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<ストーリー>
主人公・伊達祐一郎は真面目で正義感溢れる学生。しかし、ある日街の有力者の息子とその取り巻きたちによって集団レイプされている女教師を助けに入ったところ、逆にボコボコにされ、あまつさえレイプ犯に仕立て上げられてしまいます。男たちに激しく犯しまくられていた女教師は、恐怖のあまり真実を告げることができませんでした。
このことを裏切られたと感じた祐一郎は、ショックのあまり人間不信に陥り、問題児として様々な学園をたらいまわしにされるようになってしまいました。
しかし、最近編入してきた名門・颯華学園で…(ゼロアニメーションより)
<感想>
レイプされていた人を助けに入ったのに、逆にレイプ犯に仕立て上げられる、というあらすじを事前に読んでいて、何か鬱な展開の作品を予想していたのですが、予想は激しく覆されました。これは極めて愉快な爆笑ものの作品です。
出だし、集団レイプのシーンで、妙に演出がドライだし、主人公の行動や考え方も短絡的で違和感があるなあ、と思っていたら、続いてもう一方の主役・おとなしい水樹浩巳が登場するに及んでギャグ作品だと確信しました。
この浩巳はいじめられっ子なのですが、そのいじめの描写がかなりアレです。男たち数人に体を押さえつけられ、リーダー格の女の子に、ばっちいとか言われながらちんぽを木の枝で弄くられ、さらに一週間洗っていないおまんこを舐めろなどと強要されながら射精させられるというものなのですが、なんというか、深刻さの欠片もありません。
いえ、実際にそのような目にあったらおそらく屈辱に震えるであろうことは理解できるのです。しかし、絵で見ても笑いしか出てきません。その後、浩巳は仲のいい保険医・理奈先生に性的な意味で慰めてもらうのですが、ここまで強引な展開だと、もはや笑いなしでは見ることが出来ません。
そして、お話はなぜか学園長の娘で学園内では密かに絶大な権力を持つらしい結城歌穂という女教師と、学園内で性奴隷と再会した(これも驚くべき展開、というか設定です)主人公・祐一郎との対決色が打ち出されています。30分程度の作品の作品で、二転三転する超展開です。
これは滅茶苦茶な展開をゲラゲラ笑って見ることのできる人にはかなり楽しめる作品だと思います。あまり褒めていないような感想になっているかと思いますが、少なくともネタとして楽しむには最高レベルだと思います。
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