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ゼロアニメーションの最新作品

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フロントイノセント VOL.1

フロントイノセント VOL.1

<ストーリー>
二ヶ月ぶりに農場に帰ってきた娘が家族やそれに準ずるメイドたちと、楽しい時間を過ごしながらセックスする話です。途中、伏線らしきものが出てきますが、現状ではストーリーらしいストーリーはありません。(ゼロアニメーションより)

<感想>
極めて絵が美しい作品ですが、同時に奇妙な味わいのある不可思議な作品でもあります。

公式サイト見ると、舞台は南北戦争時代のアメリカ南部ということですが、いろいろと異様です。たとえば、ヒロインであるフェイの住まう農場のメイドさんたちです。なぜか胸と下腹部が剥き出しのメイド服を着ています。そのため、乳房やたわしのようなものを丸出しにしているメイドさんたちに、ごく普通にフェイが帰宅の挨拶をしているというものすごい状況になります。

また、フェイは家に着くと真っ先に父親のもとに向かい、子供らしく嬉しそうに抱きつくのですが、父親はそのときメイドふたりを犯していました。ひとりのメイドが床に倒れ伏し、もうひとりがちょうど中出しされたばかりでおまんこから精液をしたたらせるなか、父親はフェイに抱きつかれて目を白黒させるという凄まじい状況になります。その時代のアメリカについてはよく知りませんが、驚くべきことです。

一応、ひとさらいらしきキャラクターが出てきたりと、VOL.2以降の波風は予想されますが、現状では上記のとおりの愉快な日常が展開されるだけで、たいした起伏もありません。こういうのをツッコミを入れつつ笑って見ることができる方なら、相当に楽しい作品といえるでしょう。

さて、肝心のエロ度ですが、とにかく絵が極めて美しいため、それだけで見る価値があります。とくにおまんこの表現は衝撃的と形容していいほどの緻密な描きこみです。

ただ、やっているプレイ自体はごく普通なので、そういう意味での驚きはないかもしれません。シチュエーションや組み合わせについてはがんばっていますが、ストーリーというより設定の無茶さ加減が面白すぎてツッコミを入れるのに忙しく、そういう気分にならなかったのが残念です。

また、絵は本当に美しいのですが、ところどころ微妙に感じる部分がありました。どこかバランスが悪いというか…。たとえば、液体の表現などは実に見事なのですが、水滴が全く動きません。そのため、そういうアクセサリーを体に貼り付けているかのように見えたりします。このあたり、絵が上手すぎてかえって抜いた部分が目立ってしまうということなのかもしれません。また、中年男性キャラとそれ以外のキャラの顔付きが違いすぎるのも違和感があります。

全体としては気合の入ったつくりで面白かったのですが、傑作とまでは褒めきれない作品といったところでしょうか。原作・キャラデザなどを手がけるうるし原智志氏のファンなら必見、そうでなくても見て損はないので機会があったら見てみましょう、というぐらいだと思います。

なお、VOL.1とありますが、VOL.2以降はいまだ存在しないようです。売れていないというわけでもないようですが、製作に何年もかけたらしいので、そういう意味でコストが高すぎたのかもしれません。
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