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淫獣~ねらわれた花嫁~前編 Bride of Darkness 1

淫獣~ねらわれた花嫁~ Bride Of Darkness 前編・ゼロアニメーション


<ストーリー>
大正時代、華族の藪川伯爵家に住み込みで絵画に勤しむ郷田三四郎は、出戻りの姉の麗子には飼い犬と罵られ、娘の百代の伴をして街に買い物に出かけるだけで調子に乗るなと主の康正に殴り倒されるような扱われ方をするなか、三四郎は日々の鬱屈を天井裏の散歩、そして各部屋を覗いてまわるという秘密の趣味で紛らわしていました。そのことを知っているのは康正の愛人にされているメイドの珠緒だけ。人に言えない秘密を持った二人は体だけの関係を持っています。

三四郎は身分の低い自分に対してもやさしく接してくれる百代に崇拝に近い気持ちを抱き、百代が着替えているところを天井から覗くのも、百代を汚すような気がして抵抗を感じるほどです。百代は古芝財閥の御曹司と近く婚礼が決まっており、三四郎は悶々とした毎日を過ごしていました。

そんなある日、百代の婚約者古芝洋一郎が藪川家を訪れて…(ゼロアニメーションより)

<感想>

邦題がいささかダサめというか一昔前のエロ系Vシネマっぽいですが、かなり面白いです。ただし、時代ものということで、ちょっと設定が分かりにくいところがあります。

舞台が大正時代と時間的に近いため、なんとなく現代と同じように考えてしまいがちですが、実際には大正時代も時代劇の世界。華族の家に住み込みの画家とか、陰陽師とか、なじみのない設定や描写が多く、いささか分かりにくいところがあります。時代の描き方がどの程度正確なのかは知識がないためよくわかりませんが、昔読んだ江戸川乱歩の小説っぽいテイストがあり、淫靡な雰囲気が十分に醸し出されていたのは好ましかったです。

絵に関しては丁寧で美しく、背景などは特筆すべき素晴らしさです。人物の描写のうち、不愉快なキャラクターの描き方がいささか過剰な気もしますが、分かりにくいよりはいいかと思います。人が死ぬシーンもありますが、グロ度は皆無です。なお、なぜか映画のように横長の画面で、サムネイルのような比率になっています。小さな画面だと、ちょっと見にくいかもしれません。

エロ度に関しては、エロシーン自体の尺は長くありませんが、決して低くはありません。女性キャラクターは可愛らしい人が多く、またフェラチオやクンニ、激しいSMなど、バラエティにも富んでいます。ただ、ストーリーの方が優先されているので、実用に至れるほどのエロさのボリュームが足りないのは残念です。

陰陽師に妖(あやかし)、魔というような単語が出てきますので、淫獣系に分類しておきましたが、この作品の中にはそういうようなものはほとんど出てきていません。前編ということで、これから後編にかけて盛り上がるところで終わっています。先が気になり、楽しみな作品です。

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