上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
<ストーリー>
豪奢な一室で、精力的な風貌をした中年の男が、女と愛を語らっていました。女は愛人でしょうか。男は、彼女とのセックスを満足のいくものにするためか、腕になにかの薬物の注射をおこないます。
と、注射して数分ご、突如として異変がおこりました。なんと、男が苦しんでいます。のどのあたりをおさえ、悶えています。
やがて、息をしなくなった男をのこし、女はどこかに立ち去りました。いつのまにか、男の着衣は整えられており、状況はあたかも男が自殺したかのように…(ゼロアニメーションより)
<感想>
かなり正統的なミステリー、いわゆる犯罪推理ものの作品になります。エロアニメでこういうタイプの作品はあまり多くなく、分類がしにくいので、ひとが死ぬというところからホラー・猟奇系にしておきました。
さて、上記ストーリー紹介は冒頭の場面で、本編は探偵に調査依頼が届くところからはじまります。そのご、ギャグを絡めつつ主要な登場人物の紹介が続くのですが、なかなかうまいと思います。
主人公は、探偵ながらセクハラ親父かつハッタリのうまいペテン師タイプで、好みは分かれるでしょうが、かなりキャラが立っています。そして、この主人公がおもにセクハラでいじりながら主要な登場人物の顔と特徴を覚えさせており、ストーリー構成のうまさが光ります。
現状はまだ前半ですが、十分に後半の謎解きを期待させます。ミステリーとしてどのぐらいのレベルかはわからないものの、ふつうに面白いと思います。
そして肝心のエロ度ですが、エロいサスペンスドラマといった感じで、アダルトビデオレベルのエロさはありません。Vシネマが妥当なレベルであり、事実、実写版というのも存在するようです。わりとしっかりした内容の作品であるのに、パンチラ(パンモロ)なども豊富で、その意味ではエロアニメとしてがんばっているでしょう。
※登場人物
人数が多いので、いちおう書いておきます。
探偵
海原琢磨呂…探偵。腕っこき(設定上だけでなく、実際に観察眼のあるところが描写がされている)なのだが、女好きなために評判が悪く、客がこない。満足に食事をとる金すらない模様。
伊藤涼子…海原とは別の事務所に所属する探偵。海原とは旧知の仲。作中のちょっとした出来事から、なし崩し的に海原の助手にされてしまう。設定上は金髪らしいが、どちらかというと褐色にちかい。
病院関係者
野々村作治…病院の院長。自室で死んでいるところを発見される。物語はここから。
野々村亜希子…依頼人。夫の作治とは親子ほども年が離れている。
藤木栄作…亜希子専属の執事。大男。不気味な風貌をしており、探偵に対してふくむところがあるらしい。
看護師
牧野梨恵…看護師。ピンク髪の三つ編み。警備員になにかで脅されているらしい。
野際美保…看護師。腰まである栗色の髪。怪我をした海原を病室まで運んでいった。ざっくばらんな性格をしている。
間宮千里…看護師。水色のショートヘア。巨乳。
患者
樹桃子…入院患者のひとり。ピンクの髪におおきなリボン。車椅子に乗っている。