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<ストーリー>
キャンプ場で盛り上がる数人の若い男女。彼らは興の向くまま、そばにある山を散策します。木々は生い茂り、森が深まる中、道に迷ってしまいました。
日も落ち、雨が降り始め、能天気な若者たちもさすがに焦り始めたころ、森の中で明かりを見つけました。近寄ってみると、ガーゴイルの彫像が飾られた門から玄関まで100mはあろうかという巨大な館。雨も激しくなり、進退きわまった若者たちは、勝手に館に入ります。
館には人の気配はあるのに、誰も見当たりません。不思議に思い、手分けをして館の内部を調べて回るうち、不思議なことが起こりました。なぜか、館の部屋の内装に若者たち自身の部屋が再現されているのです。そして、女性の悲鳴。すぐに駆けつけると、若者の一人、雪村さやかがベッドに下半身むき出しの状態で縛り付けられていました。それだけならまだしも、さやかのおまんこの中に巨大な白い幼虫が入りこもうと…(ゼロアニメーションより)
<感想>
出だしからして、古いアメリカンホラーのような感じを受けます。なんだか豚の皮を被ってチェーンソーとかを装備した大男が出てきそうな展開だな、と思ったら、出てきたのは美女でしたが、当たらずといえども遠からずの理不尽な展開になります。エロアニメというより、無修正のエロがあるホラーアニメだと考えた方がしっくりします。
何しろ、おまんこにカブトムシの幼虫のでかくなったようなやつが潜り込もうとするような気持ちの悪いグロシーンが出てきますので、見る人を選ぶ作品といえるでしょう。わたしは基本的にスプラッタ系のホラー自体は嫌いではないのですが、さすがにこれはちょっと引きました。
登場人物のセリフをよく聞いてみると、たまたま遊びに来た人たちが無意味に犠牲になったというより、何らかの因縁があるかのようにも感じられますが、前編である現段階ではよくわかりません。どっちにしても、巨大な洋館とかセットが大掛かりすぎるので、現実感もなく、因縁などが仮にあったとしてもたいした意味はないと思います。
なお、表現自体は非常に丁寧でいいです。例えば裸に剥かれた仲間を助けたときにはシーツを取って来て渡すようなところも描かれておりますし、その他細かい描写が非常にしっかりとしており、設定にまるで現実感がないにもかかわらず、見ている分には気にさせません。絵も、キャラクターのもみあげが妙に長い点を除けば美しいです。
何しろホラーなので、エロアニメで抜きたい方にオススメかどうかは難しいですが、緊迫感の表現もかなりのものなので、ホラー好きにはオススメとしておきたいと思います。
※桎梏(しっこく)…枷(かせ)のこと。自由を奪い、圧迫するものをいう。
※登場人物…人数が多いので書いておきます。
・若宮聖夜:黒髪。制服(?)を着ている。
・近見由香里:茶髪。頭に伊達眼鏡をつけ、体のラインがくっきり出る服を着ている。
・進藤冴紀:ショートボブ。ワンピースを着ている。
・雪村さやか:ツインテール。ロリっぽい服装。
・大神直哉:茶髪。マッチョっぽいタンクトップ姿。
・梶原淳:黒髪。気弱で背が女の子並に低い。
・朗:主人公。
・摩耶:謎の美少女。
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