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<ストーリー>
加藤という偽名を使い、名門音楽学院の女子寮管理人の座に収まった伊頭臭作。入居している女子学生や女教師の秘密を盗撮し、脅しをかけ、次々と犯していきます。
そして、いよいよ学院理事長の孫である前島香織をも犯す時が来ました。臭作は香織の体を拘束して動けなくすると、すでに肉人形としている女教師・南綾香に浣腸をさせます。
太い注射器で大量の液体を腸に注ぎ込まれ、悲鳴をあげる香織。嗜虐の笑みを浮かべる臭作。しかし突然、バイオリン科1年生の高部絵里が現場に踏み込んで来ました。勘の鋭い絵里は、臭作の正体に気付き、野望を阻止するために現れたのでした。
形成を逆転され、舌打ちをする臭作。ところがその時、寮の廊下にある柱時計の針が逆に回転を始め…(ゼロアニメーションより)
<感想>
いきなりざくざく始まって、ファイルの順番を間違えたのかと思ってしまいましたが、そういうことではありませんでした。どうやら時間がループしているという演出のようで、本編が始まった後に高部絵里が「何か忘れているような気がする…」と時計を見ながら呟く、というようなシーンが存在します。
原作のゲームはタイムスケジュールがしっかりした作りらしく、さらに『ゲームであることを逆手にとった演出』がなされていることでも有名な作品なので、アニメの方もそれを踏襲したのでしょう。出だしからインパクトのある掴みとエロシーンの導入ということで、ストーリー上の面白さだけでなくエロ度にも貢献しているという優れたアイディアだと思います。
また、キャラクターがなかなかいいと思います。お嬢様、大人しい娘、不良、子供っぽい娘、寡黙で神秘的な娘、臭作を敵視する気の強い教師などなど、属性を挙げると類型的に見えますが、実際はなかなかキャラクターがよく作られていると思います。
例えば、お嬢様の前島香織などは、エロアニメによくありがちなSPに守られていて鶴の一声でなんでもやってのけるタイプのお嬢様ではなく、なんというか、かなり普通の人です。先生に怒られて反抗するけど結局逆らい切れなかったり、友達と対等に楽しく会話したり、アニメでこんなごく普通の高飛車お嬢様は見たことがありません。
そもそも、お嬢様たちが入居している寮も、かなりボロっちく、妙にリアリティがあります。
長編の初回であり、さらに変則的な構成も手伝って、お話の全体像は見えませんが、なかなか先が楽しみになる作品です。エロ度に関してはそれほどでもありませんが、むしろお話の面白さで超オススメとしておきましょう!
関連シリーズ遺作遺作~Respect~臭作 Replay
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