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<ストーリー>
客は多く、そこそこ繁盛しているファミレス・ハングリーベア。しかし、アメリカの大学でMBA(経営学修士)をとったという美人社長・岬祐美子は触れ込みのわりに無能な経営者でした。すでにハングリーベアは資金繰りが困難に陥っています。
追い詰められた祐美子は、ハングリーベアのアルバイト従業員・藤宮律子に目をつけます。気が強いものの有能なアルバイトである律子は、実はハングリーベアに融資を断った銀行の頭取の娘だったのです。
この女をレイプして恥ずかしい写真を撮り、それをネタに頭取を脅せ。すでに冷静な判断を失っている祐美子は気の弱い店長を通して街のちんぴらにそれを実行させるという杜撰きわまる計画に着手します。
一方、ハングリーベアを傘下に組み込むことを目論んで従業員として潜入している主人公・大久保純にとっては、祐美子の暴挙は渡りに船でした。盗聴器で計画の全貌を把握した純は、律子に接触すると…(ゼロアニメーションより)
<感想>
ストーリーに関しては、頭取の娘レイプ計画とかいろいろ進行していますが、あまりたいした意味はありません。問題の解決もかなり乱暴ですし、お話の面白さはないでしょう。ツッコミを入れて楽しむ分にはいいかもしれません。
今作の一番の魅力は、気が強く潔癖な女である藤宮律子が、出だしのツンツンした態度とは裏腹にどんどんデレデレになるという、いわゆるツンデレっぽいところでしょう。
実は律子はとある事情から家族に秘密でファミレスでのバイトに勤しんでいるわけですが、そのあたりの流れと律子の性格付けはうまく行っており、説得力がありました。この設定がエロシーンにも効いており、実に迫力があったと思います。
さて、そのエロシーンですが、これが素晴らしい。律子の反応ははじめの方こそ大人しいものでしたが、途中でタガがはずれたようになり、かなり激しく乱れます。シリーズ通しての卑語連呼は今作でも健在で、乱れ始めてからはそれこそ堰を切ったようにおまんこを叫び続けます。このあたり、声優さんの素晴らしい演技も相まって、実用性大爆発です。
ただ、そのシーンでは律子は薬物を盛られている、という描かれ方をしているので、人によっては微妙に萎えるかもしれません。迫力自体は素晴らしいのですが、やはり薬を使われると、純粋にセックスで気持ちいいというより、薬が気持ちがいいのでは、と思ってしまうところがあります。
ラストはかなり異様な状況になりますが、それにもかかわらずごく普通に終わってしまいます。このあたり、後味が悪くないのはいいのですが、ちょっと竜頭蛇尾というやつかもしれません。
なお、少々絵というか映像表現に癖のあるシリーズですが、今回はわりと見やすい方だと思います。しかし、最初のセックスは主人公の部屋で行われるのですが、その部屋は主人公の亡き妻の写真が所狭しと飾られている異様な(異常な?)部屋として描かれています。登場人物は気にしていないようですが、やはりちょっと薄気味悪いような気がしますし、そこでセックスするような気分になるのかなと少し思いました。