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淫魔妖女 第四話 マヤトーラ

淫魔妖女 第四話 マヤトーラ


<ストーリー>
中世ヨーロッパ。身重の妻を病気で喪ったばかりのカルバン伯は、親友リクレール伯と共に占い師のもとを訪れました。実は、カルバン伯の屋敷の前に、赤子が捨てられていたのです。妻と共に命を落とした、生まれてくるはずの我が子。その生まれ変わりのような気がして、育てたいと願い、実力ある占い師に相談に来たのでした。

しかし、占い師の老婆は、「その子を諦めろ」といいます。どうやら、極めて不吉な未来が見えたようでした。

とはいえ、カルバン伯はもはや心を決めてしまっていました。この子を育てる。カルバン伯の決心に、老婆は妥協案を提出します。運命に違う糸を加え、その糸で運命を縛ってしまう。そういう言い方で、とても困難な育児方を提唱したのです。

その後、十数年の時が過ぎ、マヤトーラと名づけられたその子は立派な男として成長しました。今や近衛第一連隊隊長として、街道を騎乗で通過するだけで女の子たちに騒がれるほど。しかし、最近は魔女狩りのスペシャリスト・ピッキンゲル伯と共に仕事をすることが多く、憂鬱なことが多くなっていました、

ピッキンゲル伯は国王の寵愛をいいことに、その魔女狩り手法は苛烈かつ杜撰を極め…(ゼロアニメーションより)

<感想>
魔女狩りの嵐が吹き荒れた中世ヨーロッパのお話のようです。例によってあまり歴史に詳しくないので考証がどの程度なのかはわかりません。わたしが齧った程度の知識とは少し合わない描写も多いのですが、ヨーロッパには国がたくさんありますから、中にはこんな感じのところもあったのかもしれません。

それはさておき、前半は極めて陰鬱な展開が続きます。ギャグシーンは全くなく、幸せなシーンもなく、しかも拷問シーンてんこ盛り。何しろ、魔女がいると通報を受けた村を一つ焼き払い、男は殺し女は犯すとか、釘が打たれた板でふとももを血が出るほどキツく挟むとか、焼き鏝で魔女の印をつけるとか、四肢を拘束してムチ打つとか、生きたまま火あぶりとか、前半はそんな描写ばかりです。見ていて、正直辛いものがありました。

しかし、後半、凄まじい超展開になります。これはなんというか、はっちゃけすぎて笑うしかなく、前半の暗さを帳消しにするほどの楽しい仕上がりでした。

伏線の張り方や演出は上手く、平均点は高いものの、作りが甘くいろいろとバランスが悪い作品です。必ずしも最高と褒めるわけにはいきませんが、後半の暴走っぷりはなかなか見る価値があります。シリーズの他の作品と比べると微妙に落ちるところがあるので、超オススメとはいきませんが、見て損はないかと思います。

なお、声優さんの演技に関しては、これまで見てきた淫魔妖女シリーズの中では随一だと思います。特に主人公・マヤトーラ役の人は、ハスキーな感じで役柄にマッチしており、エロシーンでの演技も含め、素晴らしいものでした。
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