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黒瞳皇 1

黒瞳皇 1


<ストーリー>
人口1000人ほどの小国・ボッサール。ロハンとジェルド、巨大な二つの帝国に囲まれ、本来ならどちらかの国の庇護下に入っているのがちょうどいいぐらいの国なのですが、交通の要衝にあって商業が発展し、賄賂や皇太子の人質、あるいは政略結婚など微妙な外交戦略によって独立を守っていました。

ボッサールの国王イシル自身、幼い頃は各国を人質としてたらいまわしされ、まだ若輩にも関わらず小国の国王にふさわしい強かさを身に着けています。そんなイシルは今年20歳で、そろそろ皇后を迎え入れることを考える時期。そこに、両隣の大国が目をつけてきました。

二つの国が、同時にボッサールに皇女を送りつけてきたのです。当然、どちらかが皇后に選ばれ、相手の国はより影響力を強めることになります。逆に、領土を侵犯する口実に利用することもあるでしょう。ボッサールはここに存亡の危機を迎えました。

しかし、国王イシルはあまり焦っていません。幼い頃から各地を渡り歩いていたため、自分の国や領民という意識が希薄なのかもしれません。自分の代で国を終わらせ、自身は他国で下級の役人でもして暮らすのもよい、とすら考えていました。

とはいえ、イシルも男。送り込まれてきた皇女たち、アリエルとベルシエルの心をひきつけ、うまく立ち回れば、逆にボッサールの立場を大きくすることも可能です。どうせ負けても失うものはない賭け。イシルは皇后選定までの一ヶ月半を皇女たちの調教に…(ゼロアニメーションより)

<感想>
ファンタジーものながら、時代背景や国の勢力バランスなど、しっかりと構築された良作です。これは面白い!

所々主人公のモノローグをが挿入され、心の中の想いや状況の説明をしてくれるのですが、これが非常に詩的な表現で、作品の盛り上げに一役買っています。政治の問題は現実でもややこしいものですが、この作品ではきちんと理解しやすくつくってあります。

絵に関しては美しく、とりわけ二人の皇女アリエルとベルシエルはもともとイシルの人質時代の知り合いで、それぞれに思い出があるのですが、子供のような外見で従順なアリエルと、豊満で美しく高慢ちきで、話しかけて無視されたことがあるベルシエルの対比が効いています。

エロ度に関しては両者とも処女で反応も良くなく、おまけに事情が事情なので迂闊に孕ませるわけにもいかないため、外出し(避妊になってませんが)というのは面白みにかけるかもしれません。ただし、これから夜伽を繰り返し、慣れていくだろうということと、おそらく皇女の側からもイシルの気持ちを自分に向けるためにいろいろな奉仕テクニックを学んでいくのだろうと思うと、なかなか先が楽しみになります。

特に今回はベルシエルのツンデレっぷりが素晴らしく、非常に心に残りました。アリエルが外見的にもわたしの好みとちょっと違うため、とりあえずベルシエルを応援したいです。
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