面白かったかといわれると、首をかしげたくなります。つまらないということは全くないのですが、どうも釈然としないというか…。まず、勇者サンタの猫奴隷ピンクへの扱いはひどいとしかいいようがありません。また、主人公たち一行の行動は、仕方ないといえますし、功績から考えると非難されるようなものでもないのですが、それにしても…という感じがします。どうも、重たいシーンをさっと流してしまったために却って引っかかってしまった気がします。出来としては見て損のない良作なのですが、どうも心にもやもやしたものが残りました。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第2巻 Cave2"elixer"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 2・ゼロアニメーション


<ストーリー>
城壁に囲まれた城砦都市、というのには少々小さな街。由緒正しきスハイル家が統治するその街で、冒険者ハイドは少女のお守りをしていました。少女の名前はミアートリクス・ヴィル・スハイル。領主の一人娘で、長すぎる名前を略してミアといいます。ハイドが洞窟で呪われ、街で行き倒れていたとき、たまたま通りすがったミアがハイドを助けさせたのでした。

もっとも、さすがに胡散臭い冒険者ということで、ミアに仕えているメイドのプリオルはハイドをあまり信用していません。プリオルはハイドに、「ミア様がいなかったら、あなたを助けたりはしなかった」と面と向かって言い放ちます。

しかし、軽薄でいい加減そうな外見とは裏腹に、ハイドは義理堅い男。自分を助けてくれたミアになんとか恩返しをしたい、という意思は持っていました。プリオルは、もしもミアに感謝の気持ちを表したいなら、体の弱いミアを救うための薬を何か持ってきてくれ、と言い…(ゼロアニメーションより)

<感想>
RPG風のストーリーの作品です。RPGにありがちなお使いストーリーをうまく処理しており、なかなか面白いです。まだ第二話ということで、新キャラクターが登場したり伏線を張ったりの段階なため、大きなストーリーについての評価はできませんが、先が楽しみになります。

絵に関しては、背景は美しいのですが、人物に少々難があります。全体的に微妙に手抜きをしている、もしくは画力が足りない感じがして、所々眉をひそめたくなりました。我慢できないほどひどくはありませんが、特に難しい構図での絵のまずさが目立ちます。もっとも、全体のレベルが高い故の贅沢な失点、ともいえますが。

エロ度に関しては、かなり高いです。特に声優さんの演技が素晴らしい!快楽で口が回らない、というような感じのセリフや、良すぎて思わず口走っちゃった感のあるセリフなど、なかなか迫力があります。ただし、今回かなり愛を語るバカップルっぽい組み合わせでのセックスシーンがあるため、人によっては恥ずかしいこと(w)を思い出したりして却って使えないかもしれません。

なお、今回少々予想外な展開になります。ありがちなパターンだとこの展開はラスト近くになるものですが、かなり珍しいです。ただ、この予想外があとあと効いてくるとも思えません。いわば本来ラストまで引っ張れるはずの伏線の一つをいきなり解消してしまったという形で、別に悪くはありませんが、一つの物語を考える上ではもったいないかも、と思いました。
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アスガルド~歪曲のテスタメント~ 1st Action 「暗黒のプレリュード」

F force 1 「暗黒のプレリュード」・ゼロアニメーション


<ストーリー>
主人公アッシュは冒険者。冒険者といっても宝探しではなく、シド大陸に最近突然現れた魔物を狩ったりして生計を立てている魔物ハンターの類です。仲間たちとチームを組んでわりと大きな仕事もこなしています。

今回の仕事は大陸の端、ティリンクの街の長からの依頼。しかし、ティリンクに向かう途中の森で、女の子が、妙にいやらしい風貌の出っ歯の男が率いる魔物の一団に襲われているところに遭遇します。

もとよりそのような状況を見てみぬふりなど出来ないアッシュは、果敢にも一人で魔物の群れに戦いを挑みました。さすがに売り出し中の冒険者、魔物ハンターというだけあって、圧倒的な戦力で魔物どもを取っては投げちぎっては投げ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ファンタジーRPG風の作品です。少々ギャグテイストが強いです。

絵は美しく、背景などもエフェクトも含めて素晴らしいのですが、いささか動きのあるシーンに難があります。コマ落ちなどの手抜きという意味ではなく、動かし方にセンスが感じられないというか…。変な言い方ですが、これだけクォリティの高い絵なのに、なんで動かすとこんななの、と悲しくなってしまうような感じです。ギャグ向けだから、というわけでもないと思うのですが…。

また、キャラクター造形も少々違和感があります。女の子キャラの可愛らしさを含め、人物の描きようは決して下手ではありません。また、魔物の姿も迫力があります。しかし、キャラクターのファッションや、敵ボスの姿など、普通にすればいいのに、と思ってしまいます。特に、主要キャラクターの衣装には統一感がまったくありません。さまざまな世界観をミックスした、と言えば聞こえはいいのですが、なんだかファッションに歴史が感じられないので、妙に浮いている感じがします。

どうも全体的に、ポップで奇抜な感じの演出にしようとして失敗した感じを受けます。つまらないとまでは言いませんが、普通に作れば3倍ぐらい面白かったかも、と考えると、かなり惜しいと思います。

エロ度に関しては、魔物どもによる尺の長い触手責めシーンが一箇所あります。動きのあるシーンが全体的によくないので、最高とまではいえませんが、触手系エロシーンとしては声優さんの演技を含め水準に達していますし、実用性は十分あると思います。また、先ほど申し上げたとおり、絵のクォリティ自体は素晴らしく、例えばパンティを履いたお尻の質感、ぷりぷりさなどは目の保養になるかと思います。

なお、血は赤で表現され、特に魔物どもは遠慮も会釈もなくぐちゃぐちゃに損壊させられます。何度も申し上げている通り、アクションシーン全般に難があるため、迫力が全くありませんが、グロ度は高めと言えます。グロ耐性がない方はご注意ください。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第3巻 Cave3"storm-bringer"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 3・ゼロアニメーション


<ストーリー>
容態が急変してしまったミア。ついにハイドが持ってきた秘薬、エリクサーを服用しました。すると、あれほど重かった病気が治り、ミアは健康な体を手に入れたのでした。

しかし、よく効く薬は毒にもなるもの。エリクサーには淫乱になってしまうという恐るべき副作用があったのです。ミアは夜な夜な、頬を上気させながら淫蜜をしたたらせ、激しくオナニーすることをやめられなくなってしまいました。

オナニーのしすぎで疲れ果て、ぐったりとしながら「助けて…」とつぶやくミアの姿に、メイドのプリオルはある決心をします。エリクサーの副作用を解く方法はただ一つ。セックスを体験すること。プリオルはハイドを呼び出すと…(ゼロアニメーションより)

<感想>
前半がエロパートで、後半がストーリーパートというような構成になっているのですが、どう考えても後半が忙しすぎます。これは構成のミスかもしれません。今回は大きなストーリーの分岐点にあたる重大な回なので、お話を優先するために前半は省略するのが正解だと思います。はっきり言って、後半のストーリーパートは筋を追いかけているだけで、評価に値しません。

しかし、この作品はエロアニメです。たとえストーリー部分の構築に失敗しようと、エロければ許されます。そして前半のエロ部分の素晴らしさは群を抜きます。

特に、ミアが本当に可愛らしい!エリクサーの副作用を抑えるため、プリオルに大好きなハイドを呼んでもらうのですが、それはつまりミアがセックスを体験するためで、当然お互いこれからセックスをすることが分かっているので、顔をあわせるとひたすら恥ずかしがります。

このとき、ミアが頬を真っ赤に染めて顔を両手で押さえ、身をよじりながら恥ずかしがっているところがなんとも初々しくていいです。また、どんな処女もしょっぱなから濡れまくりの感じまくり、というような作品が多い中、ハイドは薬の副作用で淫乱になったミアをきちんと経験の薄い女の子として扱っていて、とても好感が持てます。後半部分は失敗していますが、このミアのセックス初体験は見る価値があると思います。
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アスガルド~歪曲のテスタメント~ 2nd Action「蹂躙のインタールード」

F force 2 「蹂躙のインタールード」・ゼロアニメーション


<ストーリー>
ともかく魔神四天王の一人・ブリガンを倒し、アリシアを救い出したアッシュたち一党。しかし、同じ頃、魔神四天王の一人、アモンがティリンクの街を襲っていました。

炎の魔神であるアモンの戦闘力は凄まじく、銃弾を撃ち込んでも炎で溶かされ、刀で斬撃を加えても素手で受け止められた挙句にへし折られてしまうなど、手の施しようがありません。

ちょうどそんなときにアッシュたちが戻ってきたのですが、なす術もなく蹴散らされ、せっかく救い出したアリシアを奪われてしまいました。

アモンが立ち去ったあと、アッシュたちはあまりの敵の強さに意気消沈しますが、ともかくアリシアをさらわれたままにしておくわけにはいかないので、より強い武器の調達とアリシア救出のため、二手に分かれることに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
かなり困った作品です。はっきりいってつまりません。

アイディアには、ところどころ光る部分もあります。また、絵に関しても非常に美しく、キャラクターデザインも、少々統一感がなさ過ぎる点を除けば見るものがあります。しかし、作品としての総合点は最低に近い出来です。

まず、お話の作りが甘すぎます。娘が攫われたのに平然としている父親とか、伏線もなくいきなり通りすぎていく重要なキャラとか、細かいところが全然なっていません。

さらに、動きのあるシーンが最悪です。コマ落ちなどの手抜きではありませんが、違う意味で手抜きをしているような感じがします。とにかく、人間の動きを描こうという姿勢が全く感じられません。

エロ度に関しては、無修正で絵も美しく、触手の表現としては悪くないのですが、動きのあるシーンの作りが駄目なため、実用性がかなり落ちています。

シリーズ2作目でこれでは、見る価値あんまりなしとしか言いようがありません。女の子の絵は十分に可愛いのに、惜しいです。
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DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 第4巻 Cave4"legacy"

DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 4・ゼロアニメーション


<ストーリー>
憎き敵、スレインを狙い続けていたテレス。しかし、彼女の望みは儚く潰え、無様にもスレインに人質として利用されてしまう始末。何年もの間、誰にも心を許さず、パーティを組んでも心の中ではたった一人で戦い続けてきたテレスは、己の不甲斐なさに傷つき、自分を助けてくれたハイドに縋りつきます。

ともかくハイドはテレスを慰め、アーヴィルの街に戻ってきたのですが、その日から奇妙な地震が頻発するようになりました。もしや、スレインが「旧世界」の遺跡を用いて何かよからぬことを企んでいるのでは、と一同が懸念する中、ユウラが感謝と別離の言葉を綴った置手紙を残して…(ゼロアニメーションより)

<感想>
女が縋り付いてきたとき、男に出来ることは一つだけ、と、かの有名なゴルゴ13が言っておりますが、のっけから傷ついたテレスとハイドの濃厚なセックスシーンがあります。何しろ、前作DVINE[LUV] ディヴァイン ラヴ 3で、テレスは怪我をしていたため、さすがにやらないのかな、と思っていたのですが、予想は見事に裏切られました。嬉しいことに、ちゃんと傷はいいのか、とハイドが問いかけて、テレスがもう平気と答えています。こういうさりげないながらきちんとした描写があることによってリアリティが増すのです。

また、セックスシーン自体の描写も素晴らしい!ノーマルなセックスの描写としては最高レベルで、ボリュームもあり実用性十分です!ディヴァイン ラブシリーズは全体的にセックスシーンが素晴らしく、エロアニメの鑑のような作品で、超オススメです!

しかし、ストーリー部分に関してはかなり忙しいです。特に場面場面がぶつ切りになっていて、状況を把握するのが難しいのは問題です。上記ストーリー紹介で、ハイドたちは一旦アーヴィルに戻ってきたあと地震が頻発して、というように書きましたが、このあたりの描写は全部すっ飛ばされており、一通り見終わったあと、いくつかのシーンを見直してようやく把握できました。回想シーンなどもいきなり始まり、はじめ見たときはてっきり動画結合の順序を間違えたか、と思ったぐらいで、描かれている場面はいいのに、つながりが悪い、という感じです。

また、シヅキの診療所で看護士をしている麻里亜という女の子は、地震が起こって診療所が揺れると「ごめんなさいごめんなさい」とおろおろあわてて謝りまくるのですが、これも原作を知らないと理解不能のギャグです。わたしは原作のゲームは未プレイで、レビューを書くにあたり公式サイトのキャラクター紹介を読んで知ったのですが、麻里亜という娘はいわゆるドジっ娘で、いつも失敗して、備品などを壊してはシヅキに怒られているキャラクターのようです。シリーズ中に一箇所確かにそういうシーンがありましたが、やはりどうにも分かりにくいです。

もしあと一回分増やして、「3」と「4」を三回に分けることによってストーリー部分を全体的に補強すれば、超傑作にもなれたと思い、惜しいと感じました。もちろんそれは贅沢な失点で、今の段階でも十分に面白い超オススメの良作だと思います。
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アスガルド~歪曲のテスタメント~ 3rd Action「宿命のオーバード」

F force 3 「宿命のオーバード」・ゼロアニメーション


<ストーリー>
アリシアの秘めた力を与えられたアッシュ。魔神四天王の一人ルクレシアと死力を尽くして戦います。攻防は一進一退ながら、さすがにルクレシアも強く、アッシュは強烈な一撃を食らって倒れ伏してしまいます。

アリシアやメンバーたちが駆け寄る中、突然あたりに不気味な笑い声が響きました。見ると、なんと上空には数万はいるかと思える魔物の軍団、そしてその中央には三日月をかたどった乗り物に乗った、魔神四天王最後の一人ラビアロスの姿がありました。

お前が出てくるまでもない。そう強がるルクレシアでしたが、アリシアの力を与えられたアッシュ一人にてこずっている状態なのは明らかです。自分に任せろ、といわんばかりにアッシュたちとルクレシアの間に降りてきたラビアロスは、余裕の笑みをたたえたままアリシアを「我々と同じ魔族」と…(ゼロアニメーションより)

<感想>
これは素晴らしく面白い作品です!前2作がつまらなかったので、どうせこれも駄目だろうな、と思いながら見始めたのですが、その予想は激しく覆されました!

まず、絵が素晴らしい。前2作も、絵自体は悪くありませんでしたが、動きのあるシーンが最低でした。しかし、今回は手抜きに感じられるシーンはほとんどなく、最高のクォリティ!やれば出来るのになんで今までやらなかったのか、と別の意味で腹立たしくなりますが、しかしその腹立ちも見ている最中の面白さにかき消されます。

お話に関しても、意外性もあり、飽きさせません。さらに、演出がいいです!特に後半になってからの凄まじい展開とあいまって、異様な迫力を出しています。

また、エロ度に関しても実に素晴らしい!細かい触手シーンやヌードシーンなども豊富で、目の保養になります。作品のテーマ(今回突然出てきたテーマですが・笑)にのっとった味わい深いセックスシーンもあり、実用性も十分です。

シリーズの最終作で、この話をきちんと理解するにはあまり面白くない前2作を見なければならず、そこの部分で「超オススメ」とするには抵抗がありますが、はっきり言って前2作のつまらなさを帳消しにしてしまうだけの面白さがあります。しかし、こんなことがあろうとは。面白くないと思っても最後まで見てみるものですね!
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飛竜伝説『ドラゴンライダー 前編』

飛竜伝説『ドラゴンライダー 前編』


<ストーリー>
剣と魔法の時代。時空を超えて現れた魔竜族の侵攻により、人間界は混乱の淵に立たされました。魔竜族の侵略とは、男は殺し、女は犯すこと。シンプルでオーソドックスな征服行動です。しかし、破壊と搾取のみを目的とした侵略行動はとかく反発を招くもの。人間たちはドラゴンに騎乗して魔竜族に立ち向かい、また人間界の惨状を見かねた竜神族も助けに入るという形で戦争に参加。戦いは第二次聖魔大戦と呼ばれるまでの大規模なものになり、魔竜族はそのほとんどが駆逐されました。

戦争終結から10数年後、異空間に隠れ潜んで力を蓄えた魔竜族の生き残り、オルガが、最強の魔竜族である三人の魔神を復活させるために行動を開始します。その手始めにとりあえず通りすがりの村を壊滅させていると、なんとそこにはたまたま竜神族の生まれ変わりの少女・カリスが暮らしており、さらに旅のドラゴンライダー・ライクが…(ゼロアニメーションより)

<感想>
非常にとっとことテンポよくお話が進む作品です。時間自体は短いのに、やたらと壮大でボリューム感があり、とても面白い作品です!超オススメ!

30分弱の作品なのに、3~4話ぐらいにわけて引き伸ばしても問題ないぐらいの詰め込みぐあい。しかし、早すぎて場面が飛んでいるということもありません。むしろ、サービスカットも多く、例えば水浴びをしている髪の長い女の人が、髪の毛を絞って水気を取る、というような、普通描かないような細かい描写をきちんと描いているなど、何気ないところなのに感心します。

また、エロ度に関しては無修正な上に、漫画チックな絵にしてはかなり激しい描写で実用性が高いです。通常のエロシーンのみならず、淫獣触手タイプとして考えてもかなり素晴らしく、さらに尺が長いためボリュームも満点!普通のアニメとしても面白いのにエロアニメとしても使えるという非常なお得感!ぜひ観てみてください!
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飛竜伝説『ドラゴンライダー 後編』

飛竜伝説『ドラゴンライダー 後編』


<ストーリー>
ライクは戸惑っていました。自分には将来を誓い合った恋人である幼馴染みの王女、リーディアがいる。そう思うのに、なぜかカリスが気になって仕方ないのです。また、旅の途中はわりと気安くしていたカリスも、急に自分に対して意識した態度をとり始めているところも妙な感じです。

一人ぼんやりと外で夜空を見上げていたライクでしたが、同じように外に出てきたカリスが話しかけてきました。明日はライクが竜騎士になれるかどうかの試練ともいうべきレース。ドラゴンの化身であるカリスは、そこでライクの騎竜となったあと、この地を去る、とライクに告げます。

それを聞いたライクは、思わずカリスを抱きしめてしまいました。ここに居てくれ。ほとんど衝動的にそう告げると…(ゼロアニメーションより)

<感想>
短い時間なのにボリューム感のある非常に面白い作品です!

前後編合わせて一時間に満たないのが惜しいぐらいに中身が濃く、しかしそれで居て描写不足ということがありません。むしろテンポのよさで引き込まれます。

しかし、一つ一つの場面が短いにもかかわらず、描写は非常に丁寧です。キャラクターの細かい仕草などの何気ない部分を手抜きしておらず、とても好感が持てます。

ラストバトルでのアクションシーンが短すぎてあまり迫力がなかったのは残念ですが、その代わり、ちょっと珍しい解決方法をしており、あまり類がないパターンだったので面白く思いました。

肝心のエロ度についても非常に高く、尺も長いので実用性は十分。声優さんの演技は上手いという印象ではないのですが、どこかしら生々しく、かえってこの方がいいかもしれません。また、中出しのあと体がびくびく震える、などのシーンもしっかりと描きこまれており、なかなかわたし好みです。

これはストーリーも面白く、感動できる上にエロ度が高いという素敵な作品!超オススメだと思います!
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魔法少女メルル 1 オーガの山

魔法少女メルル オーガの山


<ストーリー>
お師匠様に、千尋の谷に我が子を突き落とす思いで修行の旅に出された天才魔法少女・メルル=シェクル。すでに一人前とされるプロフィシャント・レベルの称号を受け、道すがら呪文を詠唱して歩くなど、魔法の修練にも余念がありません。

そんなある日、木に上って美味しそうな果物を食べようとしていたときのこと。下のほうから助けを求める声が聞こえました。情けは人のためならず、必ず自分によい行いが返ってくる、とお師匠様に教わっていたメルルは、当たり前のように魔法の力で人助けしようと思い立ち、手始めに浮遊の魔法で華麗に木から降りようとしたのに、落っこちてしまいます。

助けた相手・ルナに、その醜態を見られてしまい、自分は一人前の天才魔法使いだ、と主張しても信じてもらえないメルルでしたが、ともかくルナと打ち解けることは上手くいきました。聞けばルナは近くの村の見習い剣士で、村はオーガに襲われているらしく、現場に駆けつけると辺りは嵐にあったように…(ゼロアニメーションより)

<感想>
典型的なファンタジーの作品です。少々表現が古っぽく、お話に関しては可もなく不可もなく、といった程度です。ギャグなども切れがあるという感じではなく、良くも悪くもマンネリっぽさがあり、まあまあほどほどに面白い作品だと思います。

絵に関しては極めて美しく、背景や小道具などはさりげないものの、作中世界の広がりを十分に表現しています。

さて、肝心のエロ度ですが、性器の描写があまりなく、修正の必要が少ないにしては、なかなか高いと思います。というのも、オーガに犯されている女の子の表情やしぐさがかなり色っぽいからです。はっきりいってこの部分だけでも見る価値ありといえるほどで、実用性は十分だと思います。

なお、今回セックスシーンで大活躍するオーガは巨大な類人猿のようなデザインで、人間とのサイズの差が普通の人間とニホンザルぐらいあります。当然ちんちんもおまんこに入りきらないほど大きく、そんなのに犯されてアヘアヘよがるのは不自然だ、という方もおられるかもしれません。それでなくても、作中主人公メルルは処女を奪われて出血してしまうのに感じまくりという、ある意味エロアニメらしい展開になります。

また、いくつかグロいシーンもありつつ、さらっと流されてラストはハッピーな終わり方になっているのも少々気にならないわけでもありません。あまり深く考えず、さらっと見て楽しむぐらいが正解な作品だと思います。
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魔法少女メルル 2 サハギンの河

魔法少女メルル2 サハギンの河


<ストーリー>
背の高い植物に覆われた草原で、冒険者のパーティが魔物の一群に取り囲まれていました。魔物の名はシュリーカ。ナメクジを醜悪にしたようなおぞましい軟体生物です。なんとシュリーカは繁殖期を迎えると人間の若い女を攫ってきてはおまんこに触手をぶち込み産卵するという恐るべき習性を持っていました。パーティのメンバーのうち、モンクと魔法使いは人間の女。しかし、逃げるにも倒すにも敵の数が多すぎます。

それでも必死の戦いで血路を開こうとした冒険者たちでしたが、多勢に無勢、しかもシュリーカの出すガスによって眠らされてしまうメンバーまで出てくる始末で、ついに女たちは押し倒され、全裸に剥かれ、全身をぬちゃぬちゃとした触手で嬲られた挙句におまんこを犯されてしまいました。

女たちが抵抗力を失うと、シュリーカたちは自らの卵を触手につけ、いよいよ産卵を開始しようとします。と、そのときに、不意に魔物たちに衝撃が走り…(ゼロアニメーションより)

<感想>
RPGをアニメ化したような雰囲気の作品です。お話に関しては女の子たちがとっつかまって犯され、その後敵をやっつけて終わりという、良くも悪くもマンネリズムな展開で評価のしようもありませんが、作中に漂う雰囲気、世界の広がり、冒険者たちの日常などには見るべきものがあると思います。

このシリーズは基本的に異種族姦がメインで、今回は軟体生物のシュリーカと爬虫類を擬人化したような生物であるサハギンとのセックスシーンがあります。女の子の可愛らしさは十分ですが、異種族姦ということで万人向けではありません。

エロ度自体はかなり高く、描写も無修正で迫力があります。さらに、サハギンのセリフは軽妙で愉快、しかもどう見ても冷血動物のくせに見事な腰の振りを披露しており、異種族姦に抵抗がない方なら必見といっていいと思います。

また、これもかなりコアな属性になるかと思いますが、女の子が犯されて産卵するシーンがきっちり描かれています。一応ハッピーエンドなのでそんなにグロい展開にはなりませんが、そういうのが好きな方にはオススメだと思います。
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めい・KING エピソード1

めい・KING エピソード1


<ストーリー>
ひょんなことから大地の精霊エリスを開放し、その助言に従って山賊に囚われていたお姫様を助け出したことでノルランドという土地の領主になってしまった元羊飼い・ケイン。エリスの助言を受けつつ、シャルロットという助けた幼い姫の将来の婚約者候補として、領主の仕事に追われる毎日を送っています。

そんなある日、ケインが自分の教育係であるシフォーネとともにお忍びの領地巡察をしていると、大通りに人だかりができていました。なんと、椿と名乗る東方出身らしい女剣士が、領民相手にお金をもらって剣の勝負を受け、一本取る事ができたらいくらの賞金、という商売を行っていたのです。

領主である自分の断りもなしにそんな商売をされては治安が乱れてしまう、ということで止めに入ったケインでしたが、椿は逆に自分と戦えと挑発してきました。元羊飼いということであんまり尊敬されていないケインは、その場に集まった領民に煽られて後に引けなくなってしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
正統的な児童向け作品っぽい雰囲気の作品です。エロアニメなのに児童向けというのも妙なのですが、この形容が一番しっくりします。キャラクターデザインは瞳が大きな感じですが、その部分を除いても雰囲気がとても可愛らしく、楽しいほのぼのとした気持ちになれました。

絵に関しては、上述の通りキャラクターの瞳が大きいという好みが分かれるデザインながら、クォリティ自体は極めて高く、自然風景の描写や肉体の描き方など、かなり感動的なまでに美しいです。

エロ度に関しては、後半まではエロシーンもサービスカットなども少なく、あんまり実用性がないのか、と思っていたらラスト近くになって質・ボリュームとも非常に素晴らしいエロシーンが出てきます。フィニッシュには愛の告白をしながら、という暖かい気持ちになれるセックスで、これはエロアニメファンなら必見でしょう!超オススメだと思います。

ところで、わたしが落としたファイルはストーリー紹介での「そんなある日」の部分からいきなり、つまり主人公が領主の状態から始まります。前段階の設定は、見終わったあとに調べて知りました。確かに人物など説明不足な感じはしましたが、そんなに長い前フリがあるとはまったく思いませんでした。ファイルの始まり方自体はわりと自然です。

わたしは正式なDVDが未見であるため、はっきりとは言えないのですが、動画ファイルは26分強で、DVDの時間が30分なので、あるいは開始3分強以内に羊飼いが領主になるところまで描かれているのかもしれません。もっとも、もしそうなら、なんでたった3分をカットしたのか全く謎です。というか、3分でそこまで描ききれるものなのでしょうか。どう考えてもそれだけで一本作れるぐらいの内容だと思うのですが…。

DVDの表紙画像のサムネイルを確認する限り、明らかに今回初登場という感じの椿が描かれており、作品の順番を間違って見たということはないと思います。あるいは、その部分があったとしてもダイジェストのような、たいしたものではないのかもしれません。ともあれ、見た部分は十分面白かったので、好意的に考えて先に進もうかと思います。
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めい・KING エピソード2

めい・KING エピソード2


<ストーリー>
未だ新米領主として勉強中のケイン。今度は隣国・テットモンドとの領土問題が発生します。テットモンドの領主で姫のお婿候補としてケインのライバルでもあるフランシスは、300年前は我が国の領土であったドワーフの森を返還して欲しい、と文書で申し入れてきました。

くだんの土地はあまり利用価値のない森ということで、まだ領主の意味をよく理解していないケインは、いざこざを避けるためだったらと深く考えずに返還に応じようと思ったのですが、そこに現れた大地の精霊エリスに、領主たるもの簡単に領地を割譲したりしてはいけないと窘められ、結局断りの手紙を送ります。

そんなこんなで今日も領地の巡察をしていると、禁止されている奴隷売買の噂を聞きつけました。なんと、ケインは新米領主であるために舐められており、悪人どもが好き勝手に犯罪行為を行いつつあるというのです。ともかくケインは治安を守るために、現行犯で悪人を取り締まろうと奴隷市に潜入を試み…(ゼロアニメーションより)

<感想>
今回は領土問題に絡めた椿の仇討ち話がメインになります。仇討ちとしてはわりとオーソドックスな話ですが、敵がかなり強そうな上に憎たらしいキャラクターであるため、なかなか緊迫感があり見応えがあります。

また、領土問題の懸案として登場するドワーフの森ですが、どうやら隣国の領主フランシスのなんらかの野望の対象となっているような描写がなされており、大きなお話の伏線になっているようで、先が楽しみになります。

エロ度に関しては、これまで新米として遠慮があった主人公もだんだん領主としての自信がつき始めたのか、周りにいる女の子キャラクターを「夜伽」に呼ぶようになり、やりまくりの様相を呈してきています。質・量ともにかなり素晴らしく、抜き目的の鑑賞にも耐えうると思います。とりわけ椿の、明日仇討ちの試合ということで、死ぬかもしれないという恐怖から主人公と激しく求め合うセックスシーンはかなり迫力がありました。
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めい・KING エピソード3

めい・KING エピソード3


<ストーリー>
月日は過ぎ、ケインが領主となって5年。もはやケインを新米などと軽んずる領民は誰もいません。ケインは信頼される領主として、善政を敷いていました。

しかし、その5年の間に隣国・テットモンドは主筋である王家をも凌ぐ権勢を手に入れ、ノルランドに圧力を強めつつありました。そしてついに、両国の間で戦争が勃発し、軍を統率するべき椿が武者修行の旅に出ているために武力で劣るノルランドは次々と領土を奪われ、領民を殺されてしまいます。

領主として、領民を守ることができず、富を奪われたことで飢えさせさえしていることに深い責任を感じたケインでしたが、すでに万策尽き、どうすることもできません。そんな中、久しぶりに大地の精霊エリスがケインの目の前に現れ…(ゼロアニメーションより)

<感想>
非常にストーリーに魅力溢れる作品です!超オススメ!

これまでの平和な雰囲気は一変し、戦国時代のような殺伐とした感じが好ましく、一方で児童向けっぽさも消えていません。横山光輝三国志の、特に初期のあたりに似たテイストがあり、歴史絵巻を見ている感じがします。

そして、今回のエロ度が素晴らしい!メイド・ティアとの夜伽シーンから始まり、山賊の女首領への性的拷問、さらにハーフエルフ・シフォーネから本当の忠誠を得ることになるセックスと、味わい深いエロシーンがてんこ盛りです!

さらに、アクションシーンがいくつかあるのですが、これも手を叩きたくなるほどのクォリティ!感動しました!これは面白いです!ぜひ見てみてください!
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めい・KING エピソード4

めい・KING エピソード4


<ストーリー>
ノルランドとテットモンドの紛争は激化し、すでにノルランドの敗色濃厚になってきました。そんな中、テットモンドの領主・フランシスはかつて手に入れようとして失敗したドワーフの森に出向き、そこに住むドワーフたちに自分たちに味方するよう要請します。利益で釣ろうとするフランシスでしたが、世捨て人同然のドワーフたちには無視されてしまいます。ちょうどそこに椿が現れて牽制してきたこともあり、フランシスは捨て台詞を残して立ち去ってしまいました。

その捨てゼリフ、「わたしが国王になった暁には、森ごとお前らドワーフ族を焼き払って埋蔵金を手に入れてやる」…埋蔵金?椿はこの気になる発言をケインに伝えました。エルフであるシフォーネが以前読んだ文献によると、確かにそのような記述があるとのこと。

ドワーフの自治区のようになっていても、あの森はノルランドの領地。ドワーフは領民であり、この国難の際に協力する義務がある、という論法で、椿はこれを徴発して軍費に充てるべきだと主張します。何しろテットモンドは最新式の戦車をそろえており、正直なところ勝ち目がほとんどないのです。しかし、ケインはあまり乗り気ではありません。

そんな中、私用で、と言い残してどこかに行っていたティアが戻ってきました。なんとティアは…(ゼロアニメーションより)

<感想>
めいKINGシリーズの最終回になります。主人公ケインの領主としての成長ぶりが非常に心地よい作品です。ストーリーは王道、ケインの青臭さすら感じるセリフにも説得力があります。とりわけ、ケインの行動全てが最後に人を動かすという形になって返ってくるというお話の収束の仕方は美しくすらあり、感動的でした!シリーズ通して超オススメです!

また、お話が面白いだけでなく、エロシーンも秀逸です。ボリュームや見た目の迫力もさることながら、キャラクターの内面までも描かれているため、感情移入することができます。やはり実用性が高いエロというのは、人の内面が描かれてこそではないでしょうか。

そして、もう一方の主役・王女シャルロットが素晴らしい。以前登場した時にはまだ15歳、ヒーローごっこをしたりケインに忠誠を誓う椿に嫉妬の眼差しを向たりと子供だったシャルロットが、5年間の花嫁修業を経て、かつての面影を残しつつも清楚な美しい姫に成長しました。お転婆姫だった姿が頭に残っていたので、本当に作中で5年経ったのか、と妙にしみじみしてしまいました。

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ミッドナイトパンサー vol.1 愛であなたを殺してあげる…

ミッドナイトパンサー vol.1 愛であなたを殺してあげる…


<ストーリー>
若い女の子3人と受付兼マネージャーの老婆一人で構成された旅の踊り子グループ「プシキャット」。しかし、その実体は老婆のババを元締めとする女暗殺者集団でした。

赤い瞳と黒髪を持つ長女ソニアは、セックスで男をイカせた後、油断した男の首をその長い髪で絞め殺し、白い肌で金髪の次女ケイは闇夜に忍び寄り、豹に変身して相手を食い殺します。そして、褐色の肌の三女ルウは卓越した剣の業で相手を、と言いたいところなのですが、普段はモンスター退治の仕事ばかりさせられています。なんでわたしだけこんな荒っぽい仕事を、と悔しがるルウを姉二人が「色気が足りないから」とからかったりしつつ、プシキャットの面々は平穏に淡々と日々の「仕事」をこなしていました。

そんなある日、いつものように仕事が舞い込んで来ました。相手は現在滞在中の国の領主、残忍として知られる龍国王バド・エロヒム・ギボール2世。両親と弟である王子を殺害して王位を乗っ取ったという男でした。この仕事について、ルウはいつになく積極的に…(ゼロアニメーションより)

<感想>
あさぎり夕氏原作の作品です。全編英語です。わたしはあまり英語が得意ではなく、セリフは聞き取れない部分が多かったのですが、絵だけを見ていても大雑把な内容は理解できました。

絵は極めて美しく、動きのあるシーンの崩し方もこなれています。また、女の子キャラクターもとても可愛らしいので、目の保養になります。プシキャットの元締めである老婆・ババは守銭奴なのですが、セリフなしでも十分にわかるぐらいの守銭奴ぶり(笑)。絵の威力というものを再確認させられました。

エロ度に関しては、長女ソニアがセックスで殺すというやり方である関係上、かなり実用性の高いエロシーンが用意されています。また豹に変身する次女ケイも猫っぽい仕草が色っぽく、さらに作中セクシーじゃないといわれているルウに関しても、まだ未発達の小さなおっぱいはなかなか可愛らしくてよかったです。

なお、暗殺がテーマということで殺伐としたシーンや血を見るシーンがわりと多めです。そこまで過激とは思いませんが、人により注意としておきましょう。
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ミッドナイトパンサー vol.2 永遠のキスをあなたにあげる

ミッドナイトパンサー vol.2 永遠のキスをあなたにあげる


<ストーリー>
龍国王バドはわたしの標的。ルウのいつになく頑なな態度に、ソニアたちもそれを認めることにしました。標的は後二人、バドを守る親衛隊の隊長と、バドの威光を嵩に残虐非道な行いを平然と行う宰相。こちらは姉たちが担当することになります。

王城では人だかりができており、他国のスパイの処刑が行われていました。あまりにも残虐な処刑っぷりに刺激を求めて集まってきた市民も引き気味。しかし、その後の宴会に踊り子として参加することに成功します。

玉座に座るのは、今回の標的・バド。バドはなぜかあまり色気のないルウを気に入り、夜の相手をさせようと…(ゼロアニメーションより)

<感想>
今回もまた全編英語です。いくつかの複雑な設定や人間の相関関係は別として、ストーリー自体はいたってシンプルでわかりやすいので問題ありませんが、ギャグシーンや状況説明などが英語がわからないために理解できないのは残念でした。

絵に関しては極めて美しいのですが、グロシーンや標的の嫌らしさ、残忍さを強烈に表現したシーンもかなりあり、見ていて愉快なものではありませんでした。かなり衝撃的なシーンもあり、どちらかというと猟奇な感じも受けるかも知れません。

エロ度に関しては、ちょっとおとなしめというか、メインを張っているのが「色気のない」ルウであるため、あまり実用性が高いとも思えません。シリーズの続きということで前回ミッドナイトパンサー vol.1 愛であなたを殺してあげる…を見た方は見ても損がないと思いますが、単体で評価できるほどの作品ではないかと思います。
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プリンセスメモリー 前編

プリンセスメモリー 前編


<ストーリー>
主人公コリンは片田舎の宿屋に住み込みで働く青年。もともと孤児だったのですが、この宿屋の主が慈悲深い人で、一人ぼっちのコリンを拾い、自分の娘たち、長女・サリアンと次女・ポーニィとで実の兄弟姉妹のようにして育ててくれたのです。暖かな家族の愛情に包まれ、コリンは逞しい体と優しい心を持った青年に成長したのでした。もっとも、いささか気が弱すぎるところはありますが…。

その主もすでに亡く、三人で宿屋を切り盛りするようになったある日、朝から屋根の修繕をするはずだったのに、コリンが寝坊して起きて来ないため、次女のポーニィがコリンを起こしに来ました。すると、なぜかコリンはうなされています。

そのうち、コリンは「フィーリア」と、ポーニィの知らない女の名前を呼び、寝惚けてポーニィのおっぱいを触ってきました。いきなりおっぱいを触られるのもむかつくのに、まして「フィーリア」って誰!?激怒したポーニィはコリンのベッドをひっくり返し、部屋中を目茶目茶に…(ゼロアニメーションより)

<感想>
気が弱い青年が、冒険の末に一人前の男になる、というのがコンセプトの作品のようです。随所で主人公コリンが自分に言い聞かせるようにそういうセリフをいい、さらに周囲の女たちも、この気が弱い青年を、あるときは叱咤し、あるときは優しく元気付けたりしており、そうした様はなかなか好ましいです。

絵に関しては、人物・背景とも十分に美しいですが、動きに少々難があります。といっても、別段見るのに苦痛になるほどでもなく、まあまあよりちょっと落ちるかな、ぐらいです。絵の良し悪しが作品の評価に影響を与えないような、そういう絵です。

エロ度に関しては、おそらく間違いなく童貞であっただろう主人公が、ハスキーな声の女冒険者・リリィに筆卸ししてもらうシーンがなかなか味わい深いものがありました。もっとも、結構唐突にセックスをはじめるため、気が弱い主人公を冒険の助手に引っ張り込むため、体を餌にしたのかな、と思ったぐらいです。実際には後の方できちんとした理由があったことが判明しましたが。

まだ前編ということで、この先お話がどうなるかはわかりませんが、全体としては良くも悪くも娯楽作品という感じで、そこそこ楽しめる佳作だと思います。いかにも娯楽作品らしい、どうも釈然としない展開もないわけではないのですが、その辺りはあまり深く考えない方がいいのだと思います。
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プリンセスメモリー 後編

プリンセスメモリー 後編


<ストーリー>
人が人を好きになることに、時間と理由は必要ありません。コリンはフィーリアを好きになり、そして彼女の壊れてしまった心を取り戻して助ける、ただそれだけのために、剣を携え洞窟に趣きます。

洞窟では、分割されたフィーリアの魂の一つ、狡猾フィーリアが待ち構えていました。フィーリアを助けに危険を顧みずに洞窟までやってきて、なおかつ「フィーリアのためなら死ねる」とまで言い切ったコリンを、狡猾フィーリアは嘲笑し、フィーリアを助けるために必要なアミュレットを魔力で作り上げた底も見えない亀裂に投げ落としてしまいます。

勇気を奮って谷底に向かい、蔦を伝って降り始めたコリンでしたが、狡猾フィーリアは「こっちの方が早いわよ」と笑いながら蔦をナイフで切ってしまい…(ゼロアニメーションより)

<感想>
まだ子供っぽさが残る一人の青年が愛する女を守るため、一人前の男に成長していく、というお話です。壊れてしまった女の心を拾い集めて元に戻す、というのは感動的であり、とても優れたアイディアだと思いますが、残念ながこのシリーズではそれが生かしきれてはいないようです。

その理由をいくつか考えてみましたが、まずは説明不足な点が挙げられます。現実では人が人を好きになることに理由など要りませんし、たいした理由がないからといってその気持ちが弱いとは言い切れませんが、創作のお話でそれをやられると、説得力がないように感じられてしまいます。現実世界で理由が必ずしも必要ない場合があるから、創作でも説明する必要はない、というのはいささか視聴者に甘えた姿勢ではないでしょうか。

また、複数に分割してしまった魂を回収するというお話を描くには、いささか短すぎるという風に感じます。もっとも、ダラダラ長くやって面白くなるとも限らないので難しいところですが、少なくともこの作品の仕上がりは最高とは言えないと思いました。やはり、描写不足で説得力がたりません。

と、よくない点ばかり挙げてしまいましたが、先に申し上げたとおりアイディア自体は素晴らしく、もっと面白くできたのでは、と思うが故にいろいろと考えてしまうのです。作品の質自体は絵も美しく、幻想的な雰囲気もよく出ているので、見て損はないと思います。

なお、今回エロ度はボリューム、質ともに素晴らしく、実用性は高いです。抜き目的の鑑賞に十分耐えると思いますので、そっちの意味でも見て損はありません。
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Rhythm ~恋の律動~ (Pure Love) 第1話 はじまり

Rhythm ~恋の律動~ (Pure Love) 第1話 はじまり


<ストーリー>
主人公・ヒロは冒険大好き少年。魔女の洞窟を探してサバイバルの真似事をしたり、街の図書館で古代の伝説に関する文献を探したりと、夢見がちなところがあります。しかし、幼い頃からそういうことをしていたおかげでなかなか逞しい行動力があり、さっぱりとした性格でもあったため、幼馴染みの少女プリをはじめ、彼を好いている人は多くいました。

そんなある日、ヒロが図書館で調べ物をしていたとき、誤って本の山が崩れてしまい、頭をぶつけたヒロは気を失ってしまったのでした。目が覚めたときはすでに夜。しかし、自分のほかに誰もいないはずの図書館で、何か物音がします。

目をこらして見ると、なんと二人の女性が睦みあっていました。片方は、武術教官のパーラ先生。もう片方は知らない人ですが、歳若い少女のようです。

さすがにヒロも年頃の少年。こういうことにも多少興味があるので、とりあえずじっくりのぞきたかったわけですが、うっかり本棚を倒してしまい、二人は驚いて逃げ去ってしまいます。

あちゃー、失敗した、と残念がるヒロでしたが、ふと目を落としたとき、足元に「英雄伝説」というタイトルの古文書を発見しました。ヒロにとっては性欲より冒険。たちまち冒険者の血が騒ぎ出し、矢も盾もたまらず……(ゼロアニメーションより)

<感想>
とても楽しいファンタジー作品です!

絵に関しては色の使い方やコンピュータグラフィックっぽい背景など、個性的ながら、十分に美しいと思います。女の子キャラクターの造形も可愛らしく、また表現も丁寧で好感が持てます。

そして、作品の内容が素晴らしい。夢を追いかける爽やかな少年と、彼を見つめる幼馴染みの少女という、心温まるストーリー。作中、伝説の洞窟を探して咲き誇る花畑を二人手をつないで歩くシーンなど、なんでもないのに懐かしいような切ないような気持ちになります。

エロ度に関しては、主人公が一般的な少年と比較して子供っぽいせいもあり、直接的な刺激はそれほど強くありませんが、個性的な絵柄がよい方に作用しており、なかなか生々しさがあります。また、キャラクターの内面を想像させる象徴的なシーンがいくつかあり、妄想の余地があるという意味では実用性が高いです。

キャラクターの会話も味わい深く、お話も先が楽しみになる、超オススメの秀作だと思います!
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Rhythm ~恋の律動~ (Pure Love) 第2話 ぬくもり

Rhythm ~恋の律動~ (Pure Love) 第2話 ぬくもり


<ストーリー>
夜な夜な、全裸で街を徘徊する少女。彼女はこの国のお姫様です。なんと、彼女は夜、眠りに落ちると同時に無意識状態で目覚め、裸で歩き回っては方々でいやらしいことをしてしまうという奇妙な病気だったのです。彼女を愛する母親の王妃や王妃に忠誠を誓う武術教官パーラも、どうすることもできないでいました。何しろ、この夢遊病は症状が起きているときに無理やり起こすと治療が困難になってしまうからです。

一方、我らが愛すべき冒険バカ、主人公ヒロを好きになってしまった花屋の娘・ファウナは、自分の気持ちをありったけラブレターにしたため、道端で待ち伏せをしていました。来た!ヒロさんだ!ファウナは一旦隠れると自らを落ち着かせ、ついに意を決して手紙を渡そうとしたのですが、突然道の向こうから現れたパーラがヒロを連れて行ってしまいました。

パーラは先日のこと―お姫様が夢遊病になり、図書館でパーラにいやらしいことをしてしまっていた時、偶然ヒロがそれを目撃してしまった―を他言無用するよう、念を押しに来たのです。もっとも、ヒロはお姫様の顔など知りませんし、逆にパーラに例の洞窟の情報を求める始末。根っからの冒険バカに安心したパーラは、情報探しなら、と占い師シャクティを紹介します。

早速シャクティに会ったヒロでしたが、なんとシャクティの占いはいわゆる「おっぱい占い」、すなわちおっぱいを揉ませることにより、その興奮と快感からインスピレーションを…(ゼロアニメーションより)

<感想>
キャラクター一人一人が個性的なうえに人生を精一杯生きている感じがしてとても好感の持てる作品です!

大きなストーリーはあるものの、様々なエピソードで彩られており、どちらかというと登場人物たちの日常描写がメインになっています。花屋の娘(とても可愛い!)が主人公にラブレターを渡そうとしたり、というようなストーリーと関係ない枝葉の描写がとても丁寧で、心が温まります。

今回はエロシーンがかなり豊富にあり、実用性も高い仕上がりなのですが、何気ないシーンが実にいい味を出しています。例えば、単純に女の人が服を脱ぐというだけのシーンがとても色っぽく、また、セックスでちんちんがおまんこに入るときの女の人の反応なども丁寧でエロ度に貢献しています。

ちょっと面白いことにキャラクターの名前が全部花にちなんだもので、誕生花から生年月日を、さらに性格も花言葉にちなんだものになっているようです。本当に丁寧なつくりの作品だと感心しますね!

お話はまだ終わっていませんが、残念なことにぐぐっても次回作以降の情報がみつかりません。どうやら打ち切りのようです。売れなければしかたないとはいえ、つまらない作品ならともかく、こんな面白い作品が打ち切りになるのは本当に残念です。

しかし終わっていないとはいえ、大きなストーリーより枝葉の方が面白い作品なので、わたしは超オススメしたいと思います。
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