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<ストーリー>
臭作との対決のさなか、『犯される少女たちの快楽が精神に流れ込んでくる』という異常現象のため、失神してしまった高部絵里。目が覚めたあとは自分の部屋で、全裸でした。
しかし、どうも妙です。陵辱された形跡がまるでありません。部屋を見て回ると、どうやら服を全部奪われてしまったようですが、この期に及んで、服がない程度で臭作との対決を諦めるつもりはありません。絵里は、シーツに身を包めてでも臭作のもとに向かおうとします。
そこに、藤間萌子が現れました。萌子は、臭作がほかの少女たちを犯している間に逃げ出し、どうやら裸の絵里のために洗った体操服とブルマを持ってきたようです。
まだ犯されていない絵里のために、逆らうのは止めた方がいい、と忠告する萌子でしたが、絵里は気丈にも臭作を止める決意を述べます。しかし、体を汚されても心までは汚されないときっぱり言い切る絵里の高潔な姿に、萌子は嫉妬に似た怒りの感情を覚え始め…(ゼロアニメーションより)
<感想>
臭作 Replayシリーズの最終回になります。前回
臭作 Replay 第三夜 「南綾香」が超傑作だったので期待したのですが、残念ながらそこまでのものではありませんでした。
狙いは理解できますし、アイディア自体は実に素晴らしいと思います。また、絵や演出に関しても、悪くありません。しかし、肝心のストーリーの流れがグダグダなのです。
エロ度に関しても、ボリュームはたっぷり用意されているのですが、ダイジェスト的というか、短いシーンを継ぎ合わせたようなエロが多く、実用性については微妙です。
どうも、勢いで魅せた前回に比べると、勢いのなさのせいで悪いところが目立ってしまったという感じです。作品のレベル自体は十分に見る価値があるものですが、シリーズ通して考えると、平均よりちょっと落ちる、というところでしょうか。
ただし、『なぜ絵里だけが犯されなかったのか』についての理由が明かされており、それは「な、なんだってェー」と叫びたくなるような衝撃的なものでした。また、ラストシーンについても原作を活かした実に味わい深いものだと思います。
なお、ラストシーンに関しては、ひとによって痛みを感じる場合もあるかと思います。製作がそのようなメッセージを込めて作っているので当たり前のことですが、アニメなんかでへこみたくない、という方は、その点はご注意ください。
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