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臭作 第二章 おやぢの美学

臭作 第二章 おやぢの美学


<ストーリー>
女子寮の二年生の南雲千秋や栗原朝美を脅して肉人形と化し、さらに女教師・南綾香を薬物を盛って監禁し、陵辱を加える主人公・臭作。その魔の手はとどまる事を知らず、三年生の近藤渚や水無月志保までもトイレの模様を盗撮され、辱められながら犯されてしまいます。

そんな中、一年生の高部絵里は何か夢のような不穏なイメージが脳裏に浮かび、戦慄しました。自分は何か大切な事を知っていて、しかしそれを忘れているのでは。そんな不可思議な焦燥感に駆られます。

一方、典型的なコギャルっぽい二年生・藤間萌子は、夜、交際中の恋人と逢瀬を楽しみ、盛り上がりから野外でセックスをしていたのですが…(ゼロアニメーションより)

<感想>
基本的にトイレでの排泄シーンを盗撮し、それをネタに脅迫するという内容の作品です。写真をばらまくと言って脅すのですが、それがなし崩しにレイプまでされてしまうような脅しネタか、というのは若干疑問が残ります。まあ、寮生たちは皆世間知らずのお嬢様らしいので、その辺りで納得するべきなのでしょう。

ただし、藤間萌子だけは成り上がりの娘らしいので、あるいは萌子への脅迫は苦労する、ということなのかもしれません。

お話に関しては、陵辱した女の子たちに互いを牽制させたり、あるいは友達を売らせたり、というような形で逆らえない形を作っていきます。このあたり、周到さを感じ、タイトルにあるとおり美学によるものなのかもしれません。兄である遺作と違い、暴力で屈服させるという感じではないです。

遺作との違いといえば、設定上おそらく臭作は嫌われているはずなのですが、少なくともアニメでは南綾香以外の人間に嫌われている形跡はありません。せいぜい前島香織が臭作の使ったコップを使わないらしいという話が出ているだけですが、そのぐらいなら単に潔癖な女の子という感じです。藤間萌子あたりはおじさんと呼んで親しんでいるらしいシーンも描かれていますし、水無月志保など深夜に部屋を訪れた臭作を全く疑ってもいません。

エロ度に関しては、描写自体は修正付きで、わりとソフトな方ですが、特に女体の表現が素晴らしい!女の子の体付きを見ているだけでエロエロな気分になる素敵な絵です。特に、眼鏡っ娘・水無月志保のグラマラスでナイスバディな肉体は実にわたし好みでした。

今回、ほんのわずかな登場ながら高部絵里の存在によりお話が引き締まっています。なかなか見応えのある作品で、普通に超オススメしていいと思います。



関連シリーズ
遺作
遺作~Respect~
臭作 Replay
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