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<ストーリー>
19世紀・イギリス。鉄道王ドレッド=バートンの屋敷に、ひとりのみすぼらしい中年男が連行されてきました。男の名はフォスター。かつては政府特務機関・キュレイポートにて、女性を使った陰謀のための高級娼婦を育成する仕事に携わっていた男です。キュレイポートが解散し、犯罪者として追われる身となってしまいましたが、その眼には不敵な光が宿っています。
そんなフォスターがバートンの屋敷に連れてこられた理由。それは、クレアというメイドの高級娼婦への調教でした。なんらかの理由により莫大な借金を作ってしまったというクレアは、そのために体を売らなければならなくなったのです。
自分は落ちぶれたままではいない。かならず這い上がる。そう心に誓うフォスターは、当初この仕事をきっちりとこなすことで足がかりを得ようと考えていましたが、どうもおかしなことになってきました。どうやらドレッド=バートンはクレアに対してただのメイド以上の、憎しみにも似た感情を抱いているようです。
まだろくに調教の成果もでないうちに、無理に客を取らされるクレア。でっぷりと肥った肉と脂肪の塊のような客にイラマチオされ、苦しさのあまり思わず肉棒に歯を立ててしまうという醜態をさらしてしまい…(ゼロアニメーションより)
<感想>
以前レビューした
雛鳥の囀シリーズの前作にあたる作品です。
わたしはものすごく大昔にこの作品を見たことがあるのですが、昔すぎてほとんど内容を覚えておらず、今回ほとんど初見の新鮮な気持ちで見ることができました。
絵に関しては、十分に美しいです。館の様子や庭の草木、あるいは雨や水滴などの水の表現などもこなれています。また、女の子キャラクターに関しても、デザインは可愛らしく、妙にスカートが短いメイド服もいい味を出しています。今回のヒロイン・クレアはちょっと可愛くしようとしすぎ感があるものの、バートンの秘書・ミーファやフォスターの助手としてクレアを調教するメイヤはかなりいい感じです。
そして肝心のエロ度ですが、修正が必要ない描写ではありますが、なかなか実用性があります。キャラクターデザイン的には少々あざとさを感じたクレアですが、その精神性には初々しさが漂っており、いかにもこれから調教されるという雰囲気で、かなりそそります。また、メイヤとの絡みも、いかにも女性調教師という感じがして、好きな方にはたまらないでしょう!
とりわけ、メイヤは淫乱キャラとしてセリフも味わい深いものがあり、かなり見応えがありました。
そして、男キャラが中々渋い!声優さんたちの素晴らしい演技もあり、またフォスターは年齢不詳ながら若さを失っていないセクシーな中年という感じで魅せます。ストーリー的な盛り上げもよく、この作品の最大の魅力はむしろ男かもしれません。さらに、カッコイイ男だけでなく、客としてやってくる男の醜悪さも、短い登場なりになかなかインパクトがあります。
ストーリーに関しては、長編の最初の作品なのでまだなんとも言えません。サブタイトルを見ればわかるとおり、ある重大な秘密がいきなり明かされており、衝撃があるとともに先が楽しみになります。
全体として、古い作品ですが問題なく超オススメできます!メイド萌えの草分け的作品ですが、歴史的価値ではなく、作品の面白さでオススメします。ぜひ見てみてください!
関連シリーズ雛鳥の囀
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