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<ストーリー>
丸出駄目助の引き起こした人質監禁篭城事件は、大詰めを迎えていました。
なんと、被害者・若林真由美は衆人のまえで全裸に剥かれ、おまんこどころか肛門すら犯され、あまつさえ膣と直腸に精液を流しこまれるなど、暴虐の限りを尽くされてしまったいたのです。
火炎瓶で武装した駄目助はあたりにそれを投げつけては火を放つほどの凶暴さをしめし、もはや真由美は恐怖と苦痛とでパニックを起こし、ヘラヘラと笑いながら小便を漏らす始末です。
しかも、駄目助はどこから手に入れたのか、拳銃すらも所持しており…(ゼロアニメーションより)
<感想>
極めて毒の強い作品です。
上記ストーリー紹介でものすごい展開になっておりますが、もともと駄目助は包丁を所持していただけで火炎瓶も拳銃も持っていませんでした。すなわち、ぜんぶ『説得』に出向いたという主人公・山野辺悦子の自作自演になります。
このあたり、ドタバタギャグとしてはなかなか秀逸な表現であったものの、毒気が強すぎて不愉快になってしまいました。
もちろん、製作者さんは外見は美女でありながら中身が醜悪きわまりないマスコミ人・悦子のおぞましさを、ギャグをまじえつつきちんと描いているので、これがマスコミ批判の作品であるということは理解できます。しかし内容が悪趣味きわまりないため、正直オススメする気になれません。
その昔、カントリーミュージックを愛聴している黒人のひとに『君らにはブルースという人生の苦悩を表現したすばらしい芸術があるじゃないか。なんであんなくだらん流行歌を聞くんだ』とたずねた白人がいたそうで、対する黒人は『なんで金を払って人生の苦悩を味わわなきゃならんのだ』とこたえたそうですが、わたしもそんな気分です。クオリティはともかく、この作品、単純に楽しむのには向きません。
あるいは、マスコミに腹が立っているような気分のときに見たら、わが意をえたりと思えるのかもしれません。
なんにせよ、クオリティは高い作品なので、あとは見る側の気分の問題でしょう。なお、エロ度に関してはかなり強烈な陵辱シーンがあるので、加虐属性のかたには悪くないかもしれません。
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