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<ストーリー>
砂漠の中にある街。しかし、そこはオアシスとは程遠い退廃と無気力が支配するような場所でした。
紛争から避難してきた女・マヤがその街に迷い込んだときのこと。路傍で休息を取っていたマヤのそばに、猫が寄ってきたのです。猫の愛らしい挙措に気を良くしたマヤは、自分の食料をわけ、話しかけたりして可愛がります。
ところが、マヤが猫に話しかけた言葉に、返事をするものがいました。もちろん、猫ではありません。気がつくと、あたりに数人の男たち。マヤは囲まれていたのでした。
マヤはたちまち男たちによって全裸に剥かれ、輪姦されてしまいます。そして気を失ったマヤは…(ゼロアニメーションより)
<感想>
近未来を舞台としたSFですが、同時に最後まで見ると妖怪譚のような趣きのある短編です。絵・お話・エロ度とも秀逸な素晴らしい作品で、超オススメです!
あたかも前作があるかのようにざくざくと始まり、さらに出だしは回想や夢などが入り混じり、時系列がわかりにくい作りになっています。演出としてはカッコイイものの、状況がよく分からず、どういうことなんだろうと思わせ、内容に引きこまれてしまいます。
そして、キャラクターのセリフが、中々絶妙です。よく考えると矛盾していたりキャラクターの反応や行動原理がぶれているような描き方をしているのですが、実は最後まで見るとしっかりと内容が通るようになっています。これは実に上手いと思います。
銃器や爆発物によるアクションシーンも迫力があり、また作中化け物と呼ばれるバズスという存在や、腹に一物を持っている執事ハルダの存在感も十分。また、最初からどうもキャラクターの掴みにくいカオスという曲者もいて、最後まで飽きることなく見せてくれます。
エロ度に関しては、鼻の穴もきちんと描かれている濃い絵柄にしては、主人公マヤはなかなか可愛らしく、また裸のシーンでも小柄でおっぱいも小振りでいい感じです。反応も色っぽく、実用性も十分。
この作品は触手責めとは言っても機械の触手なので、そのあたりで好みが分かれるかもしれませんが、全体のクォリティも高く素晴らしい作品です!ぜひあなたも見ましょう!