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<ストーリー>
川名みさきとの別離を経験した主人公・折原浩平。しかし、彼は孤独な人間ではありません。幼なじみや友人たちとのふれあいのなかで、その傷を癒していきます。
時は流れ、春。新学期をむかえた浩平には、気になる少女がいました。里村茜。美少女ですが、浩平が惹かれたのはその点ではなく、なぜか彼女が、雨のなか、たった一人でだれかを待っている姿を見かけたからでした。
そのあまりにもさびしく悲しいたたずまいに、浩平はほうっておけない気持ちになり…(ゼロアニメーションより)
<感想>
今回のヒロインは
ONE ~輝く季節へ~ True Stories EPISODE1にも伏線のような感じで登場した少女・里村茜です。
病的に無口で、他人に心を開かない感じの女の子に、主人公が踏み込んでいくという内容で、たった三十分たらず、しかもエロが必要な作品にしては、なかなか説得力のある展開でした。
たとえば、主人公が強引に茜に近づいていき、親密になっていくところとか、はじめて名前で呼ぶようになるあたりは、展開のうまさもあって、見ごたえがあります。作中おこっている超常現象を抜きにしても、ラブストーリーとして、ふつうに秀逸な作品だと思います。
それでいて、のちに続く伏線のような描写もあり、またラストも、予想されたとはいえ痛みに満ちた展開になります。三作がひとつになったファイルであるとはいえ、この部分だけでも見たとしてもまったく損はないと思います。
さて、肝心のエロ度ですが、かなり高いと思います。瞳がキラキラした感じのデザインであるにもかかわらず、裸になると体つきはかなりエロく、また性器の描きこみも丁寧で、ちょっとグロく感じるほどです。また、体位なども工夫しており、セックスをきちんと描いています。
実用性に関しては、この顔と体のギャップをどう感じるかだと思いますが、すくなくともクォリティは高いと思います。
それにしても、二回連続でバッドな展開になってきたわけですが、次回が気になります。ただ、まだ超常現象が起こっていることはわかっても、どんな現象が起こっているのか明示されていません。わたしは事前にネタを多少なりと仕入れてしまっていたので、なんとなく理解できますが、まったく知らない人間が見たときに、ちゃんとわかるものに仕上がっているのか、すこし心配になるところです。