上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
<ストーリー>
世紀末だから、ということでもないでしょうが、いささか気象が異常です。何日も雨が降り止まないかと思えば、強烈な日射に見舞われるという天候に、買い物帰りの宗徒もうんざりした表情を浮かべています。
しかし、信号でなんとなく見止めた女性のライダー(バイク乗り)に、宗徒は衝撃を受け、買い物を放り出し、思わず彼女を追いかけてしまいます。アッシュ。宗徒は叫びました。
結局、アッシュと言葉を交わすこともかなわず、宗徒は雲行寺にもどってきました。境内の掃除を手伝っていた加代が声をかけても耳に入りません。せっかくの買い物も、どうやら忘れてきたようです。
アッシュ。身を呈して妖獣を葬った惑星監視機構の戦士。しかし、彼女はそのために命を落としたはずでした。そのアッシュが、なぜバイクに乗って宗徒の前に現れたのか。そして、なぜ自分を全く知らないような目で見たのか。一方、その頃…(ゼロアニメーションより)
<感想>
妖獣教室の本編は完結していますが、それとは別に
妖獣教室3の続編としてこの外伝があります。今のところ本編と外伝の差がよく見えませんが、主人公は本編での宗徒と加代ではなく、アッシュの妹である惑星監視機構の二人の戦士、ベベとディーになるようです。
妖獣教室シリーズはなぜか各作品で絵が違うのですが、最も好ましいと思える3に準拠しています。また、このシリーズは後の作品で歴史が修正されることがよくあり、今作も回想シーンが妖獣教室3と微妙に違っています。ネタバレになるのでどこが違うかは指摘しませんが、違いを探してみるのも面白いかもしれません。
絵に関しては、いささか乱暴なところが目に付きます。ただし、勢いのあるシーンをわざと崩しているとも思え、必ずしも悪いとはいえません。キャラクターの大きさのバランスがおかしいのでは、と思うところもあったのですが、当該のキャラクターは設定上大柄なので、ちょっと大げさにしてあるだけで必ずしもおかしくないのかもしれない、とも思えます。
今回はギャグシーンもなく、ストーリー重視の展開で設定の説明なども多いのですが、構成やセリフがこなれていて上手いので、十分に楽しめます。エロシーンも、実用性があるかどうかは微妙ながら目の保養にはなります。
なお、妖獣教室シリーズならではの鮮烈なグロシーンも健在なので、苦手な方は注意しましょう。今回かなり衝撃的な使い方で、目が覚めるような気持ちになりました。
関連シリーズ妖獣教室妖獣教室外伝2
- 関連記事
-