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<ストーリー>
Piaキャロットの先輩・女子大生の小久保麗香にセックスを教えてもらった主人公・木ノ下祐介。しかし、その後なぜか麗香は祐介を避けるようになります。祐介にとっては初めての本格的な恋であり、どうすればいいのかもわかりません。
一方、祐介の後輩・稲葉翔子は、祐介と同年で共通の幼馴染みである森原さとみに頼み、デートのセッティングをしてもらっていました。実は、翔子は祐介を愛していたのです。
後輩からの熱烈なアプローチでしたが、祐介の心は晴れませんでした。祐介と麗香が結ばれた日から、何かの歯車が狂ってしまったかのように、どこか家族やPiaキャロットの店員たちの感じがおかしくなっていくのです。
それは単に、各々の個人的問題がたまたま偶然重なっただけのこと。しかし、やがて本来陽気でお調子者であるはずの祐介まで落ち込むようになってしまい…(ゼロアニメーションより)
<感想>
長編シリーズともなれば山あり谷ありということはあるかと思いますが、今回は谷のお話になります。もっとも、感覚に訴える鬱さということではなく、「こういうことがあって、何かおかしい、嫌な感じだと主人公が思っている」ということを知識として理解できるという感じです。
これは作中での事件の量が多く、一つ一つのシーンをじっくり描写する時間がないためで、ゲーム原作のエロアニメはありがちなことではありますが、出来は悪くないと思います。断片的なシーンの選択が上手く、また描写も丁寧なので、理解するのには十分でありながら、不快な気分にならなくて済むからです。
いくら後半で克服したり解決したりするとしても、見ている途中で不快な展開の作品というのはあまり褒められたものでないとわたしは思います。その点、この作品は少々重めの展開もわりと気軽に見ることが出来るでしょう。
エロ度に関しては、主人公は18歳ぐらいで、まだ大人というには幼さが残る描かれ方で、年上の女性に対する甘え方にも説得力があります。描写に関しては絡まりあう影、握り締めた手など、直接的なものではないため、視覚の刺激は少ないです。実用性に関しては、目の保養程度と考えた方がいいでしょう。
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