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<ストーリー>
修学旅行で、沖縄の地図にも載っていない小さな島にやってきた宗徒と加代。抜けるような空と青い珊瑚。開放的な雰囲気。宗徒の友人吉岡はまだ明るいうちから、今夜は女子の夜這いをかけるぞ、と息巻いています。
宗徒もそういうのが嫌いではありませんが、ともかく自分には加代という相手がいる、ということで、宗徒は加代を連れ出し、二人きりの気分を楽しみます。
暗くなってから浜辺で豪快に魚を焼いたりして食べていると、民宿のおじさんが島に伝わる美しくも悲しい、そしてちょっと気味の悪い民話を話してくれました。なんとなく毒気を抜かれたようになった学生たちでしたが、性欲が爆発している吉岡はそんなことはどこ吹く風。宗徒を誘って夜這いに繰り出します。
運悪く宗徒は引率の教師に捕まって夜回りさせられることになりましたが、吉岡は無事女子寮にたどり着きました。そして、窓から中の様子をのぞいていると、佐藤という女子がオナニーを…(ゼロアニメーションより)
<感想>
妖獣教室シリーズの完結編です。一応、なぜ沖縄に妖獣がいるのかの説明が作中でなされていますが、なんだか妖獣ってどこにでもいるなあ、という感じです。前作
妖獣教室 5 香港復活編の舞台が香港で、今作が沖縄ということで、なんとなくスタッフが取材旅行をしたかったのでは、と勘繰りたくなりますね(笑)。
作品は完結編と銘打つにふさわしい素晴らしい出来です。まず、お話自体が面白く、エロ度も十分な高さがあります。いささかシリアスに流れすぎていて、このシリーズらしい細かい笑いの要素が少なかったのは残念でしたが、それも見終わったあとよく考えてみて気付くようなことで、見ている最中には気になりません。
作中、島に伝わる民話が描かれているのですが、かなりしっかり作られていて雰囲気があり、しかもきっちり作品のテーマと連動していて、心に残るものがありました。わたしは昔話とか民話が好きなので、この話をエロアニメとして見ることができるだけでもこの作品を見た甲斐があった、と思えました。
一箇所、軽いアクションシーンがあるのですが、重要キャラクターである島の娘がえらく強いです。どういう意図でこうしたのかはわかりませんが、沖縄には琉球空手という格闘技があり、この娘はもしかしたらその使い手、という設定なのかもしれません。この娘もかなり存在感があり、心に残るキャラクターでした。
関連シリーズ妖獣教室外伝 劇場版妖獣教室外伝2
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- 2006-12-01
- カテゴリ: 妖獣教室 ***妖獣教室シリーズ***