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ゼロアニメーションの最新作品

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猟奇の檻 第二章 第一幕「殺すなかれ…」

猟奇の檻 第二章 第一幕「殺すなかれ…」


<ストーリー>
帝国創生新社が経営するハイテクテーマパーク・ファンタージェンで、問題が発生しました。ファンタージェンでは、MAOSと呼ばれるコンピュータシステムによってセキュリティ管理がなされているのですが、どうも最近システムの調子がおかしいのです。

報告を受けた本社は、ただちに斎藤剛史という警備員を派遣しました。斉藤自身はこの人事異動をあまり嬉しくは思っていませんでしたが、歓迎会のときに島本和子という素敵な眼鏡のお姉さんと出逢ったこともあり、それなりに楽しんではいます。

そんなある日、まだ仕事に慣れていない斉藤が、仕事着である黒甲冑のコスプレ衣装を着込んでファンタージェンをうろついていると、突然何者かに体当たりされてしまいました。

悪い事に、よろけた斉藤がぶつかって壊してしまった備品は、一個4000万円もするという機械で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
どこに分類したらいいのかちょっと分かりにくい作品です。一応タイトルに猟奇と入っているのと、人が死ぬ描写があるので、ホラー系にしておきました。

出だし、金の甲冑をつけた男がショートカットの女の子を犯していて、ファンタジー作品かと勘違いしかけましたが、実は舞台がファンタジー風テーマパークであるというだけで、現代劇になります。ミステリー仕立てで、現状は第一話ということもあり、物語の全貌が見えてきません。

この段階でお話についてなんとか言うことはできませんが、途中の描写がちょっと退屈かもしれません。緊迫感のある作品では、意図的に途中でたるむ場面を挿入し、平和なシーンと危険なシーンのメリハリをつけるという技法があり、これはそういう意図での退屈さでしょう。

ただ、全体的に説明不足であるのと、主人公役の声優さんが微妙に演技があっていないため、本来緊迫するべきシーンでそれほどの緊迫感がでておらず、十分な効果が出ているとは言いがたいと思います。

また、人物の相関もわかりにくいです。例えば、キョンシーコスプレ少女・宮下たまみは主人公との絡みでちょっとしたミスリードがなされているのですが、そもそもそんなミスリードをする意図がつかめません。すぐにネタが明かされる上に、設定として膨らましようもなく、後の伏線に使えるとも思えない描写で、ギャグとしても微妙、つまり無駄としかいいようがないと思います。

ストーリー的には少々どうかと思わないでもないのですが、エロ度はなかなか素晴らしい!色っぽいシーンやパンチラなどのサービスカットもふんだんな上に、エロシーンも十分な質・ボリュームで、実用性は高いです。人が死んだりする作品ではありますが、とりあえずあまり緊迫感がない描写である分、エロを楽しむのにはいいかもしれません。

全体としては、先が楽しみになる作品ではありますが、単品ではそれほどでもないでしょう。今後の展開に期待したいと思います。



※第二章…この作品は『猟奇の檻 第二章』というアダルトゲームが原作になっています。ゲームの方には第一章に相当する作品がありますが、アニメの方には相当する作品はないようです。
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