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ゼロアニメーションの最新作品

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こわれもの 2 HEAVEN-1

こわれもの 2 HEAVEN-1


<ストーリー>
近未来。人類は遺伝子工学や科学、そして倫理を超越し、人間と全く見分けがつかないアンドロイドを開発するにいたりました。アンドメイドと呼ばれる少女型をしたそれは、主人である政財界の大物の身の回りの世話をしたり、優秀な遺伝子をもつ男性の精子を採取するための相手をするのが目的の機械です。

本作の主人公、ジェネ社製作の最新型「亜希」タイプ2。「ご主人様」の愛に満たされることを渇望しながら、電車の中で部下に痴漢されるところを監視されたり、メイドファイトというカスタムしたアンドメイド同士のバトルに参加させられたり、大変な毎日を送っています。しかし、ご主人様は次第に飽きてきたようで…(ゼロアニメーションより)

<感想>
3つの短いエピソードからなる作品です。非常に心に残るものがありました。

完璧な造形と従順さを兼ね備えたセックスのできるアンドロイドというのは、ある意味で男の夢。しかし、この作品ではそういう方向ではなく、むしろ完全にモノ扱いされている「人間」が描かれています。というのも、この「亜希」は恥じらいを持ち、「ご主人様」を一途に愛しているという風に、きちんとした感情を持っているという設定になっているからです。

早い話、亜希は機械なわけで、改造されようが何をしようが本来はかまわないはずなのですが、この作品ではどうにも嫌な気持ちになってしまいます。造形から言っても「擬人化」ではなく人間そのもので、金持ちの道楽で人間を破壊しているように思えてしまうからです。

ラスト近く、少々分かりにくいことになります。作中世界では秋葉原にアンドメイドの部品が置いてあったり、亜希タイプが一般に知られていたりと近未来としての描写がなされているものの、いきなりそれ以前とは異質なものが登場するので、面食らってしまいます。もっとも、セクサロイドを作り上げる科学力あり、しかも倫理的なクレームがこないような世界なので、こういうものがいてもおかしいとは思いませんが…。

それと、「亜希」は量産型機械なので、同じ姿をしたものが、さまざまな「ご主人様」のところにいるはずです。ラストのモノローグが、それまで見てきた亜希のものとすると、そこに至るまでの説明が不足していますし、違う亜希のものとするとそれはそれで唐突で分かりにくいです。それで評価を落とすほど悪いとは言いませんが、この点はちょっと失敗ではないかと思います。HEAVENというタイトルに関わるセリフもラストにいきなり出てきました。シリーズ作品で、他の作品との絡みもあるのかも知れませんが、いささか不親切です。

絵に関してはとても美しく、エロ度もかなり高いので実用性はあります。また、酷薄な状況に落とされても「ご主人様」を一途に愛する亜希の姿はとても切なく、好ましいです。全体として、後味はよくないものの十分出来がいいオススメの作品だと思います。



関連シリーズ
こわれもの
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こわれもの 2 HEAVEN-2

こわれもの 2 HEAVEN-2


<ストーリー>
廃棄処分されるはずだったのが、運良く年老いた科学者に引き取られ、身の回りの世話などをすることになった「亜希」タイプ2。博士は風光明媚な山中に巨大な研究施設を築くなど、能力は高いのですが、一風変わった人で、今日もよくわからない研究に没頭しています。

掃除の途中で博士に呼び出された亜希は、新発明品を手首に装着させられます。なんとこれは変身用のブレスレットで、その状態で、手首を高く掲げ、「亜希、行きます!悪を許さぬ正義の味方、世界の平和はわたしが守る!スーパーアンドメイド・亜希!」とキーワードを口にすると、全身をバトルスーツが包みこみ、正義の味方・スーパーアンドメイド亜希に変身することが出来るのです。

ちょっとエッチっぽい格好と恥ずかしいセリフに戸惑っていた亜希ですが、ロボットの血(?)が騒ぐのか、これで空を飛んだり、パワーがついたり、目からビームを出せたりするのかと、意外と嬉しそうに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
シリアスでダークな印象であった前作・こわれもの 2 HEAVEN-1と打って変わり、ギャグテイストの強いお話です。たいしたストーリーではありませんが、見ている間気分良く笑っていられると思います。

絵に関しては美しく、淡々とした表現ながら味があります。いくつかのシーンで使いまわしが鼻につきますが、我慢できないほど酷いものでもなく、十分楽しめます。

エロ度はかなり高いです。スーパーアンドメイド亜希が触手や人間型など自在に姿を変える半透明の液体ロボットに犯されまくるシーンをはじめ、複数人数でよってたかって女の子一人を嬲り犯すシーンはなかなか見応えがあり、実用性も十分です。

なお、HEAVEN-2となっていますが、前作とのつながりはよくわかりません。本作に登場する亜希も、必ずしも前作の亜希と同じものであるとはいえません。量産された亜希タイプのうちの一体のお話、と考えた方が無難でしょう。本作の亜希はなかなか幸せそうで、天国というのにふさわしい感じがしました。



関連シリーズ
こわれもの
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こわれもの 1・2・3

こわれもの 1・2・3

<ストーリー>
第一話は亜紀が新しいご主人さまのもとに派遣され、そこで楽しく生活する話。

第二話はおそらくは亜紀タイプ試作品のエピソード。

第三話は亜紀が様々なコスプレに挑戦した挙句、肉体を改造されてしまう話。

全部で一時間半近くあり、しかも区切りごとに主題歌が入ります。おそらくは普通に30分弱程度の作品三本をまとめたのでしょう。(ゼロアニメーションより)

<感想>
第一話はいかにもなオムニバスストーリーです。一応、量産型のアンドメイド・亜紀が『人間で言えば16歳』であり、また普通に生活している女子校生たちを羨み、人間の性奴隷として生み出された自分の境遇を儚んで涙を流すような情操を持っている、という設定が明かされています。

もっとも、実際にはご主人様との生活にそれなりの楽しみを見出したりしている描写がなされているので、あまり気分の悪い展開にはなりません。ラスト近く、微妙に痛みを感じないでもありませんが、概ね幸せな亜紀の物語だと思います。

第二話はしっかりとしたショートストーリーになります。亜紀が上流階級の子息である健一という少年のもとに、素性を隠して派遣されてきます。亜紀の役割は環境破壊によって男性の女性化が進行する社会において、優秀な精子を確保するための性奴隷になること。そして、作中の描写から、おそらくこの亜紀は試作タイプだと思われます。

お話に関しては、見ている側が亜紀の素性を知ってしまっているため、あまり緊迫感がありません。このタイプのお話は、亜紀が何者なのかわからないほうが面白いのではないか、と思います。もっとも、声優さん、とくに健一役の演技が素晴らしく、また無茶な展開とはいえ、それなりに少年の心の動きには納得できる面もあり、なかなか見応えのある佳作だと思います。

ラスト、極めて精神有害な展開になります。面白いのですが、その点はご留意ください。

第三話は第一話と同じくオムニバスストーリーになります。亜紀が、ウェディングドレスをまとったり、明らかに小さすぎるスクール水着を着せられて肉がはみ出したり、というようなことをやっています。

それだけなら普通ですが、オプションパーツとして男性の陰茎を接着され、さながらふたなりのような姿に改造され、巨乳改造された同タイプのアンドメイドに犯される、というようなシーンもあります。

ふたなり亜紀も巨乳亜紀もどちらも同じ亜紀なのですが、巨乳亜紀は化粧や目つきなどがキツくなっています。顔自体は同じなのに、描き分けができるものだと感心しました。

なお、三話通して、絵に関しては並です。とくに動きに関して、少々乱暴に思えるシーンも多いですが、亜紀が可愛いので許せてしまいます。

そして肝心のエロ度ですが、フェラチオの嵐になります。こだわりを感じるといえば聞こえがいいのですが、さすがにここまでフェラチオ偏重だと、少々飽きるかもしれません。第一話と第三話はほぼ全編エロシーンでボリュームは十分なので、実用性はあります。

なにぶん三話もあり、一度にレビューするのは乱暴では、と思ったのですが、このブログはゼロアニメーションの動画をレビューするという建前になっていますので、とりあえずあわせました。ご自分で分割できる方は、三回分にわけてもいいかもしれません。



※男性の女性化…作中にはほとんど描写がありません。環境ホルモンで精子が減少したりすることが現実にあるらしいですが、そのことなのかもしれません。

※フェラチオ…元米大統領のビル・クリントン氏によると、フェラチオはセックスではないのだとか。それが本当なら、この作品はエロアニメでありながら『セックス』がほとんどない作品、ということになりそうです。



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こわれもの 2
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