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ゼロアニメーションの最新作品

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椿色のプリジオーネ 第三幕 ~そして…夏椿~

椿色のプリジオーネ 第三幕 ~そして…夏椿~


<ストーリー>
一応の解決を見た西園寺家の連続殺人事件。しかし、顕嗣は愛人のようになっている三ノ宮玲を抱きながら、いくつかの腑に落ちないことについて考えをめぐらせています。

一方、遺産の中でただ一つ、銀行の貸し金庫の中身だけは、鍵が見つからないために詳細が不明でしたが、その鍵がようやく見つかりました。三ノ宮玲は顕嗣の命により、銀行へと向かいます。

貸し金庫の中にしまわれていたもの。それは一枚の写真で…(ゼロアニメーションより)

<感想>
少々ストーリー要約が少ないですが、今回はミステリーの真相解明編になり、ネタバレを避けるためにそうしました。実際は内容が盛りだくさん。しかも、意外な展開の連続で、驚かされました。これはなかなか面白い!

エロアニメには、製作にあたって、さまざまな制約があります。二次元だからといって好きなことを表現することはできません。例えば、海外配信すなわち無修正を想定していないような作品は、セックスシーンについても描き方に制限がはいりますし、シチュエーションにも、どの程度の強制力があるかは分かりませんが、いろいろな規制があるようです。それは、製作者にとっては「プリジオーネ(イタリア語で牢獄のこと)」であるはずです。

ところがこの作品のスタッフは、その牢獄を逆手にとって見事な状況を作り上げました。作中人物に、「牢獄からは逃げられない。それに立ち向かわない限り」と発言させているあたり、スタッフの矜持が感じられます。作品そのものの出来に関しては、シナリオに少し無理があるほか、今回は背景はともかく人物の絵があまり安定しておらず、決して悪い出来ではないものの、最高傑作とは言えません。しかし、ある意味ぜひエロアニメファンには見て欲しい作品だと思います。

なお、わたしは名前ぐらいしか知りませんが、シスタープリンセス(シスプリ)というメディアミックス作品があり、どうやらこの作品はそのシスプリに関連があるらしいことが仄めかされています。もっとも、知らない人間から見ても無理があり、おそらくはただのスタッフのお遊びですが。
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