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<ストーリー>
宿屋の一人娘・みのりが大きめのバッグを持って外出しようとしていました。ただ遊びに行くのとは少し雰囲気が違います。案の定、母親であるあやこに呼び止められました。
聞けば、みのりは刺激のない田舎に飽き飽きし、都会に出て歌手を目指すのだとか。もちろん、おなかを痛めた大事な娘にそんな見てくればかりで実際には使い捨て、食い物にされるのがオチな仕事をさせるわけにはいかない、とあやこは止めにかかりますが、どうやらみのりはあやこが自分より旅館の評判を大事にしていると思いこんでいる様子。
行動の理由は、歌手云々よりもむしろ子供っぽい拗ねの感情の方が大きいのですが、本人は大真面目で自分はもう大人、自分は一人で何でもできると主張します。
実の親子とはいえ、あまりの娘の物言いに腹を立て、引っ叩こうとしたあやこでしたが、ちょうどそこに腹を空かせた主人公・司が「ご飯はまだですか」と…(ゼロアニメーションより)
<感想>
どうも、シーンごとにかなり出来のばらつきがある作品です。いいシーンは手放しで褒めることができるぐらいに素晴らしいのですが、悪いシーンはもうどうしようもないほど悪いという、わけのわからない作品。こういうのは少々評価に困ります。
今回に関しては、前半部分はなかなか出来がよく、このシリーズ全般で言える無駄な冗長さもいい方に作用しています。ギャグにもキレがあり、お話も意外性があってなかなか面白いです。
しかし、後半はストーリーや描写に無理がある上に、絵がかなり乱暴になります。特に、エロシーンの絵がひどい。エロアニメなのに、エロ部分がダメダメとは、これいかにという感じです。
全体的には面白い方と言っていいのですが、こういう風にいい部分と悪い部分のばらつきが大きいと、悪い部分ばかり記憶に残ってしまうのが惜しいところ。面白いところは本当に面白いんですけどねえ…。
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