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<ストーリー>
考古学者の父を持つ主人公・世良正夫。単身赴任の父に会いにヒマラヤまで母とともに旅行に出かけた正夫でしたが、現地で父が行方不明になったと聞かされます。なんと、父は調査中、精神に異常をきたしたらしく、突然獣のようになって暴れ、逃亡したとのこと。
とにかく、父がいなくなった遺跡、山中にある石窟に赴いた母子でしたが、そこで妙な臭いを嗅いでしまいます。
「これは…血の臭い?」
正夫の母がそう呟いたとき、突然地震が起こり、遺跡が崩壊を始めました。混乱する現場で正夫の懐中電灯があたりを照らします。そこにはたくさんの、かつて調査隊のメンバーだったと思われる人間の破片が、あるいは潰れ、あるいは引き裂かれて散らばっていました。
「なんなのこれ!?」
あまりのことに悲鳴をあげた案内人に、暗がりから人間に似た有翼の生物―書物にある悪魔のような姿の―が襲いかかり…(ゼロアニメーションより)
<感想>
映画の「エイリアン」っぽい出だしですが、少年漫画のようなノリのある作品です。エロありグロありバイオレンスありといった娯楽作品で、先が楽しみになります。
絵に関してはキャラクターの崩し方やギャグ表現なども昔の少年漫画っぽく、その古めかしさがいい味わいになっています。絵の可笑しさで笑わせるタイプの作品はかなり久しぶりだったので、逆に新鮮でした。サムネイルを見ればおわかりのような絵柄と表現であるため、エロさはあまり感じませんが、その分楽しさに貢献しており、これはこれでアリだと思います。
また、バトルシーンに意外と迫力があり、かなり大風呂敷の広げ方が上手いため、爽快感もあります。
お話自体は作中登場する魔王エセデスのデザインががデビルマンのアモンによく似ているところもあり、良くも悪くも焼き直し的な、同じような系列の作品と言えるでしょう。デビルマンのような雰囲気が好きな方にはかなりオススメできる作品だと思います。
関連シリーズ外道学園Z
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- 2007-10-14
- カテゴリ: 外道学園 ***外道学園シリーズ***