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めじょく~復讐学園~ 前編

めじょく~復讐学園~ 前編


<ストーリー>
熱血教師に憧れ、かつては生徒たちにもわりと慕われていた教師・猿渡丈太郎。しかし、女教頭・汀杏子は4人の側近とも言える女教師たちを従え、病気で倒れた学園長に代わって5人組と揶揄されるほどの絶大な権力を掌握してしまいます。

学園長に目をかけられていた猿渡は5人組の格好の標的となり、担当授業時間の剥奪や雑用業務の強制、生徒の前で恥をかかせ、生徒に舐められるようにしむけるなどの陰湿な嫌がらせを繰り返され、ノイローゼになるか学園を辞めるかの瀬戸際まで追い込まれてしまいました。

そんなある日、猿渡は、自分の周りを生徒会長・坂上まりもがこそこそ探っている事に気付き、さてはこいつが5人組にあることないことチクっていたのか、と激怒してしまい、下校途中のまりもを拉致して公園のトイレに引っ張り込み、レイプしておまんこと口と肛門の処女を奪ってしまいました。

ところが、よく話を聞いてみると、単にまりもは昔から猿渡のことが大好きでそばにいたかっただけで、身辺を嗅ぎまわっていたわけではないことがわかりました。猿渡は、ヤケになっていたとはいえ、自分のやってしまったことへの後悔に打ち震えます。

しかし、まりもは愛する猿渡を許し、むしろ猿渡をここまで追い込んだ5人組に共に復讐しようと…(ゼロアニメーションより)

<感想>
例によって例のごとく、「虐げられた男が忠実な下僕となる女を手に入れて虐げてきた女たちの特殊な性癖を暴き、そこを衝いて復讐する」というタイプのお話です。ほとんどパターン化された展開で、このタイプのお話の面白さはひとえに標的の女たちの性癖の意外性に尽きます。

そして、この作品の標的の意外性は素晴らしい!特に一人目の標的・国語教師の観音寺美紀に関しては、よくぞこんなアホな性癖を思いついたと感心してしまいました。これを作った人たちは馬鹿に違いありません(褒め言葉です)!

お話がマンネリズム以外の何者でもないため、何がどう馬鹿なのか説明するとネタバレも甚だしいものになってしまい、説明できないのが残念です。こういうネタは一発目のインパクトが重要で、何度も見たいと思うかは微妙ですが、一回ぐらいは見ておいても損はないかと思います。

絵に関してはとても美しいですが、綺麗に整っているため、あまり下品さがありません。こういうタイプの作品は下品な絵の方が実用性の助けになるとわたしは思いますが、このあたりは好き好きでしょう。描写自体は遠慮がないもので、エロ度は高いです。

なお、坂上まりもは猿渡に処女を奪われた際、わりと派手に出血しています。血が苦手な方はご注意ください。
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