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誘惑 カウントダウン 鏡(あきら) 第三章

誘惑 カウントダウン 鏡(あきら)3


<ストーリー>
愛する鏡(あきら)に抱かれる要(かなめ)。しかし、鏡(あきら)は要(かなめ)を愛してはいません。心は、あの人のもの。要(かなめ)の耳元にそう囁きかけ、それでいて巧みな愛撫を要(かなめ)に注ぎこみます。要(かなめ)は肉の悦びに悶えながら、しかしどこかしら空虚な想いに涙を流します。

一人部屋をあとにする要(かなめ)を見ようともせず、鏡(あきら)は嬉しそうに鼻歌を歌っています。クリスマスに、鏡(あきら)の愛する姉が帰国するのです。

ファッション雑誌には、ヨーロッパで確固たる位置を築きつつあるモデル、鏡(あきら)の姉が特集を組まれています。その写真を見ながら、要(かなめ)は沈んでいました。そんな要(かなめ)の姿を見て、親友の美子(よしこ)は…(ゼロアニメーションより)

<感想>
鏡(あきら)3部作のラスト、完結編になります。原作ではシーメールっぽくなり、瓜二つの姉と激しいセックスをしたりしている鏡(あきら)ですが、この作品ではとりあえずそんなこともなく、綺麗にハッピーエンドに近い形でまとめています。綺麗すぎていささか拍子抜けのラストという感じもしますが、もともと原作がしっかりと固まっていないと思われる作品なので、仕方ないのかもしれません。ここから上記のような展開になったらお話が壊れてしまいますから。

しかし、衝撃はそれほど激しくありませんが、相変わらず美しい絵と音楽です。とくに姉と鏡(あきら)が再会するシーンの演出は、シリーズ通してBGMとして使われている女性のハミングが見事に決まっています。

エロ度ですが、三部作の中ではもっとも高いと思われます。尺の長いエロシーンが2箇所あり、舌や唾液、キスシーンなど、かなりエロく表現しています。とはいえ、このシリーズは全般的に美しさを優先していてエロ度はさほどではなく、それ目当てだと拍子抜けするかもしれません。特に、ラストのセックスシーンはエンディングテーマ(かなりいい曲)が同時に流れるため、実用には向きません。

これまで鏡(あきら)は自己中心的で人を愛したことがない人間であるかのように描かれていましたが、この第三章で実際はそうではないことが明かされます。鏡(あきら)は他に何も入りこむ余地がないほどに一人の人を愛していて、その愛の深さ自体が鏡(あきら)を傷つけ、暴走を引き起こしてしまいます。このあたり、ひどく痛々しくて、好きな作品なのですが、見ていてとても辛かったです。



※シーメール…ニューハーフの一種。容姿があきらかに女性的なのに、完全な男性器がついている人。



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