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<ストーリー>
妖獣教室事件で恋人を失ったヒロイン・加代は不思議な夢を見るようになります。下腹部に不思議な感触があり、あのおぞましい妖獣たちが都市を破壊する夢。
そんなある日、加代はサングラスをかけた不審な若い男に追いかけられます。痴漢?そう思った加代は、建物の陰に隠れて男を撒きます。しかし、ほっと息をつくのも束の間、突然後ろから睡眠薬をしみこませたハンカチを口に当てられ、眠らされてしまいました。
加代を眠らせたのはバカボンのパパのような腹巻をつけた中年の痴漢で、夜の公園に加代を運び込むと、全裸に剥き、強姦しようとします。途中で気がつき、逃げようとしたのですが、押さえつけられてしまいました。
痴漢の汚い肉棒が加代のおまんこに挿入されると、痴漢は突然悲鳴を上げました。なんと、痴漢の股間は無残にも噛み切られ、大量の血が滴っています。そして加代の股間からは蛇のようないやらしい触手状の…(ゼロアニメーションより)
<感想>
活劇として、かなり出来のいい作品だと思います。エロ度に関しては、90年代の作品ということで表現が古く、使えるかと問われれば微妙ながら、見て損はありません。
内容はそれなりにシリアスな展開のはずなのですが、かなり笑えます。空気感というか、狙いすました絶妙なずっこけ具合があり、ストーリーを味わいながらもくすくす笑いが止まりませんでした。例えば、妖獣のセリフの言い回しの下品さや、オチでの解決方法など、真剣に変なことをやってる感じが素晴らしいです。また、外宇宙から数千の妖獣が飛来し、現在地球にいる妖獣を見守っている、という展開は、キン肉マンの完璧超人を思い出してしまいました。
このシリーズの特色として、グロ度がかなり高いです。血をそのまま赤く描いており、しかもかなりエグい怪我の仕方、殺害の仕方をしているので。ただ、精神に来るグロさというより、スプラッタホラーのような、さっぱりとしたグロさなので、そんなに嫌な感じはしません。
ラスト、妖獣がとの対決の中で、むしろ、妖獣に殺されたちょい役の人間より、妖獣の方が可哀想になってしまいます。ただの勧善懲悪ではない作りになっていますが、このお話の方向性にそのテーマがふさわしいものかな、とは思います。シリーズは長く続いていきますので、その答えは続きを見て考えようと思います。
関連シリーズ妖獣教室外伝 劇場版妖獣教室外伝2
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- 2006-10-12
- カテゴリ: 妖獣教室 ***妖獣教室シリーズ***