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<ストーリー>
夏真っ盛り。スワティたち七福神がけんたの部屋で居候を決め込むこともすでに2週間になります。いくら実体のない神とはいえ、さすがに7人も居候がいると暑苦しいことこのありません。なにしろ、けんたの部屋には冷房設備がないのです。涼しいポスターを貼ってみても、焼け石に水という有様です。
と、そこへ隣に住む悪友・佐伯が尋ねてきました。聞けば、バイトを代わって欲しいとのこと。海辺のホテルでのバイトで、うまくやれば女の子と出会うチャンス、ということで、けんたの目の色が変わりました。これは、やるしかない、とばかり早速荷物をまとめます。
その様子を見て、即座に不純な動機が介在していることを察知したスワティは、一緒についてく、と駄々をこね始めます。
二人が言い争っていると、突然部屋にスワティの従姉妹・シュリーが現れました。遊びにきた、という様子ではありません。さらに、黒い雷光とともに北極紫微大帝の声が響き渡り…(ゼロアニメーションより)
<感想>
きゃんきゃんバニーエクストラの新シリーズです。正式な番号付けがどのようになっているのかよく分かりませんが、1~3までと4~6までは違うシリーズだと思われます。主人公たちが海辺のホテルにバイトに行き、そこで珍事件に巻き込まれる構成で、ビーチ編とでも名づけたいような内容になっています。
ウィキペディアを見る限りゲーム原作の内容は1~3までで終わっているように思えるので、もしかしたらアニメオリジナルのストーリーかもしれません。いろいろと制約が多かったと思える1~3に比べ、こののびのびとした表現!正直なところ、1~3よりもずっと面白く、超オススメです!
特に、アニメオリジナルヒロインであるシュリーの活躍が素晴らしい!メインヒロインのスワティは、決して魅力がないわけではないのですが、かなりシュリーに食われまくってます。北極紫微大帝の行動も罰というより明らかに粋な計らいといえ、楽しく見ることができます。
ギャグにもキレがあり、エロ度も十分な高さ!とても面白いので、ぜひ見てみてください!
<ストーリー>
けんたたちの働くプレジデントホテルに、新たにお手伝いをすることになった、日焼け姿が眩しい女の子・有栖川真穂子。真穂子は、プレジデントホテルのライバル・サンデービーチホテルの経営者・会長の孫で、ひょんなことからけんたと知り合い、意気投合の末にプレジデントホテルにやってきたのでした。
真穂子と一緒に働くけんたは、終始でれでれのラブラブモード。当然けんたに恋するスワティは気分も穏やかではいられれません。
一方、孫が自分の意向に逆らって遊んでばかりいることに業を煮やした会長は…(ゼロアニメーションより)
<感想>
今回は群像劇という趣きで、ある程度大きなストーリーはありつつ登場人物が細かく動き回っています。面白いか面白くないかで言えば面白いのですが、わたしは、残念ながら少々テンポが悪いように感じました。
シリーズの1話から3話までがギチギチに詰め込んだ感があり、その反動なのかもしれません。特に今回はけんたとスワティのすれ違いがメインの話になるため、ストーリー自体もどかしいものになっています。
ちょっとよくないな、と思うのは、場面転換です。真穂子と関係を持つけんたと別の場所にいるスワティを交互に映すというシーンで、内容から考えるとかなり味わい深く、また意図もよくわかるのですが、場面のつながりが乱暴に思えます。また、カットで常夜灯に蛾が群がるシーンが挿入されているのもマイナスです。絵や音に迫力がありすぎて気持ち悪いのです。
ラスト、かなりカオスな状況に陥ります。これを次回、どう解決つけるのかに関しては楽しみです。このあたりは上手にキャラクターが集まるよう仕向けたという風に思え、上手さを感じました。
なお、エロ度に関しては今回のヒロインが日焼け娘であるため、水着の跡属性の方にはかなり魅力的な作品でしょう。セックスシーンに関しては、今回セックスをする女の子が処女であるため、やはりちょっと反応が痛そうかな、という所はありますが、まあこのぐらいエロければ十分かと思います。
※有栖川真穂子…ゲーム・きゃんきゃんバニープルミエールに同名のキャラクターがいますが、名前と財閥お嬢様という点だけを流用した別キャラクターのようです。
<ストーリー>
けんたたちの前に、武装して現れたサンデービーチホテル・有栖川会長。どうやら孫の真穂子を色仕掛けで誑かされたと思い込んでいるようで、取り付くしまがありません。けんたらプレジデントホテルの面々をこの浜から追い出すと息巻いています。
さすがに、誤解からくること、しかも言いがかりのような物言いにむかっ腹が立ったけんたは、会長と言い争いを始めます。
プレジデントホテルの経営者・真田は、今でこそしょぼくれたおっさんですが、昔はサーフィンの全日本チャンプ。真田さんは金の亡者の爺さんとは違う。海を愛しているんだ。そう決め付けるけんたを、会長は嘲笑し、うちには全日本チャンプよりずっとすごい者がいる。そこまでいうなら勝負だ、こちらが勝ったらお前たちを追い出してやる、と言い出しました。
その勝負を勝手に受けたけんたでしたが、なぜか真田には勝負をする気がないようです。なんと、真田は…(ゼロアニメーションより)
<感想>
アニメとしてとても面白い作品です。特に中盤のサーフィン対決は、意外な人物が「お前誰だよw」と突っ込みをいれたくなるほどカッコよく描かれており、実に熱いものでした。さらに、そこから恋愛パートへの持って行きかたも素晴らしく、拍手をしたくなるほどの上手さでした。
そして、肝心のエロ度については、アニメオリジナルキャラクターのシュリーが頑張っています。オリジナルキャラクターでありながら、本ヒロインのスワティを食いまくり、実に見事にキャラが立っています。作中での行動も納得で、さらに伏線も生かされており、退場の仕方も味わい深く、サブヒロインとしては最高レベルのキャラクターではないかと思います。
本当に面白い作品で、超オススメ、と言いたいところなのですが、一箇所とてつもない欠点があります。ネタバレなのですが、あまりにもすごすぎるので紹介します。先に知りたくない人はこの下は読まないでください。
<以下ネタバレ>
けんたとスワティは海岸でいい感じの雰囲気になり、スワティは水着の上をはだけ、おっぱいを出し、さらにその後キスします。しかし、なんとそこで作品が終わってしまいます。
普通の恋愛アニメであればキスして終わりでもかまわないのですが、この作品はエロアニメです。こんな終わり方はありえません。何しろ、どう考えてもシチュエーション的に青姦秒読み30秒前という感じですし。
上記の通りシュリーがエロ度を頑張ってくれているのと、作品の質自体が極めて高いものなので、決して悪い作品ではないのですが、このスワティの描き方に関しては納得できかねます。こんな中途半端な描き方をするぐらいなら、むしろ1~3までのシリーズのように、スワティとは結ばれそうで結ばれない、とした方がよかったと思います。
<ストーリー>
月夜。男が一人、駆けていました。彼の名は田中。愛する女性・郁子の誕生日を祝うため、少々強引にデートに誘ったのですが、相手が来てくれないため、家まで迎えに来たのです。
必死に走って郁子の家に辿りついた田中。しかし、郁子はそんな田中の想いを、迷惑としか感じていませんでした。郁子は、わたしは男には興味がない、ときっぱりと言い切り、用があるからと言ってどこかに去って行ってしまいました。
振られてしまった。その悲しい事実に世を儚んだ田中は、路面電車の踏み切りを見て、思わず自殺を図ります。
一方、郁子は真奈美という女医の所にいました。真奈美は郁子の学生時代の家庭教師だったのですが、実はバイセクシュアルで、その当時にレズ行為で郁子を犯してしまい、肉欲の虜に堕としてしまっていたのでした。
と、そんな男女の姿を見つめていた者がいました。色っぽく着物を着崩した天使・かぐやです。かぐやは…(ゼロアニメーションより)
<感想>
清水としみつ氏原作の漫画をアニメ化した作品のようです。絵柄は軽く、ギャグっぽいノリの作品かと思いきや、出だしから主人公が自殺を図ったり、それ以外にもちょっとびっくりするようなショッキングな内容があり、なかなか重たい内容です。
ただし、重たいばかりではありません。笑うに足る十分な面白さのギャグシーンあり、感動的なシーンあり、ということで、ショートストーリーにしては内容は波乱万丈、見応えのある良作です。
エロ度に関しては、修正の必要のない表現であり、あまり実用性がどうこう言うような感じではありません。成年誌というより青年誌レベル、もしくは少年誌に掲載されていたらちょっとエロ過ぎじゃないか、というぐらいのエロさです。お話が面白いので、そちらを目当てに見ると、色っぽくて楽しい、というぐらいだとお考えいただければいいかと思います。
天使かぐやという不思議な存在はいるものの、基本的にしっかりとしたドラマを作っており、この短さでこれだけ質の高い作品はなかなか嬉しいところです。普通に超オススメですのでぜひご覧ください!
<ストーリー>
繁華街を、ひとりの少年が歩いていました。彼の名は聡。これから付き合って3ヶ月目の彼女とデートの約束なのです。しかし、聡には悩みがありました。実は、せっかく恋人がいるのにもかかわらず、若い女と接するだけで緊張のあまり心臓が破裂しそうになるという、極度の女性恐怖症だったのです。
テレビゲームと星空をこよなく愛する聡は、年齢のわりに子供っぽく、そこが母性愛をくすぐるというところもあるようです。しかし、さすがにデートは毎回ゲームセンターかプラネタリウム、しかも雰囲気が盛り上がっても手も握れない、というような有様ではどうにもなりません。結局、聡の恋人・美香は激怒し、役立たず、インポ、など激烈な罵り文句を浴びせかけ、一方的に別れを通告して帰ってしまいました。
とぼとぼと家に帰ってきた聡は気を紛らわせるためにテレビゲームを始めますが、集中力を欠いた状態ではゲームもうまくいかず…(ゼロアニメーションより)
<感想>
麗々シリーズの二作目になります。
今回はなかなか設定が練りこまれており、お話はかなり面白いはずなのですが、出来自体は微妙という他ありません。絵もかなり乱暴ですし、余計な描写が多いわりに必要な描写が足りていないと思います。
思うに、中盤のテレビゲームのシーンは必要なかったのではないでしょうか。もちろん、原作との兼ね合いや、当該シーンはエロ方面のサービスも入っているので、一概にカットしていいというものでもないのですが、お話のテーマの複雑さを考えると、もっと他に深く掘り下げるべきシーンがあったのでは、と思います。
あるいは、2回に分けて作るべき話を強引に1回にした、といえばしっくりくるかもしれません。50分ぐらい時間があれば、このテーマならかなり感動的な作品に仕上がったような気もします。
ただし、アニメとしての出来は、残念ながら良くない方ではありますが、お話自体は面白く、トータルでは一応プラス、というところです。非常に出来がよかった前作
美しき性の伝道師 麗々 第一夜の面白さには及びませんが、見て損した、とまでは思わないでしょう。テーマも感動的で、ちょっと心に残るシーンもありました。
なお、エロ度はお色気ギャグレベルです。実用性がどうというようなものではありません。
<ストーリー>
数十名にも及ぶ全裸の尼僧が経を唱える中、ひときわ高い台の上で一組の男女がまぐわっていました。股間から溢れ出す男女の秘液は台に彫り込まれた溝を伝い、係りの尼僧がそれを壷でとります。
邪教の儀式。しかしそれを取り仕切るのは若く美しい男女でした。
同じ頃、何者かが女を強姦し、殺すという事件が多発していました。ただの強姦ではありません。世界同時多発強姦と名付けたくなるほどの件数だったのです。しかも、ただ女が犯されるだけでなく、その手口や現場の有様も同様であったため、国際刑事警察機構(ICPO)が動かざるを得なくなりました。
日本ではICPO電脳捜査部鑑識課の日比野篤子、ネット犯罪課の成瀬恵、宮田純らの地道な捜査により、いくつかの真相が明らかになってきました。しかし、それはますます謎を深める事でしかありませんでした。
なんと、女を犯し、被害者を殺害したあと蒸発したかのようにいなくなってしまう強姦魔は、どうやらそれぞれの被害者の恋人、もしくはそれに相応する関係の人間であり、さらに…(X-Galleryより)
<感想>
人間の体液、中でも精液や愛液は、古来より霊的なパワーがあるとされています。東洋では金丹・銀丹などといわれて薬品扱いされる場合がありますし、西洋においても魔術とか錬金術の類に用いられたりする例があるんだとか。
そういった一般常識(?)を踏まえ、タイトル『回春』、さらに作中の描写などから、どうやらこの作品は若返りの秘薬にまつわる物語であることが仄めかされています。
描写は断片的なシーン、回想、小出しにされる情報など、視聴者が想像力を働かせるタイプになりますが、なかなか見せ方は上手いと思います。インパクトのあるシーンを優先しておきながら、最後まで見るときちんと続柄・登場人物の目的などが理解できているという感じで、しかも途中で細かいミスリードとどんでん返しなどもあり、飽きさせません。
また、登場人物がなかなか魅力的です。特に、わたしはICPOの日比野篤子が気に入りました。腕っ節に自信のある筋肉女という感じで、男っぽいさばさばしたしゃべり方、低い声なのですが、レズです。
成瀬恵とは恋人として付き合っていて、恵とのセックスシーンでも男っぽく表現されているのですが、その後篤子は自分よりもっと強い女(そんなに逞しい見た目ではない)に敗れ、犯されてしまいます。このシーンが実に素晴らしかったです。男っぽい女で、喘ぎ方も低い声、抵抗の言葉も男らしいのに、奥底に女の部分が垣間見えるという感じで、ギャップが非常にそそりました!
その他、触手などを絡めた細かいエロシーンも多く、実用性は高いと思います。サムネイルはネタとして絵があまりにも面白かったので選びましたが、実際にはもっと色っぽいシーンはたくさんあります。
絵も極めて美しく、お話も見応えがあり、エロ度も高いという、非常に面白い娯楽作品と言えるでしょう。超オススメです!ぜひ見てみてください!
※REJUVENATION…若返らせる、元気付けるというような意味。このタイトルがないと、作中の老人とセックス教団の関係がわかりにくいかもしれません。上で『一般常識(?)』としましたが、こんなことが本当に一般常識であろうはずもありませんし、わかりにくくなるよりはタイトルでネタを割るのも仕方ないのかもしれません。
<ストーリー>
世界同時多発強姦事件を調査中のICPOネット犯罪課職員・成瀬恵。捜査の途中、焼殺された男性の遺体を調べていた時の事。現場に、カイザー製薬という製薬会社のロゴが入ったカプセルが落ちていました。
カイザー製薬といえば、世界的に有名な大手の製薬会社ですが、恵には馴染みがある会社でもありました。兄で病気療養中の長距離ランナー・建次が籍を置いていたのです。
まさか、兄に何らかの関係があるのでは。そう直感した恵は、建次のマンションに駆けつけました。と、部屋は婚約者の裕子ともどももぬけの殻、部屋は荒らされ、窓には穴が開くなど、悲惨な状態にありました。
実は建次と裕子はその直前、謎の尼僧軍団によって暴行を受け、拉致されており…(X-Galleryより)
<感想>
一応謎めいた雰囲気が濃く、スキンヘッドの尼さんがずらりと並ぶようなコマがあるにしては笑いというよりシリアスな感じだった前作
回春 REJUVENATION 前編 曼陀羅の試薬に比べると、かなりB級な雰囲気が漂う愉快な作品です。
何しろ、途中からこれ何のアニメ、といいたくなるほど雰囲気が変わりすぎ。手から気功波を出したり、全身からオーラを発する登場人物がいたり、わたしはこういうのが大好きです!
また、登場人物のうち、日比野篤子と宮田純が素晴らしい!前回意外なギャップがエロかった篤子は、今回はギャグ担当という感じで、セリフの一つ一つが妙におかしかったです。何かはっきりとしたギャグをやっているわけではないのですが、存在がなんともずっこけているというか、ツボに入りました。
そして、宮田純はエロ度に貢献しています。ハッキング担当、カッコイイ男がそばにいると湯気を発してしまうというような眼鏡娘キャラクターで、わたしは当初あまり関心がなかったのですが、この娘が犯される際、予想外の色っぽさを発揮します。
特に素晴らしいのは、顔にかけられた精液を自ら舐めるシーンで、このワンカットのシーンだけで見た甲斐があったと思えるほど気に入りました!
お話に関しては、かなり無茶苦茶の一言に尽きます。一応人間関係やキャラクターの目的など、最低限の描写で提示されており、理解できないというほどではありませんが、あらすじレベルです。お話としては評価しようもありません。今まですかしていたキャラクターが急にヘタレて醜態をさらしたり、というような点では笑えます。
全体としては、大作を無理に縮めたような作品です。好きなだけじっくり作りこめる、などということはないにしても、二話完結ではなく、せめて三話、できれば四話ぐらいのシリーズにして登場人物たちの過去などをじっくり描写すれば、シリアスな傑作になりえたかもしれない、という意味で惜しいと思います。ただし、こうした無理に縮めたような作品の中では間違いなく面白い方なので、見て損はないでしょう。
なお、悪役の滅び方は、描写がかなりしっかりしていて衝撃力があります。直前のシーンがいろいろと爆笑モノなので、見ているときはグロいとは思いませんでしたが、冷静に考えるとかなりキツイので、一応注意としておきましょう。
※彌靱…弥勒(みろく)の旧字体。わたしは読めませんでした。最初、彌靭だと勘違いして検索をかけ、全然出てこなくて困ってしまいました。
<ストーリー>
人間の欲望をかなえる対価として魂を受け取ることを生業とする悪魔たちが住まう魔界にて、ふたりの女悪魔が睦みあっていました。ひとりは浅黒い肌をした美しい悪魔・カレラ。もうひとりは白い肌と小柄な体の悪魔・ラティ。見るからに幼いラティは、カレラの精妙な舌技に翻弄され、お姉さま、お姉さまと鳴きながら身もだえしています。
おまんこの深いところまで舌でえぐりこむような激しいクンニに、ラティは激しく潮を吹き、そのまま失神してしまいました。
ラティの潮を顔面に浴びたカレラでしたが、やがて立ち上がると、こうもりに見まがうような黒い翼を広げていずこともなく飛翔し…(ゼロアニメーションより)
<感想>
『VIPER -GTS- 悪魔は再び』というアダルトゲームをアニメ化した作品です。
絵に関しては極めて美しく、悪魔の娘たちのプロポーションは素晴らしい!とりわけカレラは浅黒い肌とグラマラスな肢体というなかなか好ましいデザインになっています。登場人物の顔に関しては鼻の形が個性的ですが、とくに悪いとは感じません。
お話に関しては、悪魔のお仕事である『人間の欲望をかなえる作業』を面白おかしく描いたという感じになります。つまりただの日常であり、起伏を楽しむというよりはまったり感を楽しむようなタイプの作品ではないかと思います。
そして肝心のエロ度ですが、非常にエロく仕上がっているものの、実用性は微妙というおかしなことになっています。なぜそうなるかというと、ところどころにギャグが仕込まれているからです。
たとえば、ものすごく色っぽいシーンの直後に珍妙な顔をした男の顔が出てきたりすると、ギャグとしては面白いのですが性欲は萎えてしまいます。この作品はギャグにキレがあり、なかなか笑えるため、かえってエロ度が落ちてしまうという非常に残念なことになっています。まったく、難しいものですね。
全体としては、普通に超オススメできる楽しいエロアニメです。抜き目的には微妙であるというだけで、質自体は非常に高いので、見応えがあります。とくに、悪魔カレラが召還者である童貞の小川くんの要望にこたえてセックスをするくだりは、誘ったりちんぽを奮いたたせるやり方など、かなりドキドキさせられました。
※ものすごく色っぽいシーンの直後に珍妙な顔をした男の顔…そのむかし、日本テレビ系列でEXテレビという深夜バラエティ番組が存在しました。毎週月曜から金曜まで、日替わりで低俗なことからそこそこ高尚なことまで、いろいろなことをするというような内容です。そのなかのひとつ、水曜日では、三宅裕司と舛添要一が司会をしていたのですが、よくアダルトビデオの紹介(いまなら考えられませんね)をしていたわけです。世の夜更かし青少年はそういうとき、ときめきながら目を皿のようにして見ているわけですが、ここぞという場面で三宅裕司のアップに切り替わるといういやがらせのようなことがなされていました。この作品のツボの外し方はなんとなくそれを髣髴とさせます。
<ストーリー>
ほんのちょっとした気まぐれから、せっかく願いをかなえてやった人間・小川の魂を受けとらなかった悪魔・カレラ。しかし、それは悪魔社会の秩序を乱す犯罪行為でした。裁判の結果、カレラは五日のあいだ独房に拘束されたうえでの禁固刑に処されてしまいます。
ラティを嬲ることもできず、退屈きわまりない禁固生活。しかし、その最終日に、なぜか友人の悪魔メルセデスが現れました。悪魔のくせにスウィートエンジェルでも目指しているのではと思いたくなるような癒し系萌えドジっ娘メイドなメルセデスでしたが、今日はどこか攻撃的な眼差しをカレラに向けています。
どうしたのだろう。不審に思ったカレラでしたが、メルセデスはあざけるようないやらしい笑みを浮かべつつカレラの片手に余る乳房をこねまわしはじめ…(ゼロアニメーションより)
<感想>
VIPERシリーズの二作目になります。ギャグとエロが渾然一体となっていた前作
VIPER -GTS- 悪魔召姦篇と比べ、今回はエロ度が大爆発しています。
拘束されて動けないカレラに対するメルセデスの陵辱、そしてラティとカレラの絡みのほか、人間の小川くんが再登場し、なかなか強烈なセックスシーンを披露してくれます。どれもエロシーンとしては申し分ないできなのですが、とくに小川くんがらみのシーンは素晴らしい!
つい最近まで童貞だったはずの小川くんがセックスの怪物として覚醒し、本物の悪魔をその巨根で虜にしてしまいます。しかもさえない風貌なのに的確な言葉責めをやってのけ、本当に、どっちが悪魔なんだかわからないというような状態です。
絵に関しては、ちょっとバランス的に目が大きすぎるような気がしますが、概ね美しく、
エロ度を損ねていません。前回はここぞという場面でギャグに流れていたのですが、今回はきっちり抜きどころを用意してくれているので、実用性も抜群!エロさだけでも超オススメです。
そしてお話のほうも、なかなか緊迫感のある展開をみせています。先が気になり、楽しみになりました。
<ストーリー>
美しい女性の姿をした武装天使たちに拉致されたカレラを救うため、魔術書を片手に魔法陣を起動した小川くん。召喚に応じ現れたのは、カレラをお姉さまと慕うラティでした。
ロリっ娘可愛らしいラティの様子に一瞬心を奪われかけた小川くんでしたが、すぐに気を取り直し、カレラの窮状を説明します。しかし、予想外の事態に衝撃を受けて取り乱したラティは、満足に話も聞かず、すぐさま天上界に向け飛び出してしまいます。
当然、ひとりだけ力でどうなるというものでもありません。たちまちラティはとっつかまり、全裸で拘束された挙句、天使たちの一方的な裁判にかけられてしまいました。
天使たちの裁判。それは『悪魔』という穢れた存在の罪を天使たちの『聖水』が浄化するというもの。天使たちは身動きの取れないラティを取り囲むと、その股間の蜜壷から熱く猛々しいものを引っ張り出し…(ゼロアニメーションより)
<感想>
VIPERシリーズの最終回になります。
今回は天使たちという新キャラクターが多数登場していますが、それを上手に処理しています。天使といっても、その姿は劣情を催さざるをえない美しくも豊満な女性の形をしており、なおかつおまんこの穴からちんぽが生えてくるといういわゆるふたなり。さらに天使による浄化が『聖水』をかけるなどといえば聞こえがいいですが、要するに乱交で犯しまくって精液をぶっかけ、快楽の虜にした挙句に神の愛を受け入れることを誓わせるというもので、どこの淫魔かという感じです。
とまあそんな内容ですので、今回は完全なエロ仕様になります。カレラやラティのみならず、シリーズの最初から渋い感じで登場していた男性の悪魔・アルビナ(ペニスが二本生えている!)のセックスシーンも描かれており、エロ度・実用性はシリーズ屈指!全てのエロアニメの中でも間違いなく上位に来るだろうエロさがあります。
とくにラティがらみのシーンは素晴らしい!そもそも、なぜかラティの絵がものすごく気合が入っています。ロリっぽい容姿で、ひとりだけ顔付きの方向性が違い、好みはあるでしょうがわたしはほかのキャラより1.5倍ぐらい可愛いと思いました。
また、天使たちのふたなりちんぽの表現が素晴らしい!作中、手コキのシーンがあるのですが、亀頭を覆う包皮の動きがなめらかに描かれています!普段おまんこに収納されているちんぽに皮が必要かという疑問はありますが、非常にリアルな表現。また、無修正であるため、ちんぽのほかにクリトリスが生えているのも確認できます。
さて、エロ関係にばかり重点をおいて感想を書きましたが、実は今回ストーリーも熱い!ほんの短いアクションシーンにも迫力があるだけでなく、お話に関しても感動的で見応えがあります。
最終回にして、素晴らしい傑作です!超オススメですので、シリーズ通してぜひ見てみてください!
<ストーリー>
バーチャコールと呼ばれる機械を利用した擬似出会い系が流行している世界。主人公の大学生・長谷川邦彦は自分をお兄ちゃんと呼んで慕う少女・長内エミリと、それなりに楽しく学生生活を楽しんでいます。
そんなある日、邦彦は、自分が密かに愛する女性のことをエミリに知られてしまいます。その女性とは、天王寺鈴音。薙刀部に所属する見るからに完璧な女性でした。
鈴音をまえにすると満足に口も聞けないという邦彦を女性に慣らすため、エミリは友人の瀬能小夜子とのバーチャコールを持ちかけます。
しかし驚いたことに、邦彦と小夜子は出会って5分以内にセックスまで終わらせてしまい…(ゼロアニメーションより)
<感想>
かなり残念な作品です。
絵は極めて美しく、男性の逞しい肉体と女性のしなやかな肉体の対比も見事。また、セックスシーンの描写も十分にエロく、本来なら実用性も高いはずの作品だと思います。
また、お話に関しても、筋はしっかりしていて、シリアスさのなかにギャグもあり、ちゃんと作れば面白くなるはずです。
しかし、困ったことに、面白さもエロさもかなり貧弱な仕上がりとなってしまいました。
理由は単純で、内容を詰めこみすぎ、というより端折りすぎなのです。この内容なら最低でも二話分、50分以上は欲しいのに、25分しかありません。ダイジェストというほどひどくはありませんが、内容は話の筋を追いかけているだけ。これではダメです。
また、エロシーンについても、ひとつのシーンあたり3分が二回。時間はともかく、端折りすぎなので、見ているこちらの気分が盛り上がるまえに終わってしまいます。これではダメです。
はっきりいって、中途半端にクォリティが高いぶんネタにすらなりません。あまり見る価値があるとはいえないでしょう。
<ストーリー>
憧れの天王寺鈴音と、晴れて恋人同士になることができた主人公・長谷川邦彦。しかし、デートを重ねるごとに不思議な違和感を覚えてしまいます。また、それは鈴音にとっても同様だったようで、ふたりの関係はいつしか噛み合わないものに変わっていました。
違和感の正体が、邦彦のよき隣人で妹のように接している長内エミリであることは明白です。しかし、邦彦は自分の気持ちが信じられず、あえてそこから目をそむけていたのでした。
そんなある日、またしてもデートがうまく行かなかった邦彦は、やけになり、鈴音と付き合うようになって以来、封印していたバーチャコールに手を出します。
出会ったのは、神楽坂ちさとという背の高い女性。ちょっと堅いしゃべり方に戸惑った邦彦でしたが、ともかく会って話をすることに…(ゼロアニメーションより)
<感想>
絵などは素晴らしいのに、実に残念な作品です。
いちおう、主人公が、ずっと憧れていた女性と身近な女性とのあいだで揺れ動き、どちらかを選ぼうかというお話なのですが、どうもおかしなことになります。なんと、あろうことか主人公は途中で全然関係ないひと(スチュワーデス)と浮気をしてしまうのです。
これは超展開といえばそうなのですが、はっきりいって笑えるものでもなく、単純に主人公の不実さに嫌な感じがして、わたしは楽しめませんでした。
とくに、絵が美しいのが悪いほうに作用しています。これでへっぽこな絵だったら、やれやれと苦笑ぐらいはできたのに、妙にシリアスな感じがするからです。
どうも、エピソードの取捨選択に難があるのではないでしょうか。ギャグにもキレがなく、ちょっとしたびっくりエピソードにも違和感だけが募ります。
正直なところ、楽しむために見る価値はないでしょう。創作を趣味とする方が、よくない創作の例として、反面教師として見るぶんには、あるいは役に立つかもしれません。
それにしても、きちんと丁寧に作ってあるのに、こんなにつまらなくなることがあろうとは。物語を作るのは大変なのですね。
なお、エロ度に関しては、絵が美しいので目の保養にはなります。しかし、修正済みの描写であり、さらに時間も短く、また声優さんの演技もそんなによくはないので、実用性はあまりありません。
※長内エミリ…エミリ・ホルベイン・オブ・ウェルペンランド・長内4世。作中のかなり初期にあっさりネタバレされているので、いちおうフルネームを載せておきます。
※マチャハーナ・プリー…エミリを迎えに来たインド系っぽいひと。作中で一番かわいいのにエロシーンがありません。名前でぐぐったら、なにやら子沢山という単語がヒットしました。原作のエロゲーでそんな設定があるのでしょうか。