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ゼロアニメーションの最新作品

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KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼

KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼


<ストーリー>
あらゆる欲望が渦巻く猥雑な夜の街。緑がかった奇妙な肌色をした貧相な中年が、屋台で酒を飲んでいます。隣には、ナメクジを醜悪に進化させたような異様な怪物。男はその怪物と、何事か語り合っています。しかし、屋台に別の客が現れた瞬間、怪物は消え失せました。

翌朝。高層ビルの頂上付近、設備のない人間には行き着くことさえ不可能な場所に、人の死体がありました。手足の骨を砕かれ、串刺しにされ、あたかもオブジェのように形を整えて安置されています。

明らかに人間業ではないその殺人に、警視庁は特殊能力を持った調査官たちを派遣しました。その一人、山田耕司は…(ゼロアニメーションより)

<感想>
どうも評価の難しい作品です。

絵に関しては美しいです。人物は少々安定しないというか、微妙にバランスがおかしいように感じないわけでもありませんが、これは個性の範疇にはいると思います。雰囲気の描き方が見事で、怪物などのキャラクター造形も見るべきものがあります。

また、人物の設定も深みがあり、いまだ明かされていない部分にいろいろなことがあったのでは、と想像させるものがあります。

ストーリーについても、怪物が人体を使ってオブジェを作り、それを追いかける超能力を持った捜査官という、とても面白みのあるモチーフだと思います。

アイディアもよく、技術的にも優れているとなれば、傑作であるはずなのですが、なぜかあんまり面白くありません。面白いか面白くないかで言えば、6:4ぐらいで面白くない、という感じです。どこがどうと説明しにくいのですが、どうも何か演出の方向性や構成の仕方が間違っているような気がします。一応、ジョジョの奇妙な冒険、もしくはハンターハンターみたいな方向性の作品なのですが、ものすごく切れ味が悪いです。

エロ度に関しては、無修正で色っぽいシーンもありますが、基本的にストーリー重視の作りでサービスカット以上のものではないと思います。血は赤で表現され、かなりのグロシーンもありますが、それほど衝撃的というほどでもありません。わりと普通の世界観なのに、緑の肌のおっさんが普通に生活しているのが衝撃といえば衝撃でした。
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KOJI~快楽殺人調査官~ File.2 超能胎動

KOJI~快楽殺人調査官~ File.2 超能胎動


<ストーリー>
ついに猟奇殺人事件の犯人(というか怪物)を発見した耕司たち。しかし、残念ながら取り逃がしてしまいました。手がかりはまるでなく、死者が最後に見た映像を見ることができる能力者・通称ゾンビ女の深見沢純に頼るしかありません。

一方、警視庁の長官である神崎はなぜか耕司や純を監視していました。しかし、監視役として潜入させたメンバーの真子は、たいして役に立つような情報を手に入れていません。腹を立てた神崎は、真子に性的お仕置きを…(ゼロアニメーションより)

<感想>
独特のリズム感を持った作品です。シリアスな絵柄で、前作KOJI~快楽殺人調査官~ File.1 魔導開眼では違和感を覚え、どうも変な演出だと思ったのですが、今回は非常に面白く感じました。

登場人物は皆一癖あります。とりわけ、モデルにしたのかどうか知りませんが佐野史郎にすごく似た警視庁長官神崎とその部下はクールな表情でものすごく変な行動をとり、かなり笑えます。さすがに前田俊夫原作というだけあって、微妙なところを衝いてくる奇妙な笑いです。

さらに、純粋なストーリーも謎あり、意外性あり、アクションにも迫力があって飽きさせません。これは実に面白い!

エロ度に関しても、純はセックスでエクスタシーに達しないと能力が発動できないという設定があり、そのほかにも濃密なエロシーンが山盛り!実用性十分です。

なお、純のゾンビ女という異名は単に冷たい女ということだけではなく、どうやら純は生物学的に言うとすでに死んでいるようです。この純が過去に殺された(?)シーンやその他、前田俊夫原作らしいグロシーンも満載ですので、グロ耐性がない方はご注意ください。
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KOJI~快楽殺人調査官~ File.3 地獄曼荼羅

KOJI~快楽殺人調査官~ File.3 地獄曼荼羅・ゼロアニメーション


<ストーリー>
地下鉄は地獄と化していました。電車は無残にもひしゃげ、子供が遊びに飽きて放り出したかのように転がっています。そして、電車の中に詰まっていたたくさんの人間たちは死体となって散乱し、壊れ、あるいは潰れて壁にへばりついていました。

その惨状を作り出した張本人、そして猟奇殺人を引き起こしていた謎の怪物を捕らえるため、耕司をはじめとする超能力捜査官たちは自らの力を解放します。しかし、巨大で醜悪なそのモンスターはあまりにも強く、頑丈でした。怪物は捜査官たちを圧倒的なパワーで蹴散らすと、どこかに逃げ去ってしまいます。

後に残され捜査官たち。しかし、変身して化け物と肉弾戦を繰り広げた耕司の様子がおかしいです。なんと、耕司は怪物の尾による強烈な一撃を受け、意識不明の状態に陥ってしまったのでした。左腕に突き刺さった尾の毒針は予想以上に危険なもので、耕司は腕を肘から切断することに…(ゼロアニメーションより)

<感想>
KOJIシリーズの最終回になります。実に見ごたえのある傑作です。超オススメ!

まず、構成が非常にいいです!謎めいた雰囲気を出し、随所にエロシーンなども織り交ぜ、まったく飽きさせません。KOJIシリーズ1~3までが大きなストーリーを構築する上でのエピソード1という感じですが、これ単体でも十分に楽しめる作品です。

絵は十分に美しく、耕司が変身するシーンや化け物が正体を現すシーンの滑らかさは感心させられます。また、アクションも迫力があり、バトルを楽しむという意味でも十分なクォリティです。

さらに、エロ度が素晴らしい!ストーリーがしっかり描けているのにも関わらずエロシーンはボリュームたっぷりで、しかも非常に濃厚です。ストーリーが非常に悲しいものなので、見ている最中はそういう気分になりませんでしたが、エロシーン単体で考えれば極めて実用性が高いと思われます。

お話自体はきちんとまとまっていますが、上記の通り大きなストーリーが別に展開しており、そちらの方の伏線やらなにやらは全く解消されていません。はじめから壮大な雰囲気を醸し出すように作った、とも思えないので、これは途中で打ち切りになったのでしょう。面白いだけに、非常に残念です。

なお、今回はゾンビ女・深見沢純の過去、武装強盗団に家族を皆殺しにされ、自身もボロボロに犯された挙句に虐殺される、という描写をはじめ、精神にくるグロシーンが山盛りです。無意味なグロではなく、きちんとテーマに則った描写で、作品全体も見て損のない傑作ではありますが、グロ耐性のない方にはオススメできませんので、ご注意ください。
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